対潜水艦戦の訓練でヘリコプターが使われていたのは、潜水艦の探知は微弱なスクリュー音を探る以外に方法がないからだ。海中は電波が伝わりにくく、航空機を探知するようなレーダーは使えない。ヘリからつり下げたソナー(音波探知機)でスクリュー音を探り、潜水艦の位置を特定するには三角測量の技法が使われる。 今回の事故では、3機のSH60K哨戒ヘリがそれぞれのソナーで海中を探り、3機でつくった三角形の中に潜水艦を追い込んで位置をピンポイントで特定するための訓練だった。このうちの2機が空中で衝突した。 事故が起きた伊豆諸島の鳥島東方海域の天候は晴れ、満月の2日前に当たり、月明かりもあった。他機の接近を知らせる計器に加え、衝突防止灯もあるので目視でも互いの位置は確認できたはずだ。 しかし、夜間の事故は過去にも起きている。2021年7月、鹿児島県の奄美大島沖で夜間飛行中の哨戒ヘリ2機が接触した。うち1機は全地球
在沖米海兵隊は26日、米軍普天間飛行場(沖縄県)で保管していた有機フッ素化合物PFOS(ピーホス)やPFOA(ピーホア)を含む汚水を浄化した上で、下水道へ排水したと発表した。日米両政府で処理方法について協議を継続中で、結論は出ていなかった。日本側への連絡は排水の30分前だった。
志村けんさん=2006年、群馬県 「このおじさん、変なんです」「そうです、私が変なおじさんです」―。新型コロナウイルス感染による肺炎で死去した志村けんさんが生み出したキャラの一つ、「変なおじさん」。有名なこのコントのオチで使われていた歌「変なおじさん、だから変なおじさん♪」は沖縄のミュージシャン・喜納昌吉さんの代表曲「ハイサイおじさん」が原曲だ。明るく踊り出したくなるようなメロディーで高校野球では沖縄代表の応援歌としてアルプススタンドでも響くこの歌を掘り下げると、過酷な沖縄戦、戦後を生き抜いた沖縄の悲しさ、強さが刻まれていた。 「ハイサイおじさん」は喜納さんが中学生の時に作り、1969年、21歳の時に、沖縄民謡の大家だった父親、喜納昌永さんのレコードに収録したもの。「ハイサイ」とは沖縄の言葉で「こんにちは」。歌詞の内容は、酔っ払いのおじさんと少年の会話で、「おじさんのはげは大きいね」「おじ
牧草地に不時着し、炎上する米軍のCH53ヘリ=10月11日午後(西銘晃さん提供) 【東】沖縄県東村高江の米軍ヘリ不時着・炎上事故で、在沖米軍は15日、事故現場となった牧草地地主の西銘晃さん(64)に感謝状を贈った。米軍から事前の説明はなく、突然の感謝状に西銘さんは「あきれて物が言えない。我慢してくれたから感謝状なのか。何か自分から協力したわけでない。何に対する感謝状なのか」と話し、困惑している。 西銘さんによると、村長、区長と一緒に北中城村の米軍キャンプ瑞慶覧に同日来てほしいと、村役場を通じ招かれていたが、西銘さんは多忙を理由に断っていた。この時は「食事会」との説明だったという。 米軍側から15日午前9時ごろ「北部訓練場への通りすがりに寄りたい」と電話があった。その際は理由を言っていなかった。約30分後に米海兵隊政務外交部長のダリン・クラーク大佐が西銘さん宅を訪れ、ニコルソン在沖四軍調整官
【読谷】沖縄戦で住民が「集団自決」(強制集団死)に追い込まれた読谷村波平のチビチリガマが、12日午前までに荒らされていたことが分かった。知花昌一さんが同日午前11時ごろに知人のジャーナリストを案内した時に発見した。 ガマ内部の遺骨が集められている部分も荒らされていた。ガマに残されていた遺物のビンやつぼ、急須などの遺物も割られていた。折り鶴が引きちぎられ、ガマの入り口にある「世代を結ぶ平和の像」の石垣が破壊されていた。立ち入り禁止の看板も倒されていた。 遺族会の与那覇徳雄会長は「何のために。動機が分からない」と唇を震わせた。「今回は骨にも手を掛けられている。以前にもあったが今回はひどすぎる」と憤った。 現在、警察が規制し、調査をしている。【琉球新報電子版】
未登録の場合は「登録」ボタンをクリックします。 登録したい都道府県を地図から選択します。 確認ボタンをクリックすると登録が完了します。 ※登録した都道府県を変更するには「変更」ボタンをクリックします。 海兵隊員が酒気帯び運転の疑い 17日早朝、那覇市の市道でアメリカ海兵隊の26歳の2等軍曹が酒を飲んで乗用車を運転したとして、酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのはアメリカ海兵隊の牧港補給地区に所属する2等軍曹、ミッチェル・バーシェット容疑者(26)です。 警察によりますと、2等軍曹は、17日午前5時半すぎ、那覇市牧志の市道で酒を飲んで乗用車を運転したとして酒気帯び運転の疑いが持たれています。 巡回中の警察官がYナンバーの乗用車を見つけ、運転していたバーシェット2等軍曹から酒のにおいがしたため、調べたところ、息から基準を超えるアルコールが検出されたということです。 警察の
モービル天ぷら(モービルてんぷら)は、第二次世界大戦(太平洋戦争)終戦後の沖縄県で食べられた、エンジンオイル(モービル油、モビール油)で揚げた天ぷらのこと。モビール天ぷらともいう[1]。 概要[編集] 第二次世界大戦後の沖縄では、天ぷらを揚げる際に食用油の代用として機械用減摩油が用いられた[1][2][3]。火にかけた油は強烈な臭いを放ち黒煙を上げたというが[4]、最高のご馳走であったとされ[1]、人気があった[2]。盆・正月、結婚式などでも食されたという[5]。 この天ぷらを食べた後は、吐き気、腹痛、下痢などの症状が出た[2][6]。尻からぬるぬると未消化の油が流れ出て服の外にまで浸透したとの複数の証言があり[7][8]、沖縄の一定の年齢以上の人間であれば、ほとんどが経験したといわれることがある[8]。死者も出ており[2][9]、極めて危険な食行為である。 石油由来の鉱物油の場合、消化以
【平安名純代・米国特約記者】米元副大統領で、クリントン政権下で駐日米大使を務めたウォルター・モンデール氏が1995年当時、米軍普天間飛行場の返還交渉で、日本側が在沖縄米海兵隊の駐留継続を望んでいたと述べていたことが12日までに分かった。
辺野古の工事で、山型鋼を溶接して作った妨害物を門前においたという話だが。抗議よけなのは明らかなのに、ロードシェイカーだと擁護するのはなんだろうね。 もちろん、そういった機材はある。飛行場地区に入るときに振動させて、落とすものを落としてから進入させるロードシェイカーというものだ。海自だと管制隊の脇においてあって、管制班とか地上救難はまじめに使っていた。それ以外はメンドイから、飛行場に入るときも避けて通るのだけどね。 しかし、それを門前に置くのはおかしい。交通を妨害する要素であるし、それで怪我をする可能性は十分にあるためだ。置きたいなら内側に置くものである。 そもそも、未舗装道路の類を走らない限りは、ロードシェイカーは要らない。当節、まともな道は全部舗装されている。そこで走っていて泥濘の類は着かないし、陸上部隊の基地では、それが持ち込まれてもたいした問題はない。 障害物以外の何物でもないわけだ
日本政府が戦争をできる国、海外で戦闘を行う国に変貌していくなかで、米日両軍にとって沖縄の重要性は今まで以上に高まっていく。安倍首相がもっとも脅威を感じているのは、東アジアにおける中国の軍事的台頭であり、海軍力・空軍力の強化による領土・領海拡大の動きである。そのような中国の動きに対抗するため、先島への自衛隊配備や辺野古新基地建設など、沖縄を米日両軍の前線拠点として強化していく策動が進められている。 同時に、沖縄の軍事要塞化を下支えするものとして、沖縄県民の意識改革も策されている。沖縄戦の体験に根ざした、軍隊は住民を守らない、という認識を払拭し、米日両軍に積極的に協力していく民間体制を作り上げていくこと。それが日本政府の至上命題となっている。現代戦は総力戦であり、「南の防人」として南西領土防衛をになうものへと沖縄県民を変えていくために、沖縄戦の歴史認識や米軍・自衛隊への認識をめぐる問題が、さら
米軍が通常とは違う何らかの訓練をしたんじゃないかなーというのが、現時点での想定だと思うけど、Twitterみてると例によってトンデモブログ発の情報が行き交ってる。 混乱した情報が広がるのは好ましくないので、現時点での情報をここにメモしておく。 第一報 琉球放送(2014/05/21)この時点で該当の方向には米軍の訓練場があり、「特別な訓練をやっているとの情報提供は受けておらず」、つまり普通の訓練は行っていると読み取れます。 こういうときの米軍は訓練の詳細については言わないものだし、防衛施設局も突っ込んで聞き出したりはしない、ということは よくある話。 米軍回答の通り通常の訓練であるなら「どうして今回だけこのような噴煙や振動があったのか?」ということが疑問点です。 (追記:後述のように轟音や振動は普段からあるようです。訂正いたします) 「ドン」という大きな音がして地面が揺れたあと、島から北の
沖縄知事選に、沖縄独立を主張する方が立候補するらしい。「沖縄独立掲げ出馬表明=知事選に会社代表」では、11月の知事選に出馬するとのこと。 この方が当選するとは思えないが、琉球独立の動きとしては注目すべきではないのか。 沖縄独立の動きを座視することは危険である。沖縄独立論や、そこに参加する人々がが危険というわけではない。それを「どうせ独立できるわけはない」というように、軽く見ることが危険である。甘く考えた結果、その意向を無視し、県民感情を無視したり、いたずらに強硬策をとるからである。 実際に、独立運動が強まる予兆はある。 例えば、沖縄の独自文化を強調する風潮も最近は強い。自分たちの言葉は、内地の言葉とは違う。自分たちの風習は、内地の風習とは違う。自分たちの音楽は内地とは違う。そして、それがそ表に出されるようになっている。 これは、琉球民族意識の萌芽である。民族運動の最初期は、民族語としての確
日本最西端の沖縄の離島、与那国島の名産品のひとつであるクバの葉で巻かれた泡盛ボトル。見た目がとても可愛いこのボトルはどのように作られているのでしょうか?今回は『国境の酒どなん』という泡盛で知られている国泉泡盛合名会社さんにお願いしてその様子を見学させてもらうことができました。
沖縄県警沖縄署は2日、米空軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)所属の2等軍曹カールトン・ウォンブル容疑者(27)を住居侵入容疑で現行犯逮捕した。 発表によると、同容疑者は同日午前4時45分頃、同県北谷(ちゃたん)町の会社員男性(52)宅の敷地内に侵入した疑い。玄関脇の窓をたたく音に気づいた男性の妻が、全裸で庭に立っている同容疑者を見つけ、110番した。「道を尋ねようとしただけ」などと容疑を否認している。同容疑者からは酒の臭いがしたが、飲酒検知は拒否しているという。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く