By Rawpixel 2019年10月13日、アメリカ・カリフォルニア州で、学校の始業時間を公立中学校は朝8時以前、公立高校は朝8時半以前に設けることを禁止する法案が可決されました。 Bill Text - SB-328 Pupil attendance: school start time. http://leginfo.legislature.ca.gov/faces/billNavClient.xhtml?bill_id=201920200SB328 California's new law bans schools from starting before 8am — Quartz https://qz.com/1727790/californias-new-law-bans-schools-from-starting-before-8am/ この法律の対象となるのは、一部地方の
(CNN) 全米で後を絶たない銃撃事件の悲惨さを訴えていた13歳の少女が、自宅で流れ弾に当たって死亡した。 死亡したのはウィスコンシン州ミルウォーキーに住むサンドラ・パークスさん。19日に自室でテレビを見ていたところ、何者かが家の外から撃った銃弾が窓を突き抜けて、パークスさんを直撃した。 パークスさんは2年前に賞を受賞したエッセーの中で、こう記していた。 「小さな子どもたちが、見境のない銃暴力の犠牲になっています」「私はただ座って、自分が毎日のように見たり聞いたりしたことから逃れなければなりません。そんな時、同じ結論にたどり着くのです。私たちは混乱状態にあると」 CNN系列局WISNによると、パークスさんは「ママ、撃たれた」と言いながら部屋に入ってきたという。 検察はこの事件に関連して21日、男2人を訴追した。このうちの1人は事件後、クローゼットの中に隠れているところを見つかった。パークス
ラップを聞けば「ギャング」がわかる シカゴで暮らす若者たちに取材をはじめた当初は、街中が恐れるギャンググループの内部に入り込み、18ヵ月間も一緒に過ごすことになるとは思っていなかった。 私は社会的弱者と、彼らを取り巻く貧困や暴力、社会的不寛容をテーマに研究を続けている。 これまでは、全米で最も犯罪発生率の高い街の1つであるロサンゼルスのスキッドロウに通い、そこに暮らすホームレスの生活や、彼らがいかに警察からの不当な暴力と戦っているのかを調査していた。 2012年、シカゴ大学での職を得たが、この街でも同じテーマで研究を続けたかった。そこでまずは、シカゴの若者たちに取材をはじめた。だが、彼らは警察やホームレスには関心がないようだった。私はすぐに、彼らが本当に話したいのは、ギャンググループのことなのだと気づいた。 シカゴの若者たちは、なぜか街のギャンググループの詳細な活動を把握していた。ある少年
米ランジェリーブランド、ヴィクトリアズ・シークレット(VS)を傘下に持つLブランズは7月12日、同月7日までの5週間の既存店売上高が前年比1%減となったことを明らかにした。 VSの主力商品のブラジャーと若い世代をターゲットとしたブランド、ピンク(Pink)の売り上げが低迷していることが、美容製品の販売が上げた利益を相殺した形となった。 VSの既存店売上高は2016年以降、ほぼ一貫して減少を続けてきた。米国とカナダで展開する約1200店舗(6月末時点)の既存店売上高は同期、6%減となっている。一方、ボディーケア製品や雑貨などを扱うバス&ボディワークス(Bath&Body Works)はVSより小規模ながら、同期の既存店売上高で前年比10%増を記録した。 VSは6月、「客足が減っており、低調なスタートになった」として、半期に一度行うセールの期間を2週間延長していた。これについてLブランズは、「
Houghton Mifflin Harcourt, Simon & Schuster, Random House <ニューズウィーク日本版1月30日発売号(2018年2月6日号)は「世界を読み解くベストセラー40」特集。ニュースでは伝わらない、その国の本音を映し出すのが話題の本。8カ国、計40冊を取り上げたこの特集から、アメリカの記事を転載。暴露本『炎と怒り』でもなく、白人貧困層の思考を描写した『ヒルビリー・エレジー』でもない、注目のベストセラーとは?> 2016年の大統領選を通じて、アメリカの多くの人々が主流(メインストリーム)の新聞やテレビのニュースよりネット上の「フェイクニュース」を信じるようになった。そして結果的に、大統領選で多くの暴言と嘘の発言を繰り返したドナルド・トランプを大統領に選んだ。 これは多くのアメリカ人にとって理解を超える衝撃的な出来事だった。選挙中には、トランプの
理想主義者が作った「素晴らしき共同体」とは 一般的にはコミューンと言われますが、何か先鋭的な社会の仕組みが発明された時、それが実際に人々が生活を営む社会でどうワークするかを実験する小さな共同体が作られる場合があります。 大抵、現在の社会と離れた山奥や孤島などに作られ、経過が観察されるのですが、当然ながら上手くいくケースのほうが少ないです。もし仮に上手くいったとしても、実際に社会に適応した時に上手くいく保証もありません。関係する因子が多すぎて、どのような因果関係でワークするのか、誰も証明できないのです。 社会とは偶然や感情や各種しがらみのなかで、とても理性的とは思えない形で作られていくのですが、実際に自らが理想とするユートピアの実現を目指した者たちがアメリカには数多く存在します。 1. フルーツランド・コミューン Photo by victorgrigas 聖書のエデンの園を再現しようとした
スペリングの英語史 作者: サイモン・ホロビン,堀田隆一出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/09/21メディア: 単行本この商品を含むブログを見る日本語でさえ単純な誤字、勘違いからくる漢字、送り仮名ミスが多発するというのに英語のスペルなんかろくに綴れもしない僕がいうのもなんだが、英語のスペリングはなかなか難しい、というより間違えやすい。color/colour,center/centreなどのようにアメリカ英語とイギリス英語が異なるということもあるし、複数形、単数形などやたらとややこしい。potato(ポテト)の複数形はpotatosではなくpotatoesだ。 別にesがつこうがsがつこうがどっちだっていいじゃねえか、と中学生ぐらいの時に思ったものだったが、これがどっちでもよくないのである。たとえば第44代アメリカ合衆国副大統領ダン・クエールはpotatoesの単数形を「po
1 他人の詩に託した遺書 「稀代の殺人鬼」と形容されるその死刑囚は、死刑執行の時を迎え、最期の言葉は発しなかったが、代わりに次のように書かれた一枚の紙切れを、刑務所長に渡した。 私を覆う夜の闇を越えて Out of the night that covers me, 鉄格子の隙間から地獄牢に射す暗黒 Black as the Pit from pole to pole, 思うに神は私にとって征服不能の魂ではあるけれど I think whatever gods may be For my unconquecable soul.(中略) たとえ一途に裁きの門に向かうにしても It mattars not how strait the gate, どうして己の罪を絵巻をめくるように負うことなどできようか How charged with punishmennts the scroll, (それ
最近やっと落ち着いて来たものの、しばらくバター不足が続いていた。 スーパーに立ち寄る度に、空っぽのバター売り場を見て、隣に置いてあるマーガリンに手を伸ばしたことのある人も多いと思いはず。この時、人は無意識のうちに「マーガリンはバターの代替である」という前提を持っている。 しかし、今から考えると信じられないことだが、マーガリンは、19世紀初頭に流通し始めてから、約100年にわたり、バターの代替としては認知されていなかった。 アメリカでは一般的に流通した食品だったものの、当時のマーガリンはただの白い塊でしかなく、誰もバターと連想して考えたりはしなかった。一般的な生活者の認知レベルでは、オレンジジュースがワインの代わりにならないのと同じくらい、マーガリンはバターは異なる種類の食べ物。 マーガリンが、現在のようなバターの代替としての地位を確立するには、20世紀中盤に活躍した、ルイス・チェスキンとい
仕事とより良いチャンスを求めてフロリダからニュージャージーへ向かう家族。ノースカロライナ州ニューショウボロ、1940年。アメリカ議会図書館、印刷物・写真部門 1960年代の黒人公民権運動の歴史を私たちが知るのは、以下のような資料からだろう。1965年のアラバマ州で起こった〈血の日曜日事件〉に端を発したセルマでの公民権運動にかんする文書、黒人学生がバーミングハムで警察犬に襲われた瞬間、消防用の高圧ホースで水をかけらている瞬間のよく知られた写真、黒人のローザ・パークスがバスの白人専用座席を空けるのを拒否し逮捕された数日後に、キング牧師がモンゴメリーで行った〈バス・ボイコット〉の演説文など。今や歴史の一部となった南部でのそれらの出来事は、60年代の黒人公民権運動についての、私たちの共通理解の基となっている。しかし、フィラデルフィアやクリーブランド、ロサンゼルス、シアトルといった都市で起きた、同様
イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、シェリル・サンドバーグ、ティム・クック、エリック・シュミット、ラリー・ページ……昨年の暮れ、NYでトランプ氏を取り囲んだのは凄まじいメンバーだった。このメンツが今後、4ヵ月に一度、集まることになったという。 「君らは何かあったら私に直電してきてくれ」――。 シリコンバレー嫌いで知られるトランプ氏が皆に笑顔で語りかける。仕掛けたのはやはりあの男、ピーター・ティールだった。 無政府主義者が多く、政治をリスペクトせず、大統領選ではこぞってヒラリークリントン氏を支持し、トランプ氏勝利を受けてアメリカからの独立まで叫びだすシリコンバレーの起業家たち。この、いわば、視野狭窄なテック野郎たちをきちんと諭し、政治の重要性を説き、西海岸からはるばるNYに呼び集めたピーターは、会合の冒頭、パソコンさえ使わ(え)ないといわれるトランプ氏から絶賛された。 トランプ氏の向かって右隣
トランプ候補はなぜ大統領選に勝ったのか。後から理由を考えるというのもむなしいともいえるし、そもそも予想が外れた反省というものはそういうものだともいえる。いずれにせよ、自分なりに気になることをこの機に書いておきたい。たぶん、この基調傾向は日本にも影響してくる。すでに先日の都知事選挙でもその影響があったようにも思える。 まず、メディアに左右されず米国社会を素直に見ていたらトランプ勝利がわかったはずという意見が当然のごとく出る。だが、これは単純に誤りだろう。特定の個人が生活空間から知りうることは限定されているし、米国の場合、州や階層でかなり分断されているので、どこに自分が置かれているかしかわからないものだ。 次に前提なのだが、メディアからは今回の米国大統領選挙の本当の動向はわからなかった。メディアの予測は恥ずかしいほどに外れた。むしろそのことがここでのテーマであって、トランプ大統領がどうというこ
トランプ氏当選は差別に「イエス」、映画界に変化も…米在住映画評論家・町山智浩さん分析 2016年11月10日6時0分 スポーツ報知 俳優、映画監督のクリント・イーストウッド(86)はトランプ氏を推していたものの、「映画の都」ハリウッドでは、ロバート・デ・ニーロ(73)やジョージ・クルーニー(55)らクリントン氏の民主党の支持者の方が多い。トランプ氏が大統領となることで、今後の映画製作に何か影響はあるのだろうか。 米国の政治や文化に詳しく、映画評論家としても活動するカリフォルニア在住の町山智浩さん(54)は「トランプ氏がハリウッドに対し、何かをするということはないので、直接の変化というものは考えにくい」。ただ、大統領になったことで起きる社会の変化が、間接的に作品に変化をもたらす可能性を示唆した。 思想的な面で内容に影響を与えるとみる。「ハリウッドは『戦争、差別はダメ』との意識で製作をしてき
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く