カリフォルニア州の車両管理局(DMV)は12月17日、自動運転車の公道上のテストに関わる規制の緩和をアナウンスした。今回のルール変更で、州から認可を受けた場合、車体重量が約1万ポンド(約4.5トン)以下の自動運転車両を用いた、商用の貨物輸送のテストが公道上で可能になる。 これにより自動運転のデリバリー車両を用いた、生鮮食料品やピザの宅配実験が可能になる。DMVは間もなく、企業からの申請の受け付けを開始する。 従来のカリフォルニア州の規則では、自動運転の試験走行が認められるのは人を乗せる車両で、貨物を運ぶトラックなどは除外されていた。 カリフォルニア州では、2014年から自動運転車の試験走行の認可が開始され、2018年4月には、セーフティドライバーが同乗しない無人の自動運転の許可申請の受付も始まっていた。 12月5日時点で、カリフォルニア州でセーフティドライバーが同乗する自動運転車の走行許可