エゼル・コック。4歳で、両親とトルコからニュージーランドに移住。テクノロジーの分野に情熱を感じ、大学に進むも6カ月で中退。オンラインの「チケット売買プラットフォーム」を立ち上げたのは18歳の時だ。そして、その後続く2回の起業も成功させ、国内外で注目を集める。 本インタビュー後、彼女にとって3つ目のビジネスである「Passphere」が、ニュージーランドの大手チケッティング会社と合併、成功裡にローンチし、グローバル展開に向けて動き出した。 この野心にあふれる24歳の連続起業家に、大学を中退して起業の世界に入った理由、インタビュー当時、2週間後に立ち上げを控えていた新ビジネス「Passphere」について聞いた。 ──今回の来日の目的はなんですか? 今回の訪日では、日本で5〜10年運営しているニュージーランドの企業数社を訪問する予定です。日本のカントリーマネジャーとして採用したい人物に会う予定