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村上春樹に関するTomosugiのブックマーク (14)

  • 村上春樹が好きだと言いづらい

    僕は村上春樹が好きだ。 町田康とか舞城王太郎とか池澤夏樹とか、他にもいろいろな作家が好きだけど、一番好きな作家を選べと言われたらやっぱり村上春樹だ。 今回発売された新作『騎士団長殺し』も、マスメディアで恒例として取り上げられて騒がれている。 マスメディアで騒がれると当然、全く興味のない人の目にも付く。 そこで、職場でも今日たまたま『騎士団長殺し』の話題になった。 (正確には「たまたま」ではなく、ある意味では必然的ともいえる。マスメディアかく恐ろしや) Aさん「そういえば新作出たねー。まあ全然興味ないけど」 Bさん「屋で大量に平積みしてますねー。自分も春樹は1冊も読んだこと無いけど」 Cさん「同じく1冊も読んだこと無いっすね…」 そこに居合わせた僕は入社時に村上春樹が好きだと言っていた。 おそらく、この人達はそれを分かって言っているのだと思った。 この話題はスルーしようと思ったけど、 僕を

    村上春樹が好きだと言いづらい
  • 村上春樹の文章は「うまくはないが読みやすい」

    https://note.com/historicalmoc/n/n284957b96801 出したな! 俺の前で! 村上春樹の文章の話を! 村上春樹の作品はほぼ読んだので大体同意だけれど、肝心の文章について全く語られていないのは片手落ちとしか言いようがない。こういう何かを語っているようでその内実がわかりにくい言葉を並べるからハルキストだのなんだの揶揄られるんだ。ファンなら真面目にやれ。村上春樹以外の人間が村上春樹の真似したら中身がない駄文にしかならないって小学校で教わらなかったのか。 つーか村上春樹の文章は別にうまくねえから。特徴的で読解大好き人間ほいほいってだけ。 リズムがあり、断定調である(巧くはないが読みやすい)比喩表現を多用し、不思議なモチーフをたくさん取り入れるが、書いてることの中身について説明しないめちゃくちゃはっきりした含意が含まれていることがある(ないこともある)というこ

    村上春樹の文章は「うまくはないが読みやすい」
  • 村上春樹の翻訳が嫌いだ

    村上春樹の自体は好きなのもそうでないのも読んでないのもある が、村上春樹の翻訳は嫌いだ 翻訳に彼の文体の癖がにじみ出すぎているのだ 1/3くらい村上春樹成分のになってしまう 求めているのはそれじゃないんだ 自分のでやってくれ 例えば「ティファニーで朝を」はとても好きな作品なのだが、今書店で売ってるものは殆どが彼の訳によるもので、どうにもこうにもやるせない 多分翻訳が下手なんじゃなく、ある種ミーム化したあの書き方が目についてしまい集中して読めないっていうのが根なんだろうな

    村上春樹の翻訳が嫌いだ
  • 村上春樹がノーベル賞を取ることは100パーセントない。

    毎年、この時期になると村上春樹がノーベル賞を取るんじゃないか、と話題になる。 で、なぜかハルキストや母校の関係者は気で受賞を信じて、そのたびにガッカリするわけだが、彼らはノーベル賞の特性をまったくわかっていないと言っていいだろう。 断言するが、村上春樹がノーベル文学賞は絶望的だ。 なぜなら、ノーベル財団が村上春樹に受賞させる理由が、まったくないからだ。 理系の部門と違い、平和賞と文学賞は受賞理由に政治性を重視しているからだ。 平和賞や文学賞は、功労者や優れた結果を残した人に与えられるわけではなく、ノーベル財団から世界へのメッセージ、意思表明に近い。 今回のボブ・ディランに関しては、ドナルド・トランプに代表されるような排他的なナショナリズムに傾きがちな人々に対して、「あの頃の公民権運動や戦争反対に燃えた、反骨の気風はどこに行ったんだ?」というメッセージに近い。ボブ・ディランが良い歌を作った

    村上春樹がノーベル賞を取ることは100パーセントない。
  • 村上春樹氏:寄稿 胸の中の鈍いおもり 事件終わっていない オウム13人死刑執行 | 毎日新聞

    地下鉄築地駅から地上に出て倒れたサリン中毒症の乗客を救助する救急隊員=東京都中央区築地で1995年3月20日、社ヘリから山下浩一撮影 オウム真理教の元幹部ら13人の死刑が今月執行されたのを受け、作家の村上春樹さん(69)が毎日新聞に文章を寄せた。1995年の地下鉄サリン事件に衝撃を受けた村上さんは、被害者や遺族へのインタビューを著作にまとめ、裁判の傍聴を重ねるなど、深い関心を寄せ続けてきた。「胸の中の鈍いおもり」と題する寄稿で、刑の執行への複雑な思い、裁判での印象、残された課題について率直につづっている。

    村上春樹氏:寄稿 胸の中の鈍いおもり 事件終わっていない オウム13人死刑執行 | 毎日新聞
  • 村上春樹の小説を僕が嫌いな理由

    <奇妙な展開だらけの村上作品の世界的ヒットは特徴ある商品が上手に売られている感じ――文芸評論家でもない一読者としての私的作家論> 話のできる、未来を見通すカエル、謎の羊、消滅する象。時間移動、パラレルワールドの扉、消える語り手......。 これを読んで「もっと聞かせて!」と思った人は、きっと村上春樹の小説のファンだろう。逆に、わずかでも現実に起こりそうなことを書いた小説が好きな人なら、僕と同じく、あんなバカバカしくて不合理な話を、この分だと結末もまともではないなと思いながら何百ページも読む気にはならないはずだ。 村上が世界的な現象であることは確かだ。彼のは大ヒットし、数十の言語に翻訳されている。 村上は、僕がロンドンのバスやニューヨークの地下鉄の中でその作品を読む人を目撃したことのある唯一の日人作家だ。大江健三郎や谷崎潤一郎を読んでいる人など一度だって見たことはないが、村上を読む人

    村上春樹の小説を僕が嫌いな理由
  • 【1324】 <strong>○ 村上 春樹 (文)/安西 水丸 (絵) 『<font color=maroon>村上朝日堂の逆襲</font>』</strong> (1986/06 朝日新聞社) ★★★★ - HUREC AFTERHOURS 人事コンサルタントの読書・映画備忘録

    「ヒューレック・アフタアワーズ」は、人事コンサルタント・社会保険労務士 和田泰明 の個人的ブック&シネマレビューです。 「●む 村上 春樹」の インデックッス  Prev|NEXT⇒ 【506】 村上 春樹/安西 水丸 『ランゲルハンス島の午後』 「●あ 安西 水丸」の インデックッスへ 「芥川賞について...」などに、文壇的なものを忌避する傾向がすでにはっきり見られる。 『村上朝日堂の逆襲』(1986/06 朝日新聞社)『村上朝日堂の逆襲 (新潮文庫)』 著者が芥川賞のことをどこかで書いていたことがあったのを思い出して、『村上朝日堂』('84年/若林出版企画)を読み直してみたけれど見当たらず、「村上朝日堂シリーズ」の第2作である書を見たら、「芥川賞について覚えているいくつかの事柄」というのがありました。 『風の歌を聴け』と『1973年のピンボール』がそれぞれ候補になって、「あれはけっこ

  • Apple Musicで村上春樹の勧めるジャズを聴こう

    和田誠と村上春樹のジャズ名鑑『ポートレート・イン・ジャズ』で取り上げられているアルバムをApple Musicで探してみたところ、ほとんどのアルバムが見つかった。見つからなかったものは、アーティストページにリンクしてある。アルバム単位では見つからないものでも、アーティストページに移動すればわかる通りかなりの音源が聴ける。ジャズに限って言えばApple Music最強ではないだろうか。 チェット・ベイカー『CHET BAKER QUARTET』?ベニー・グッドマン『BENNY GOODMAN PRESENTS EDDIE SAUTER ARRANGEMENTS』?チャーリー・パーカー『BIRD AND DIZ』ファッツ・ウォーラー『Herb Geller. FIRE IN THE WEST』アート・ブレイキー『LES LIAISONS DANGEREUSES』スタン・ゲッツ『AT STORY

    Apple Musicで村上春樹の勧めるジャズを聴こう
  • 準古典小説としてのチャンドラー 村上春樹氏寄稿(下) - 日本経済新聞

    翻訳の仕事を始めたころから、チャンドラーの翻訳は「いつかは挑戦したいものだ」と目標に置いていたのだが、既に先人たちの優れた翻訳も出ていることだし、もっと歳を重ね、翻訳家として実力をつけてからやればいいだろうと思っていた。他に手をつけなくてはならない新しい世代の作家の作品も山積していたし、まあ急ぐことはない。でもある日、早川書房から「村上さん、『ロング・グッドバイ』の新訳をする気はありませんか?

    準古典小説としてのチャンドラー 村上春樹氏寄稿(下) - 日本経済新聞
  • 普遍にして固有のヴォイス 村上春樹氏寄稿(上) - 日本経済新聞

    作家の村上春樹氏が10年がかりで取り組んできた米作家レイモンド・チャンドラーの長編全7作品の翻訳が完結した。ハードボイルド小説というジャンルを切り開いたチャンドラーは多くの作家に影響を与え、現代文学の古典として世界で読み継がれている。この作家に深く傾倒してきた村上氏が、翻訳を終えた今思うことを寄稿した。2回にわたって掲載する。●   ○レイモンド・ソーントン・チャンドラーが小説を書き始めたのは

    普遍にして固有のヴォイス 村上春樹氏寄稿(上) - 日本経済新聞
    Tomosugi
    Tomosugi 2018/01/10
    村上春樹の翻訳は、作品も村上春樹の翻訳も味わえる
  • 「ハルキスト」たちのノーベル賞をめぐる冒険 秋の季語にも? - BBCニュース

    画像説明, 村上春樹さんもいつの日か……。写真は2014年11月、ドイツ・ベルリンで開かれたベルト紙の文学賞授賞式で そして今年のノーベル文学賞は……また村上春樹さんではなかった。敬愛する作家のノーベル賞受賞をひたすら待ちわびては落胆を繰り返してきた熱烈なファンの、憂愁に満ちた世界をBBCが探ってみた。

    「ハルキスト」たちのノーベル賞をめぐる冒険 秋の季語にも? - BBCニュース
  • Chosun Online | 朝鮮日報

    韓国最大の発行部数を誇る朝鮮日報の日語ニュースサイト。朝鮮日報の主要記事をはじめ、社会、国際、北朝鮮政治、経済、スポーツ、芸能など、韓国の幅広いニュースを速報で届けています。

    Chosun Online | 朝鮮日報
  • ハルキをめぐる読みの冒険 - らーめんてーぶる

    NHKラジオ『英語で読む村上春樹』で、『ハルキをめぐる読みの冒険』と題したゲストインタビューがある。 そのコーナーで以前、臨床心理士の岩宮恵子氏が、心理療法の観点から村上作品について語っていた内容が、とても興味深かったので、氏の著作『増補 思春期をめぐる冒険:心理療法と村上春樹の世界 (創元こころ文庫)』を読んでみた。 (※放送されたインタビュー内容が収録された番組テキストは、こちら『NHKラジオ 英語で読む村上春樹 2017年 02 月号 [雑誌]』) 心のプロセス 岩宮氏によれば、村上春樹の描く物語の世界というのが、心理療法のプロセスに重なる部分が多いとのこと。これは感覚的に、何となくわかる気がする。 個人的には元々、村上作品はちょっと苦手で(参考:英語で読んだらすごさがわかってきた村上春樹)、それでいて、手に取って読み始めると、ぐいぐい読まされてしまうのだった。 (言ってみれば、『ア

    ハルキをめぐる読みの冒険 - らーめんてーぶる
  • 〈村上春樹 特別エッセイ〉こんなに面白い話だったんだ!(全編)|『フラニーとズーイ』J.D.サリンジャー、村上春樹 訳|新潮社

    J.D.サリンジャーは自分のの中に訳者の「まえがき」とか「あとがき」とか、そういう余分なものを入れることを固く禁じているので、そのかわりにこのような少し変わった形で、訳者からのメッセージを送らせていただくことになる。「余計なものを入れるな。読者は作品だけを読めばよろしい」というサリンジャー氏の基姿勢もそれなりに理解できるのだが、『フラニーとズーイ』という文芸作品が既に古典として機能していることを考えれば(国で出版されたのは一九六一年だ)、読者に対してある程度の基情報を提供することは、翻訳者としてのひとつの責務であると考えるからだ。だけをぽんと与えて「さあ、読めばわかるだろう」というのでは、やはりいささか不親切に過ぎるのではないか。同時代的なであればそれでもいいだろうが、古典についていえば、その立ち位置の意味合いや方向性についての最小限の説明は必要となる。そんなわけで、このに関

    〈村上春樹 特別エッセイ〉こんなに面白い話だったんだ!(全編)|『フラニーとズーイ』J.D.サリンジャー、村上春樹 訳|新潮社
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