ライオンのつがい(2002年12月12日撮影、本文とは関係ありません)。(c)GREG WOOD / AFP 【2月24日 AFP】インドの裁判所は22日、ヒンズー教の女神とイスラム教の皇帝にちなんで名付けられたライオンのつがいについて、別の名前に改めるよう当局に要請した。ヒンズー教の右派過激派団体が、「冒涜(ぼうとく)」行為だとして改名を求めて裁判を起こしていた。 雌ライオンの「シータ(Sita)」と雄ライオンの「アクバル(Akbar)」は今月、動物交換プログラムの一環として隣の州から西ベンガル(West Bengal)州のシリグリ動物園(Siliguri Zoo)に移送された。 シータは、古代インドの叙事詩「ラーマーヤナ(Ramayana)」の主要登場人物の一人で、ヒンズー教で崇拝対象となっているラーマ(Ram)神の妻の名前。 一方のアクバルはムガール(Mughal)帝国の皇帝で、16