(CNN) 国際オリンピック委員会(IOC)の古参委員ディック・パウンド氏は26日までに、CNNのインタビューに応じ、中国テニス選手の彭帥(ポンショワイ)さんとバッハIOC会長のビデオ通話への反応に「困惑」していると述べた。 IOCとのビデオ通話に先立ち、彭さんは2日付のSNSへの投稿で、張高麗(チャンカオリー)前副首相から同氏宅で性的関係を強要されたと告発。その後、公の場から一時姿を消し、複数のテニス選手がSNS上で「#彭帥はどこ」のハッシュタグを使って心配の声を上げていた。 IOCは通話の動画を一般入手できるようにはしておらず、通話が行われた経緯も説明していない。代わりにこの時の画像を公開し、彭さんは「北京の自宅で安全かつ元気に暮らしているが、今はプライバシーを尊重してほしいと希望している」との声明を発表した。 これについて国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)のソフィー・