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●病気と療養の概要 ●情報•判断•処理の能力とコスト ●癌の費用と「がん保険」 ●髪の毛や酒の「真の損得勘定」 ●時間の最適化としての人生 病気と療養の概要 筆者は昨年、癌に罹った。食道癌である。本稿執筆の時点で(2023年1月下旬)、手術からの回復過程にあるが、再発防止目的の薬剤を投与するために一月に1、2度通院している。癌は全てが投資やお金と関係する訳ではないが、本人にとって不確実性下の意思決定問題である点が投資と似ている。 今回は、自分で癌に罹り、治療に臨んでみて、何を感じ且つ考えたかについて率直に書いてみよう。今後に公開する動画で、筆者の風貌が少し変わっている(数キロ痩せて、髪の毛が減っている)理由の説明にもなるだろう。 尚、投資の文章では末尾などに「投資判断はご自身で行って下さい」としばしば注記されているが、本稿の性質もそれに似ている。筆者の治療方針の選択や意思決定は一例であって
クロワッサン(8月25日号)の「貯まる家計塾」で、経済評論家の山崎元さんが「平均」に一喜一憂する愚かしさを説いている。なんの平均かといえば老後の生活資金、いわゆる「人生100年時代」のやりくり設計である。山崎さんはこう始める。 「ファイナンシャル・プランナーなどが老後のお金の問題について書いた記事を目にする機会が増えました。記事には、役に立つものも、そうでないものもありますが、役に立たない記事の判定基準を一つお教えしましょう」。読者はぐいと引き込まれよう。 「冒頭の数行を読んでみて、『ゆとりのある生活を送るのに必要な金額は月34万9000円』といった調子で、生活費の目処となる数字をいきなり具体的に挙げている記事は、経験的に言って、ほとんど役に立ちません」 言い切ることで読者をぐいぐいと先導(扇動ではない)する、指南型コラムの常道である。なんでも月34~35万円という数字は、生命保険文化セン
58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、2005年に楽天証券経済研究所客員研究員、23年3月から現職。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 「人生100年時代」に「平均の数字」は通用しない 「人生100年時代」という言葉が頻繁に流通している。特に、金融業界はこの言葉がお気に入りで、それは、「長い老後に、お金が足りなくなったら心配だ」という顧客側の不安を喚起するからだ。不安を持った客は勧誘しやすい(生命保険や健康食品の商売を想像するとご理解いただけるだろう)。 確かに「老後に必要なお金」は心配な問題だ。そして、適切な対策を立てる必要がある。 一般
2014年までの年収は300万~450万円くらい。将来のことが心配で、お金の勉強には積極的だったそう。そんな羽田さんの年収は、2015年の芥川賞受賞で約10倍に! お金に対する価値観や使い方は変わったのでしょうか。 1つの作品を書き上げて130万円 【羽田】山崎さんのご著書を初めて読んだのは3、4年前のこと。すごくシンプルな内容で(笑)。 【山崎】私は証券会社の社員でもあるので、高齢者にはこの商品、若い人にはこれ、女性には……と、タイプ別に買うべき金融商品でも紹介すべきなのかもしれません。でも、結局それらは売る側が売るためにつくった有害なフィクションにすぎない。先入観を一皮むいてシンプルに、必要な運用だけすればいいと伝えたいと常々考えています。 【羽田】どうして僕がお金の本に手を伸ばしたのかといえば、貧乏人が貧乏生活から抜け出したいから。でも結局、「100万円を年、数%で運用しても、たった
58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、2005年に楽天証券経済研究所客員研究員、23年3月から現職。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 「維新八策」に 仕込まれた武器 もともと弁舌が巧みで論争に強い橋下徹氏が、新たに強力な論争用の武器を手に入れた。それは、「ベーシックインカム」だ。 ベーシックインカムは、最低所得補償の一種で、政府が全国民に一律に一定額の現金を、無条件で配るという政策だ。単純で一見荒唐無稽に見えかねない政策なのだが、多角的な批判に耐える合理的な政策だ。筆者は、ブログや雑誌の原稿で何度かベーシックインカムを取り上げたことがある
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