【ロンドン=内藤泰朗】国際テロ組織アルカーイダ系組織が人体に埋め込み、空港の探知機に発見されにくくした「ステルス爆弾」を開発した可能性があると英紙タイムズが4日、報じた。爆弾は英国など欧州の過激派の手に渡ったとの情報もある。英保安当局は米国への航空機テロを防ぐため、空港での検査を強化。欧米諸国は新たなテロ発生への警戒を高めている。 同紙によると、爆弾はプラスチックなどでできており、外科的な手術で体内に埋め込まれる。このため、金属探知機でも化学物質探知機でも発見しにくい。起爆は携帯電話で行うという。イエメンを拠点とする国際テロ組織「アラビア半島のアルカーイダ」(AQAP)幹部で、爆弾製造を指揮するイブラヒム・アシリ容疑者(32)が開発したとみられている。 サウジアラビア出身で、化学を専攻する学生だった同容疑者は、2009年に欧州から米国行き航空機の乗客が着用した「下着爆弾」や、同年のサウジア
イスラム過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」は29日、シリア北部からイラク中部にまたがる「イスラム国」の樹立を宣言した。アラビア語衛星テレビ「アルジャジーラ」などが伝えた。 インターネット動画サイト「ユーチューブ」で配信されたISISのスポークスマン、アドナン師の声明によると、ISIS最高指導者のアブバクル・バグダディ師をイスラム教開祖ムハンマドの後継者を意味する「カリフ」に任命した。 声明は「シリア北部のアレッポからディアラまで」を「イスラム国」とし、「世界中のイスラム教徒」に対し、バグダディ師をカリフとして認め、忠誠を誓うよう求めている。ISISはシリア東部からイラク北部のモスルやティクリートを制圧し、バグダッドの北東60キロのディアラ州に進出している。
(CNN) パキスタン北部で14歳の少年が学校に侵入しようとした自爆テロ犯を校門前で食い止め、爆発に巻き込まれて死亡した。朝礼のため集まっていた数百人の生徒たちは、この少年のおかげで無事だった。 死亡したのは北部カイバル・パクトゥンクワ州の学校に通う中学生のエティザズ・ハッサン・バンガシュ君。親類や目撃者の話では、6日の登校途中、学校の制服を着た男に学校の場所を尋ねられ、不審を抱いたという。 ほかの生徒たちがひるむ中、エティザズ君は男を阻止しようと石などを投げ、それでも校門に近付こうとする男につかみかかった。 エティザズ君につかまれた男がとっさに爆弾を爆発させ、2人とも現場で死亡。ほかに2人が負傷したという。事実関係については地元の警察も確認している。 カイバル・パクトゥンクワ州はアフガニスタンと国境を接する部族地域にあり、イスラム教シーア派とスンニ派の衝突が頻発している。 エテ
基本的には東地中海地域に位置するパレスチナと呼ばれる同じ土地の領有をめぐるユダヤ人とアラブ人の争いです。 1948年5月にイスラエルというユダヤ人国家が建設され、その結果、それまでパレスチナに住んでいたアラブ人(のちにパレスチナ人と呼ばれるようになります)の多くが難民となってしまいました。難民となったパレスチナ人たちが、自分たちの国家をユダヤ人に奪われたパレスチナの地に建設するためにパレスチナ解放運動を開始し、その解放運動がPLO(パレスチナ解放機構)という政治組織(将来のパレスチナ国家に相当します)を中心に展開されました。したがって、イスラエル国家とPLOとの争いがイスラエル・パレスチナ問題となっていったのです。 この問題はしばしば「二千年来のユダヤ人とアラブ人の対立」だとか、あるいは「ユダヤ教とイスラームの宗教的対立」だから解決が難しいといったようにマスメディアなどで説明されることがあ
【ニューヨーク=黒沢潤】イスラエルのネタニヤフ首相は1日、国連総会で一般討論演説し、イランの核兵器開発を阻止するため単独で軍事行動を起こす可能性を示唆した。 ネタニヤフ首相は、大量の原油を保有するイランが核開発を進めるのは「核兵器を開発するためだ」と主張。イランが地下の核施設やウラン濃縮用の高性能遠心分離器を保有しており、大陸間弾道ミサイル開発も進めているとして、「核兵器計画がイランにないという証拠を探すことの方が困難だ」と指摘した。 首相はまた、「核武装したイランに比べれば、核武装した北朝鮮の危険性もかすむ」と述べた上で、イランの脅威の度合いは「北朝鮮が50個存在しているのと同等」と強調した。 さらに、状況次第で「イスラエルは単独で立ち上がる」と述べ、単独の軍事行動も辞さない構えを強調。イランに対する経済制裁も継続するよう各国に求めた。 首相はイラン穏健保守派のロウハニ大統領について、「
アメリカがイラクの民主化に失敗したのはなぜか。まさにアメリカがシリアに軍事攻撃を仕掛けようとしている現在(※編集部註:本記事は9月13日に脱稿されました)、この問いかけは非常にアクチュアルで、示唆に富んだ問題にみえる。 だが、もう少し大局的に考えてみると、この問いは非常に奇妙でもある。武力をともなった外部からの侵攻によって、民主化が実現すると想定するほうが、理にかなっていないからである。 そもそも、世界史的視点でみると、民主主義は珍しい政治体制である。手元にある話題の新刊本を紐解いてみると、その理由が良くわかる。曰く、包括的な政治制度(自由で民主的な政治)と、包括的な経済制度(開放的で自由な市場経済)が組み合わさったとき、持続的な経済発展が可能となるが、こうした好条件は様々な偶然が重なり合ってはじめて可能となる。通常は、その反対の収奪的な政治制度(権威主義体制など)と収奪的な経済制度の組み
化学兵器の使用ただす電話=シリア当局者が現場部隊に−米誌 化学兵器の使用ただす電話=シリア当局者が現場部隊に−米誌 【ワシントン時事】米誌フォーリン・ポリシー(電子版)は27日、シリアで大規模な化学兵器攻撃が起きたとされる21日にシリア国防省当局者と政府軍の化学戦部隊の指揮官の間で交わされた電話の通話を米当局が傍受していたと報じた。米当局は通話について、シリア政府軍が化学兵器を使用した主な証拠と見なしているという。 同誌は「攻撃の数時間後、当局者がうろたえた様子で指揮官と電話でやりとりし、神経ガスを使った襲撃について問いただした」と伝えている。 ただ、神経ガスの痕跡を含んだ土壌や被害者の血液といった証拠を米情報当局は得ていないと同誌は指摘。また、傍受した通話内容から、指揮官が独自の判断で攻撃を実施した可能性もあるとする米情報当局者の見方を紹介し、アサド政権の責任の程度に関し疑問が生じて
「一線を越えた」攻撃 ダマスカス郊外で化学兵器による攻撃の被害を受けたとされる子供たち(8月21日) Bassam Khabieh-Ruters ジョン・ケリー国務長官は混乱が続くシリア情勢について、化学兵器の使用が行われたと断定する声明を26日に読み上げた。さらにはアサド政権による攻撃の可能性が高いとの見方を強め、軍事介入についても検討を進めているという。 だが、アメリカ国民の反応は冷ややかだ。ロイターと世論調査会社Ipsosが行った調査によれば、シリア介入に賛成する国民は9%で、反対は60%にも上った。世論の反対は強く、この数字が劇的に変わりでもしなければ米軍は、かつてないほど国民の支持が得られない戦争に突入することになる。 2011年のリビアへの米軍介入にはアメリカ人の47%が賛成していたが、著名な政治ブログ「トーキング・ポインツ・メモ」は当時、「過去30年間で最も支持が得られないア
イラン人は音楽とダンスが大好きです。楽器やCDプレイヤーがあればすぐに盛り上がります。楽器はなくても構いません。机や容器など、手元にあるものを叩き、皆で一緒に歌を歌うことで雰囲気を盛り上げます。どんな狭い場所でもクラブの雰囲気に変えてしまうのです。 静かな雰囲気に馴染んでいる日本人にとってはうるさいものかもしれません。ですが、お酒を飲まなくても陽気になることができるイラン人にとって最高の瞬間です。 イラン人は音楽やダンスがこんなに好きなのに、世界的に知られている歌手やダンサーの数は多くありません。これは、政府が厳しく規制しているからです。政府の中には「音楽を飲酒や豚肉食と同様に、神に反する行為である」と考える人たちがいます。 イランのポップ音楽は1970年代に誕生し、その市場は急速に成長しました。この時代にイランの若い歌手は、国内だけでなく、トルコやヨーロッパでも活躍するようになりました。
(2013年8月6日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) エルドアン首相の攻撃はとどまるところを知らないように見える〔AFPBB News〕 英エコノミスト誌が2011年のトルコ総選挙で自身の対抗馬の支持を表明した時、レジェップ・タイイップ・エルドアン首相は無理もない憤りに駆られて選挙戦に火を付けた。 問題の社説が掲載された日にコンヤで開かれた集会では、何万人もの支持者がエルドアン氏が同誌の傲慢さをあげつらうのを見て歓声を上げた。エコノミスト誌はトルコの世俗派の野党だけでなくイスラエルとも共謀していると首相はほのめかした。 エルドアン氏はプロボクサーのように敵をにらみつけ、支持表明を利用して政敵にジャブを放った。その時の選挙で3度連続の勝利を収めて以来、そして何より、強権的な首相の振る舞いに抗議する6月の全国的な市民のデモ以降、エルドアン氏はボクサーがグラブを外して素手で殴りかかるように手段
カラチ(CNN) テレビの視聴率競争が激化しているパキスタンで、クイズ番組の景品として保護者のいない赤ちゃんが挑戦者に贈呈され、物議を醸している。 この番組は、イスラム教の断食月(ラマダン)の期間中に1日7時間生放送されている。これまでにカップル2組に女の赤ちゃんが贈呈された。生後2週間の子どもの母親になった女性は「赤ちゃんがもらえるなんて信じられなかった」「ものすごく幸せ」とコメントしている。 次は数日中に男の赤ちゃんが別のカップルへの景品になる予定だ。 司会者は宗教学者の肩書を持つ人物で、これまでにも宗教と娯楽を組み合わせて論議を呼んできた。番組では挑戦者500人がコーランに関する質問に答えて景品をもらう仕組み。景品にはほかにバイク、電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫などが用意されている。 番組が贈呈した赤ちゃんは、同国の非政府組織(NGO)が路上で発見した。同組織は1カ月に15人もの赤ちゃん
アラブで強姦されたノルウェー人女性、逮捕され禁固刑に 1 名前:ラストボーイスカウト@空挺ラッコさん部隊ρ ★:2013/07/21(日) 17:39:50.27 ID:???0 アラブ首長国連邦で強姦されたノルウェー人女性に禁固刑 アラブ首長国連邦で強姦被害にあったノルウェー人の女性が地元警察によって逮捕され、禁固刑を言い渡された。強姦被害者のマルテ・デボラ・デレリフさんには1年4ヶ月の禁固刑が課せられる。 ノルウェーでは強姦事件の被害者の名前は公表されないが、今回デレリフさんは名前の公表にふみきった。デレリフさんはオスロ近郊の出身。ドゥバイには3月に出張で来ていた。デレリフさんはドゥバイ警察 に強姦に被害にあったことを訴えたところ、警察は事件の調査を開始するどころか、 デレリフさんの書類、金銭を取り上げた上、逮捕した。 http://japanese.ruvr.ru/201
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