キプロス、先行事例に=EUの銀行破綻処理−財務相会合 キプロス、先行事例に=EUの銀行破綻処理−財務相会合 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)の財務相会合が13日、ダブリンで2日間の日程を終え閉幕する。ユーロ圏諸国はキプロス支援と引き換えに、不振銀行の再建のため高額預金者らに大きな痛みを強いることを正式決定。銀行の破綻処理費用を誰が負担するかのルールづくりを急いでいるEUにとって、キプロス支援は先行事例になったと言えそうだ。 最大100億ユーロ(約1兆3000億円)のキプロス支援は、約75億ユーロを政府歳入、残り約25億ユーロを不振銀行の救済に充てる公算。ただ、政府の下で整理統合される最大手2行は、ユーロ圏の融資を財源とした公的資本注入を受けることができず、10万ユーロ超の高額預金の60%カットなどで最大限の債務削減を図ることになった。(2013/04/13-17:18)
【パリ=竹内康雄】経済協力開発機構(OECD)は9日、ユーロ圏への支援要請観測が出ているスロベニアに関する報告書を公表した。スロベニアの現在の状況について「深刻な銀行危機に直面している」と警告。国営銀行の民営化を進めるとともに、存続可能な民間銀行には資本を注入する一方、存続が難しい銀行の整理も進める必要があると訴えた。報告書は、同国の国営銀行が不十分な監視体制の中、過剰なリスクをとって融資を進
ジャヴァーディ解説員 経済危機を受け、ヨーロッパで、排他主義や人種差別が高まっています。ヨーロッパでは今、過激派と経済状況の悪化の関係が、いつにも増して明らかになっていると言えます。 ヨーロッパの多くの国では、移民の受け入れに制限を加える法の制定など、人種差別的な措置に対する批判が高まっています。 30日土曜、ギリシャでは、人々が人種差別に抗議するデモを行い、ネオナチの移民に対する暴力的な行為を非難しました。デモ参加者は様々なスローガンを叫び、ギリシャの議会に向かって行進しました。最近、ギリシャの保守系右派政権は、社会主義政権時代に可決された、ギリシャで生まれた移民の子供たちに国籍を与える法律を廃止しました。国際機関は、ギリシャに住む外国人に対する過激派やネオナチの行動と、この国の治安部隊の無関心についてギリシャ政府に何度も警告しています。 イギリスのキャメロン首相も最近、「移民の数を減ら
4月5日、フランスの大手銀行ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)はコスト削減計画の一環として600─700人の人員削減を行う可能性がある。写真は2月、フランスのラ・デファンスで撮影(2013年 ロイター/Christian Hartmann) [パリ 5日 ロイター] フランスの大手銀行ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)はコスト削減計画の一環として600─700人の人員削減を行う可能性がある。労組筋が5日ロイターに明らかにした。 同筋によると、3日に経営陣と労組が人員削減案について協議した。まだ最終案ではないが、IT(情報技術)とコンプライアンス(法令順守)部門の事務職が中心になる。他の部署で最大100人の新規採用も計画しているという。
【ブリュッセル=御調昌邦】欧州連合(EU)の欧州委員会と国際通貨基金(IMF)は地中海の島国キプロスに対する支援に関して、事務レベルで基本合意に達した。全体で100億ユーロ(約1兆2000億円)の支援のうち、IMFが10億ユーロを拠出する。ユーロ圏財務相会合などでの協議を経て、5月にもキプロスへの資金供給を実施する見通しとなった。欧州委員会のレーン副委員長(経済・通貨担当)とIMFのラガルド専
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