1月8日、ウクライナのRudnya-Knochynskaという村から、母親が入院しているウクライナ北部ジトームィル州オルヴスク(Olevsk)の病院まで行こうとした女子学生に悲劇が襲った。 ノヴォフラード・ヴォルィーンシクィイにあるメディカルカレッジ(Novohrad-Volyns’kyi Medical School)で医療を学んでいた4年生のイリーナ・ドヴォレツカさん(Iryna Dvoretska、21歳)は、クリスマス休暇ということでちょうどRudnya-Knochynskaにある実家に戻っており、母に会いに行くため早朝のバスに乗り込んだ。 しかし、イリーナさんがバスの運賃25フリヴニャ(約99円)を払えないことを知ったバスの運転手オレグ・ゼリンスキー(Oleg Zhelinskiy)は、途中で降りるように命じた。朝4時頃、周りに住居もないマイナス20度の地に降ろされたイリーナさん