東京都江東区の都営住宅で、無職の大平洋一容疑者(45)が幼稚園児の長男(5)を死亡させた傷害致死事件から1週間。大平容疑者が子に向け執拗(しつよう)に続けた暴行と、一方で「子育て熱心なお父さん」という周辺の評判には落差が浮かぶ。警視庁の調べに、4人の子供を育てる父子家庭の難しさをこぼす場面もあるという。【松本惇、山崎征克、藤沢美由紀】 調べに対し、大平容疑者は当初、殴った時間について「午前9時半から30分間」と説明。しかしその後「午前10時から約3時間」と修正した。司法解剖の結果、死亡した龍桜(りゅうおう)君の体からは、脳内損傷のほか、背中から両足にかけて強い内出血が確認された。 大平容疑者は自身の通院などを理由に、今月2日から幼稚園を休ませていた。事件のあった6日は午前9時過ぎに「少し遅れる」と電話が幼稚園にあり、正午ごろに同園が電話すると「(登園するか)分からない」と返答があったと
「生活が苦しく、自分が先に死んだら孫がどうなってしまうかと…」。東京都町田市で今月14日朝、小学3年の太田優花さん(9)が首を絞められ殺害されてから28日で2週間を迎えた。警視庁町田署に殺人容疑で逮捕された祖父の嘉行容疑者(66)は殺害の動機をこう供述している。嘉行容疑者は自身や優花さんの父親である次男の借金に悩んでいたといい、孫への間違った愛情が誰も望まぬ悲劇を生んだ。(大島悠亮、中村翔樹) 首都圏を記録的な寒波が襲った14日午前7時ごろ。町田市内の自宅2階の一室で、嘉行容疑者は隣で眠る優花さんの首に布団の上から手をかけた。死因は窒息死だが、首には絞められた痕がほとんど残っていなかった。捜査関係者は「力を入れずにゆっくりと絞めたのだろう」とみる。 嘉行容疑者は同日午後4時ごろ、カミソリで手首を切るなどしたが、死にきれず、優花さんの遺体と同じ部屋で一夜を明かした。 仕事から戻った優花さんの
元夫と暮らす小学生の長男を不法に連れ去ったとして、滋賀県警捜査1課と甲賀署は5日、同県東近江市に住む派遣工員の女(40)を未成年者誘拐容疑で逮捕した。 「誕生祝いがしたくて連れ去った」と容疑を認めている。 発表によると、女は4日午後3時頃、同県湖南市の小学校で、下校のため校門から出てきた長男を車に乗せ、午後9時30分頃まで同県近江八幡市内のホテルに連れ込むなどして誘拐した疑い。女は今春に離婚し、長男の親権は元夫が持っていた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く