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増田と学問に関するkash06のブックマーク (8)

  • 元法学部生ですけど、かなり面白かったですよ、法学は。あと2年勉強したか..

    元法学部生ですけど、かなり面白かったですよ、法学は。あと2年勉強したかったぐらい。 どうして時効というものがあるのか? とか。推定無罪の原則はなぜ堅持されねばならないのか? とか。 表現の自由とわいせつ物の関係はどうか? とかね。 「そもそも」を問いだすと無限に疑問が出てきて、やればやるほど好奇心が止まらない世界です。 法を学ぶことは、社会の輪郭をなぞることそのものでした。 全ての法律には、それが必要とされる素地がちゃんとあるわけですし。 憲法も面白いんだけど、民法はやってて考えちゃうとこ、ありました。 特に家族・婚姻、契約についてのもろもろ。 みんな結婚はするんだけど、結婚が法的にはどういうもので、どういう義務があるのかなんて知らないことが多いと思うのです。 だから、あとでトラブルが続出したりするんですよね。知ってると先手が打って問題の芽をつめたりするんだけど・・・。 労働法もそうだし、

    元法学部生ですけど、かなり面白かったですよ、法学は。あと2年勉強したか..
    kash06
    kash06 2019/12/07
    「法を学ぶことは、社会の輪郭をなぞることそのものでした。全ての法律には、それが必要とされる素地がちゃんとあるわけですし。」
  • 文系の学問において資料の実在を証明するものとは何か

    久々にビッグな研究不正のニュースktkr! ということでキリスト教思想史研究やってた人が研究不正で懲戒解雇された件について、報告書に目を通した上でちょっと書きます。 今回調査委員会が被告発者に求めたのは、以下の項目でした。 カール・レーフラーの実在を証明する一次資料の写しと説明文書カール・レーフラーの論文「今日の神学にとってのニーチェ」の実在を証明する一次資料の写しと説明文書トレルチ家に属する借用書や領収書等の実在を証明する一次資料の写しと説明文書この「写し」というのはどういうことでしょうか? 資料そのものを調査委員会が求めなかったのはどういうわけでしょうか? 歴史学者にとっては常識なのですが、他の分野の人にとってはどうかわからないので、解説してみます。 そもそも文系はどんな材料を使って研究してるのかこれは人というか研究分野によるので、安易なことは言えません。文学と哲学と社会学と人類学と歴

    文系の学問において資料の実在を証明するものとは何か
    kash06
    kash06 2019/05/11
    「あなたが……色々な理由で、史料の「写し」を紛失する日はきっと訪れる。そのときに、これまでのあなたの研究の誠実性を証明できるのは、人文系の学問においては、注だけなのだ。」
  •  多分、アカデミズム外の人には馴染みがない話なので誤解があると思うん..

    多分、アカデミズム外の人には馴染みがない話なので誤解があると思うんだけど、今話題になっているケースのポイントは「日学術振興会SPD」、「日学術振興会賞」、「日学士院学術奨励賞」という、全分野共通で若手研究者が獲得できる最高位の評価を三つも取っている研究者ということね。 そういう人でも(分野が悪いという面はあるわけだけど)職がなくて貧困に落ち込むということな訳です。 なので、大半の研究者は「そんなに優秀な人でもそうなるなら、それほどの評価を受けたこともない自分がいつそうなっても全然おかしくない」とブルってるわけ。 研究者なら誰でも職が保証されるべきだ、という話ではない。

     多分、アカデミズム外の人には馴染みがない話なので誤解があると思うん..
    kash06
    kash06 2019/04/16
    端的でわかりやすい解説
  • 史学科のゼミとか卒論とかって何やってるの

    数学科の事情、すごく興味深く読んだ。 「数学の修得には時間がかかる」ことの概説 - Unhappy Go Lucky! ただ、文系学部の「研究」や「卒業論文」の位置づけとかについて、過大評価していただいているような気がしなくもない。日語とは縁遠い言語を話す地域を専門とする史学科卒の人間として、「ゼミ」や「卒論」の位置づけについて語ってみたい。 ゼミで何をやっているかいやこれは当に分野によるのだが、「研究」というよりも「勉強」をやっているところが多い。歴史学というのはまず史料に何が書かれているかを正確に読み解く必要があるのだが、その読み方を徹底的に叩き込まれる。場合によっては修士課程でもこれが続く。もしくは、研究文献の読み方を叩き込まれる。そもそも2・3年前まで高校生だった連中である。文系の研究書をどのように読むべきかよくわかっていない人も多いし、英語を通読なんてしたことないですとい

    史学科のゼミとか卒論とかって何やってるの
    kash06
    kash06 2018/12/08
    私自身も就職を選んでしまったし、大学の後輩も院から就職したし、職場の後輩も院から就職してきた。みんな仲良くIT営業やってるし、仕事も楽しいけど、本買ったり博物館に行って金は流してる。優秀な誰かのために。
  • ただ今集中砲火浴びてるジェンダー論や法学(右側の政治的な理由も相まっ..

    心が折れたので消しまーす. なんで折れたかっていうとtwitterで良識派の人に「非常に良質なまとめ」とかいって紹介されてたからでーす. 私は別増田との一連の会話の中でこの増田を書きました.当然ですが一連の会話で色んな論点が出てきていたので,この増田はあくまでそれらの会話を読んだことを前提として,それらの会話の中で触れていない論点に対して,別増田の疑問に応えるかたちで述べたものに過ぎません. トラバツリーをちょっと辿るだけでそんなのはわかったはず. それなのに,あの論点に触れられてない結局この論点はどうなっているんだその疑問に答えてないぞとかブコメでわめく人たちに当に心を削られました.前の記事でとっくに答えたはずの疑問を何度も蒸し返す人たちに当に疲れました.そしてこれを良質な「まとめ」と呼んで褒めそやす人たちが最後の一押しになりました.一連の流れをきちんと読まない人たちに読まれても・評

    ただ今集中砲火浴びてるジェンダー論や法学(右側の政治的な理由も相まっ..
  • 奨学金督促と大学全入の闇

    もう返還し終わったけど、私は大学時代、某日最大手から奨学金を借りていた。その返還中の話。 奨学金の返還は銀行口座から自動引き落としなんだけど、たまにうっかりその口座にお金入れとくの忘れるんだわ。まあ人間だから返還期間20年弱の間にはそういうこともたまにある。勿論、悪いのは忘れてたこっちだけどさ。 それで督促電話がかかってくる。それはまあ分かる。 でもさ、今はどうだか知らないけど、その督促電話、私の場合は100%ワン切りだったよ。 これマジだから。 詳細を書くわ。 電話が鳴る→出ようと思うがワン切りされる→仙台の局番の番号が履歴に残ってる→番号ググって調べる→ネットでブラックリストに載ってるけどどうも日○○会(今の名前忘れた)の督促で、その代行で電話かけてる会社(大手系列と思われ)の番号っぽい てことで、次にかかってきた時(また見事にワン切り)に折り返してかけてやった。 だってさ、ブラッ

    奨学金督促と大学全入の闇
    kash06
    kash06 2016/05/23
    (なんで議論するのに酒なんか飲んでんだろう……古い大学観が大好きマニア? / だが就活対策のせいで、今の学生はかなり真面目になっていると聞く。若年人口に大きな網を張って訓練した方が社会が円滑に回るのでは?
  • 国は創作するよ。   過去の無数の出来事の中で、 国家や編者が重要だと思..

    国は創作するよ。 過去の無数の出来事の中で、 国家や編者が重要だと思う出来事を選び出したものが 一般的な国家の教科書が語る『歴史』だ。 そして『歴史』に、国家にとって都合の良い歴史の解釈や、 民族国家の国民としてするべき思考法や事柄への向き合い方を 規定したものを中国韓国は『歴史認識』と言っている。 『歴史』は普通に創造物になりうるし、歴史認識は完全に創作物だよ。 『歴史』の場合はどちらか一方に都合の良い出来事のみを記載し、 もう一方に都合の悪い出来事だけ記載すれば、 事実とは程遠い『歴史』を作ることが出来る。もはや創作物だ。 『歴史認識』はさらに自由度が高く、出来事の評価を自在に書き換えることが出来る。 例えば、後世に影響のない些事に意義を付加して愛国心を煽るエピソードになったり、 併合された国が併合した国の投資教育の成果を単なる良かったこととしてではなく、 搾取を目的としたものだと

    国は創作するよ。   過去の無数の出来事の中で、 国家や編者が重要だと思..
    kash06
    kash06 2015/08/23
    歴史認識は仰る通り「認識」と名のつくように認識の主体がある話なので同感です。だが、その前の「歴史」については、人類社会の可能性を検証する学問の話か、教育における教科単元としての話かによりそう。
  • 神様でもない限り無理だよ。 人文系にかぎらず科学でもね。 例えば弦理論..

    神様でもない限り無理だよ。 人文系にかぎらず科学でもね。 例えば弦理論。 現在でこそ究極理論の候補のひとつで物理学科生に一番人気の分野だ。 でも実はかつて理論の致命的な不具合を指摘され、研究者が絶滅しかけたことがある。 一度死んだ弦理論を最後の1人がコツコツ研究を続けて復活させたんだ。 その人物の名をシュワルツという。 たとえば、1970年代の場の量子論全盛の時代にシュワルツが超弦理論の研究をコツコツと続けられなければ、第一次超弦理論革命も起こらず、それ以後の爆発的発展もなかったでしょう。 シュワルツが研究を続けられたのは、何より彼自身の強い意志があったからですが、それを支えた環境のおかげでもありました。 シュワルツが自らの信念に従って孤高の道を歩んでいたとき、カリフォルニア工科大学の教授であったマレー・ゲルマンは、彼のために十分な研究費を確保し、任期つきの職ながら安心して研究が続けられる

    神様でもない限り無理だよ。 人文系にかぎらず科学でもね。 例えば弦理論..
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