熊本地震を受けて米軍が18~24日に行った空輸支援活動。米軍は横田基地所属のC130輸送機と普天間飛行場所属のオスプレイ4機を使用した。陸上自衛隊が十分な輸送能力を持っているにもかかわらず、米軍がオスプレイを投入したのは安全性に対する国民の不信感を拭うイメージ戦略ではないかと指摘された。当初「日本からの要請」としていた米軍の説明も、日本側とは食い違っている。 陸上自衛隊は輸送機220機余りを保有し、うち、56機あるCH47ヘリは55人乗りで、24人乗りのオスプレイより輸送能力は高い。が、米軍は日本側の要請による出動を強調していた。 19日付の米軍サイト「dvids」は空輸支援活動は「日本政府の要請に基づき提供している」と明記している。 17日付の米軍準機関紙「星条旗」電子版も「日本政府が土曜(16日)に米国務省に支援を願い出た」とする米政府当局者の説明を掲載している。 一方、同じ17日の朝