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ブックマーク / psychodoc.eek.jp (2)

  • 狂人となつた島田清次郎君を精神病院の一室に訪ふ記

    暗いところに種を蒔いて、ごく僅かな光線しか与へないと、その芽は苦もなく生長して、青白い細長いものになる。所謂『萌(もやし)』は、かうしてできる。萌は結局もやし(、、、)で、種にはならぬ。 どんなに早く成長したにせよ、それが軅(やが)て花を咲き実を結ぶ植物になるとは期待し兼ねる。 立派な樹木、丈夫な草木になる筈の種を、単に『萌(もやし)』に終らせるのは、却つて場所を暗くしたものにその責めはあるわけだ。 青春二十一二で一躍文壇の寵児となり、名を天下になした『天才』島田清次郎君は、今『狂人』として、東京市外巣鴨の保養院の一室に淋しく療養してゐる。 彼は実に『天才』といふ世評に反かず、その出世は早かつたが、またあまり綺麗に『天才と狂人』の距離の近いことを説明してしまつた。 『天才』が『狂人』になるのは、医学上からは少しも不思議はないさうだが、社会が天才に対して非常な賞讃を送り、優遇をしながら、狂人

    y-mat2006
    y-mat2006 2021/02/21
    「この看護婦さんが気に入つた。」のくだりとか、けっこう下衆だなあ。雑誌に発表してるようなので、「見世物扱ひ」にしちゃってるし。
  • サイコドクターぶらり旅(2009-11-02) 「95歳の老人の詩」の本当の作者

    最近の日記 2010-09-28 [Tue] 1. 行ってみたい世界の精神病院さらに10選+1 2010-09-25 [Sat] 1. 行ってみたい世界の精神病院10選 2010-09-21 [Tue] 1. リトアニアの精神病院がえらくかっこいい件 2010-09-19 [Sun] 1. 各国の旧KGB部 2010-09-18 [Sat] 1. リトアニアの十字架の丘 2010-09-14 [Tue] 1. エストニアの萌え寿司バー 2010-09-13 [Mon] 1. スターリンのバースデーケーキ 2010-09-12 [Sun] 1. リーガのアールヌーヴォー建築群 2010-07-16 [Fri] 1. twitter 2009-12-10 [Thu] 1. 続・日米表紙対決 最近のコメント ▼ 「95歳の老人の詩」の当の作者 経営学者のピーター・ドラッカーが95歳に亡くなる

    y-mat2006
    y-mat2006 2009/11/03
    人はなぜいい話を信じようとするのか?
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