自民党総裁選(26日投開票)に立候補している町村信孝元官房長官(67)は18日夜、急病のため都内の病院に検査入院した。町村陣営幹部の細田博之元幹事長が19日午前、党本部で記者会見し明らかにした。 町村氏は19日の総裁選関連の日程をすべてとりやめた。総裁選の撤退を含む今後の対応については、検査結果を踏まえて同日中に判断する。細田氏は記者会見で、撤退するかどうかは現時点で判断を下していないことを強調した。 細田氏は「町村氏は元気だ。総裁選を続ける意欲はあると思う」と述べ、町村氏は「今日の予定がキャンセルになり、申し訳ない」と話しているという。 町村氏は18日の神戸市での地方遊説後、胸の痛みを訴えていた。 総裁選には町村氏のほか、安倍晋三元首相(57)と石破茂前政調会長(55)、石原伸晃幹事長(55)、林芳正政調会長代理(51)が立候補している。 総裁選の議員票の情勢は、安倍氏が50人