パレスチナ加盟「再検討」要求 総会決議採択で米苦境―国連 時事通信 外信部2024年05月12日07時17分配信 10日、ニューヨークの国連本部で、パレスチナは加盟資格を満たしていると認める総会決議の採決に臨むウッド米国連代理大使(ロイター時事) 【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国)は10日、パレスチナの国連加盟について、安全保障理事会に再検討を求める決議を採択した。安保理が加盟の可否を巡る採決を再び行えば、イスラエルの後ろ盾の米国は拒否権行使を余儀なくされ、バイデン政権の立場は一層苦しいものになりそうだ。 ガザ北部で再び空爆 「ハマスが態勢立て直し」―イスラエル軍 米国は4月、パレスチナの加盟を勧告する安保理決議案に「時期尚早だ」として拒否権を発動した。この日の総会決議に関しても、採決前に「見解は変わらない」と反対を表明し、他国にも反対票を投じるよう呼び掛けた。 しかし採決では、日