深爪 @fukazume_taro 「小説は全く読まない」と仰る人に出会ったので、理由を聞くと「他人が考えた作り話にわざわざ金を払う意味がわからない」という異次元の回答を食らったことがある。 2023-12-11 20:00:18
急成長を遂げた周辺国からの侵略恐怖、増加する貧窮移民の不安、友好国へのぬぐいがたい不信、新たな感染症の脅威……「ドラキュラ」の恐怖と魅力の源泉には、黄昏を迎えた大英帝国の外国恐怖症があった。ゴシック・ホラーの金字塔に織り込まれた、ヴィクトリア朝イギリス社会の闇を描き出す! 世界でもっとも有名な吸血鬼「ドラキュラ」。 数ある吸血鬼作品のなかでも特権的な地位を得て、現代に至るまで映像化が繰り返され、日本では吸血鬼の代名詞にもなっています。 そのドラキュラの恐怖と魅力の源泉には、19世紀末イギリス社会に蔓延する深刻な外国恐怖症がありました。 「太陽の沈まぬ帝国」、「世界の工場」と謳われた栄光は過ぎ去り、軍事・経済ともに急成長を遂げつつある周辺国からの侵略恐怖、増え続けるユダヤ人など貧窮移民への不安、搾取してきたアジアの植民地から入ってくる新たな感染症の脅威……。 落日の大英帝国に生きる人々は心の
クラス転移で異世界に飛ばされた遠市厘(といち りん)が入手したスキルは【複利(日利1%)】だった。 中世レベルの文明度しかない異世界ナーロッパ人からはこのスキルの価値が理解されず、また県内屈指の低偏差値校からの転移であることも幸いして級友にもスキルの正体がバレずに済んでしまう。 役立たずとして追放された厘は、この最強スキルを駆使して異世界無双を開始する。 【転移1日目】 所持金11万1100ウェン 「勝ったなガハハ!」 2023/06/30 15:56(改) 【転移2日目】 所持金42万6240ウェン 「僕の事は息子と思って下さいよ。」 2023/07/02 13:46(改) 【転移3日目】 所持金43万8000ウェン 「早朝11時起床!」 2023/07/03 02:57(改) 【転移4日目】 所持金44万6760ウェン 「こんなんチートやん…。」 2023/07/04 02:12(改)
自分ニワカなんだけど、SF小説を最近読み始めた。と言っても遅読+ニワカなのであんまり量は読んでない。好きだったのは「三体」シリーズ、「プロジェクトヘイルメアリー」「星を継ぐもの」「夏への扉」とか(☓☓はSFじゃないだろって批判は受け付ける)。あとは昔から星新一が好きだったから短編集はだいたい読んでる。最近のやつだと柞刈湯葉もすごい好き。出版してるやつはだいたい読んでる。 なんとなくここまで色々読んでみて、SF小説の展開ってだいたい↓みたいな感じだなぁって勝手に思ってる。 ①未知との遭遇と解析・解明。現実と地続きの理論。世界観の説明。 ②①で説明した世界での冒険。フィクション味が強くなるけど「そういうもの」として理解はできる。 ③②を通して世界の真理的なものにたどり着く。ナントカ粒子とかナントカ次元とか出てくる。 自分が好きなのは主に①②の部分で、③が出てくるとちょっと萎える。俺様理論じゃん
Af @Sz73B 今年、川端康成の著作権保護期間が切れたってんで、中国で空前の川端康成ブームが始まってて、大量の小説の翻訳が中国に出回ってるようだが、言論統制が厳しさを増して息苦しくなってる中国社会で、完全に異界としての日本を描いた川端の作品に逃げ場を見出してるのではと評されてて、大変やなと。 2023-09-14 14:20:30 Af @Sz73B 表現規制も厳しくなってるので小説のような創作すら安全ではなくて、危険を犯したくない学生は文学を志しても翻訳の方向に向かう者も少なくないとのことで、というわけで優れた翻訳者が中国に大量に生まれてる面もあるとか。同じ理由で理系を目指す学生が多いとも前に聞いたが、そっちもあるのか。 2023-09-14 14:23:18
この作品を一言で言うと、「独特の語り口で繰り広げられるオカルト作品」。近畿地方のある場所に関するオカルト話が、ある時は雑誌の記事の形で、ある時はネットの掲示板の形で、ある時は取材の形で、手を替え品を替え、次々に語られていく。結局、近畿地方のある場所がどこなのかは分からないし。何者が、不可思議な出来事を起こしていたのかも語られることはない。しかし、独特の語り口で語られたオカルト話を読んだ後には、異様な独特のストーリーの作品を読んでしまったという奇妙な充足感が生まれる。こういう作品も掲載されるなんて、カクヨムの作品の幅は広いな。
https://anond.hatelabo.jp/20230725215629 これ書いてる増田はミステリ全然読まないのね。で、知人から「まずは『十角館の殺人』とか『殺戮に至る病』読め」って言われて読んだのよ。 正直言うがこの2つ面白いか? キャラクター観が激古くて読むに堪えないって感想がかなりでかい。 もちろん、大ネタのトリックはそこそこ驚いたので悪くはなかった。でもそれにしたって描写がかなり厳しいと思っちゃったんだよ。 まあ本音を言えばタイトルはアオリよ。自分がどうやら小説を読むときにキャラクター描写やストーリーを偏重しすぎるきらいがあるので、例にあげた2つのおもしろさがわからないのは当たり前というか、どちらもそういうのを狙ってる作品じゃないよね。だからおもしろく思えないのは単にnot for meってのはわかる。 でもなお思っちゃうのはさ、世間的になんであんなにこの2作品が褒められ
せんまーい空間の中で時刻表トリックレベルのうっすい論理パズルをせこせこやるとか、子供部屋が世界の全てだと思ってそうな引きこもりが如何にも好きそうだよな。 でもさ、世界の広さを知るとしょーもなすぎるんだわ。 つうかかんたんな証拠集めとアリバイトリックのかんたんな積み重ねで犯人が絞れるっていう公平世界願望みたいのがチャチいよね。 そのくせ登場人物の大部分が都合のいい人殺しと都合のいい死人でしょ。 狭い人間関係がキレイにパズルのピースとしてハマることが全ての、本当の人間関係の複雑さに耐えられんコミュ障共に都合のいい世界を望みすぎだろ
数日前からツイッターで「クロキケンジ」という人が、私の『名前とは何か…』に、毛沢東は「マオツェドン」とあるのは間違いだと言い出した。では何なのかと訊くと、アとウとオの真ん中あたりと言い、ウィキペディアにリンクしてある発声装置を示したから、表記が間違いだと言うなら自分の案を出さないのは卑怯だろうと言った。またピンインではzeなので、多くの人が「マオツェドン」としている。なぜわざわざ誤解されるような e表記をするのか訊いたら、それは中国語音韻学によると言う。私が「北京普通話では」と書いたのも問題らしいが、「広東語では違うのか」と訊いたらこれは回答なし。 私は、間違いを指摘されたら基本的には訂正する。ただしこの本の場合、売れていないから増刷しないのでそちらは直せないから、ウェブサイトに載せる。だが、それは自分で「あ、そうだな」と思ったか、すぐ確認できた時のことで、依然として「中国語音韻学」の謎が
佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリの星』、12/28発売 @Kyouseki_Sasaki 「最近のラノベがポルノ、エロ小説と化してる」という話が回ってきた。 結論から言います。 ない。 それはない。 もっと言えば、12、3年ぐらい前のラノベと比べれば、今のラノベはKENZENそのものですよ! 12、3年ぐらい前のラノベなんかパンツ、ロリ、ラッキースケベの全盛期でしたもの。 2023-04-03 10:39:54 佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリの星』、12/28発売 @Kyouseki_Sasaki あの当時のラブコメなんか恋愛的な心の動きを描いてる暇なんかなくて、とにかくパンツとロリ書いてました。表紙からしてとても人前で読めたもんじゃなかった。テレビではパンツが空飛んでましたからね。マジで。 それでラブコメが停滞して、なろう系に一気に人が流れたのが現在だと思います。 2023-04-03
白蔵 盈太/Nirone @「実は、拙者は。」5月双葉文庫で発売予定 @Via_Nirone7 小説の文章力っていうと、「素敵な比喩」「独自性のある文体」みたいなのをつい想像しがちなのだが、推敲の時に私が編集さんから受ける指摘なんて十中八九こんな感じで、実はそんなのは不要で「起こっていることを正確に全部言葉で書き表す」というのが一番の文章力なんじゃないかと最近は思っている。 pic.twitter.com/9YI6MEK0XK 2021-12-03 21:47:14 白蔵 盈太/Nirone @「実は、拙者は。」5/16双葉文庫で発売予定 @Via_Nirone7 しろくら えいたと読みます。 12歳息子と9歳娘に翻弄されつつ小説を書く46歳。既刊作:「わたしのイクメンブログ」(Nirone名義・漫画化)「あの日、松の廊下で」「義経じゃないほうの源平合戦」「桶狭間で死ぬ義元」「関ヶ原より熱
俺のぼっち歴は相当なもので、プライベートで遊ぶ関係を友達と勘定するならばたぶん中学一年生ぐらいの頃に映画を見に行ったのが最後だ。(クラスで映画を観に行く話をしてるところに俺が空気を読まずに“自分も行っていいか”と訊ねたことでついていく運びになった。今にして思えば、彼らにとっていい迷惑だった) 大学生の頃同じゼミのやつからマクドナルドに呼び出されたことはあるが、どうだろう……友達だろうか…友達ではないな。 なんなら映画を観に行ったときも、俺は観てすぐ帰ったので(楽しくなかったのではなく、普通に映画を観て満足したらすぐ帰りたくなった)そのあとなんやかんやでそのことを突っつかれ、俺はやるせない気持ちになった。「帰るわ!」と言って、特に引き止められずに「ああそう?じゃあまた」と言われたのだからそりゃ帰るよ。 俺は高校も大学も友達と呼べる人間が一人も出来ないまま過ごし、わけのわからぬまま人生の一番自
鈴木輝一郎@『何がなんでも長編小説が書きたい!』(河出書房新社)発売中! @kiichiros 小説家業界で生き残るのに禁句が2つある。「売れない」と自分でいう人は消える。「仕事ください」と言う人は消える。 請負仕事なんで、「売れない」って言う人に注文する出版社はいない。仕事はもらうもんじゃなくて作るもんだ。(鈴木輝一郎小説講座) 2020-09-13 02:03:27 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る24(2023年2月17日発売) @AsaiLabot2 これは本当にそう思う。「売れない」と言う人に依頼しない。「仕事ください」と言うと足下を見られる。 だからいつも調子の良いふりをして、向こうから「やりませんか?」とならないと死ぬ。それが娯楽業の鉄則で、かつ苦しいところ。 2020-09-13 02:38:55 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る24(2023年2月17日発売) @AsaiLa
本日8/2(金)より公開となった映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」。 その「映画ドラクエ」を相手方として、「小説ドラゴンクエストⅤ」の著者である久美沙織さんが裁判所に訴状を提出したそうです。 久美さんご本人に許可をいただき、DQフリでもその声明全文を公開いたします。 www.dq-free.com 久美さんの声明は以下の通りです。 ※映画ドラクエのネタバレを一部含みますので、ご注意ください。 ーーー 「小説ドラゴンクエストⅤ」の著者であるところの私こと久美沙織は、悲しいことながら、本日、長野地方裁判所佐久支部に対し、2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会さまを相手方とする訴状を提出したことをお知らせします。本人訴訟です。 問題の焦点は、映画「DRAGON QUEST YOUR STORY」で、「小説ドラゴンクエストⅤ」で私が創作した主人公の名前「リュカ
日本の四季、京都の四季、輝く季節 今年、49歳になるおっさんのブログ。季節の花や紅葉なんかの写真を撮るのが趣味。映画鑑賞やテレビ番組の感想なんかも書いていきます。 週刊文春に林真理子さんが「夜ふけのなわとび」というエッセイを連載されてます。その1579回目のタイトルは「匿名ということ」ネットのことかなぁと思ったら、ネットのこともあるけど、それだけじゃなかった。 林さんがある文学賞の選考会の時に一冊の本を推したそうです。その本の作者である女性は独特の感性があったそうです。 とても感じがいい女性だったそうですが、授賞式が始まる時にその女性は突然仮面をかぶったそうです。 絶対に住んでいるところも本名も知られたくないから。夫に内緒で小説を書いていたそうです。 ああ、そうなんだとその時は林さん思ったそうですが、その話をある地方書店の社長にしたらかなり嫌な顔をされたそうです。 その女性のデビュー作のタ
昔のラノベを語るにしろ今のラノベを語るにしろ、2、3作品ほど挙げるだけで「ラノベの大半を例示し終えました」という感じを出す人、新刊が月に数冊しか出ないジャンル小説みたいなイメージでラノベを認識しているのではないかという懸念がある。— mizunotori (@mizunotori) 2018年9月16日 ということでアンケートを取りました。 ラノベが毎月何冊発売されているか知らない人向けのアンケートです。 ラノベは毎月何冊発売されていると思いますか? 実際の数はリプライにぶら下げておくので回答してから見てください。— mizunotori (@mizunotori) 2018年9月16日 所詮はTwitterアンケートなのですが、やはりライトノベルの規模を小さく見積もっている人はそこそこいるのでは?と思ったので、そのあたりについての解説をさせていただきます。 まず最初に断っておきますが、こ
れーじ @le_ji 何か最近のネット小説界隈だと『情景描写とか感情描写書きすぎるとウザい。「俺は深く悲しんだ」とかでいい』みたいなこと言うやつがいるらしくて。 絶望感と情けなさと怒りで気が狂いそう。 そんなんもう箇条書きでいいじゃんプロットでいいじゃん… 2017-12-08 12:42:40 れーじ @le_ji 小説は脚本じゃなくて小説が完成品なんだよ。 映像作品が、音楽やカメラワークやキャラの演技なんかでやってる作品世界の構築を文章ひとつで全部担ってるんだよ。 何かそういう基本の基本すら基本じゃなくなってる、しかもそれを「ウザい」ってどういうことですか。 行き着く先は闇だよ。 2017-12-08 12:46:23
少し前にインターネットを騒がせていた言葉に「キモくて金のないおっさん」というものがあります。これは社会的弱者であるが権利運動とか救済の対象として想定されていない男性を指す俗語です。 このおっさんたちはどうやら非常に社会的、経済的に苦しい状況に置かれている一方で、マイノリティとして見えづらいため女性とか少数民族、セクシュアルマイノリティ、障害者などに比べると自己主張しづらい状況に置かれているそうです。「キモくて金のないおっさん」については、こうした不可視化、つまり存在が認識されていないことが問題だと考えている人が多いようです。 しかしながら、私の見るところ、文学史上にはあまたのキモくて金のないおっさんが登場します。そこで今回は私が個人的にキモくて金のないおっさん文学の名作だと思っている、ジョン・スタインベックの『二十日鼠と人間』と、アントン・チェーホフ『ワーニャ伯父さん』をとりあげ、古典がど
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く