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ブックマーク / company.books-yagi.co.jp (2)

  • やさしい茶の歴史(一)(橋本素子) | 八木書店グループ

    やさしい茶の歴史(一)(橋素子)喫茶文化史とは何か これまで、茶の歴史を扱う分野は、「茶道史」や農業史のなかの「茶業史」であった。特に茶道史では、千利休が「茶の湯」を大成するまでのひとすじの流れを描くものであった。しかし、その流れから外れる事柄は、「茶の湯」の通史に無理に引き付けて理解されたり、逆に全く評価されなかったりと、フラットに評価されることはなかった。 そこで筆者は、これらの問題に対応するため、平成13年(2001)に、茶道史も含む日の茶の歴史全般を扱うこととし、この分野名を「日喫茶文化史」とすることを提唱した。 すなわち、日喫茶文化史とは、中国からの渡来文化である喫茶文化が日に伝来し、遊芸、宗教儀礼、政治儀礼、生産といった複数の経路を経て、16世紀初めまでには「日常茶飯事」―茶も飯も当たり前の事という言葉が示すように、庶民層にまで受け入れられる。そのうえで、日の風土に

    やさしい茶の歴史(一)(橋本素子) | 八木書店グループ
  • 海外のキリシタン史料を読むために 高瀬弘一郎(慶應義塾大学名誉教授) | 八木書店グループ

    海外のキリシタン史料を読むために 高瀬弘一郎(慶應義塾大学名誉教授)キリシタン史に不可欠の海外史料 キリシタン史は日史でありながら、研究の史料は主として海外の教会史料に依存しなければならないという特異性がある。国内史料もあるが、それのみに拠ってキリシタン史を研究しようとすると、研究対象が著しく偏ってしまい、その全貌を見通すのは不可能だと言っても過言ではない。 わが国における海外教会史料の調査研究は、村上直次郎氏(1868年〔慶応4年〕~1966年〔昭和41年〕)と岡良知氏(1900年〔明治33年〕~1972年〔昭和47年〕)の両人によって切り拓かれた。マイクロフィルムも存在しない時代に、海外の文書館で膨大な文書群に埋もれて史料調査をして、必要な文書を筆写して将来するのはどういうことか、その体験をしたことのない者にはなかなか理解できない。実は岡氏の論著には、引用史料等に小さなミスが少な

    海外のキリシタン史料を読むために 高瀬弘一郎(慶應義塾大学名誉教授) | 八木書店グループ
    kash06
    kash06 2020/06/28
    史料アクセスへのハードルが非常に高いというキリシタン史の特殊性。日本語訳に至るまでの困難さを前に、負担を分かち合うラインを提案されている。(それでも双方のハードルは低くはない
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