GDP、世界3位に転落=43年ぶり、中国に抜かれる―2010年速報値・内閣府 時事通信 2月14日(月)9時22分配信 内閣府が14日発表した2010年の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値によると、国際比較に使われる名目GDPは前年比1.8%増の479兆2231億円(約5兆4742億ドル)となった。既に発表された中国の10年名目GDPは39兆7983億元(約5兆8786億ドル)で、日本は中国に抜かれ世界2位から3位に転落した。GDP世界3位は43年ぶり。 日本のGDPは、1968年に当時の西ドイツ(現ドイツ)を抜いて米国に次ぐ世界2位に浮上。70年代の2度の石油危機などを乗り越え、2009年まで42年間にわたり世界2位の座を維持してきた。しかし、90年代初めのバブル崩壊以降、デフレ傾向が続き、少子高齢化の進展とともに成長が長期低迷している。 【関連記事】 【特集】ギリシャ債務