静岡県富士宮市で2021年5月に3人を死傷させた自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で禁錮3年の判決を受け、服役中に米国へ移送されていた米海軍兵が12日に仮釈放されていたことが分かった。米CNNが報じた。米兵の本国送還や釈放を求めてきた米上院のマイク・リー議員は13日、X(旧ツイッター)に「日本は(米兵の)家族と米国に謝罪すべきだ」と投稿した。(平安名純代米国特約記者、東京報道部・新垣卓也)
「沖縄タイムス」「沖縄新聞」「沖縄朝日新聞」「沖縄毎日新聞」-。戦前に沖縄で発行されていた新聞紙面計63枚を、県教育庁文化財課史料編集班が高知県立牧野植物園で発見した。うち8枚はこれまで現物やコピーが確認されておらず、掲載内容が明らかになるのは初めてとみられる。納富(のうとみ)香織指導主事は「新聞が1枚でも見つかれば、その日に起こった出来事が分かる。歴史の空白を埋める貴重な資料」と語った。(社会部・當銘悠) 沖縄では戦争で多くの歴史資料が焼失。同班は2017~21年に8回にわたって植物園に出向き、植物標本を挟むために使われていた新聞を調査していた。 今回収集した63枚は1900(明治33)年~22(大正11)年の発行。うち新発見とみられる8枚は、国会図書館や東京大学の明治新聞雑誌文庫などでも見当たらないという。...
フォトジャーナリストの広河隆一氏(78)が7月5日から、那覇市民ギャラリーでウクライナの写真展を開くことが分かった。広河氏は性暴力の加害が2018年末に明らかになっており、約3年半ぶりの写真展となる。明確な謝罪がないままの活動再開だとして、抗議の動きがある。
対潜水艦戦の訓練でヘリコプターが使われていたのは、潜水艦の探知は微弱なスクリュー音を探る以外に方法がないからだ。海中は電波が伝わりにくく、航空機を探知するようなレーダーは使えない。ヘリからつり下げたソナー(音波探知機)でスクリュー音を探り、潜水艦の位置を特定するには三角測量の技法が使われる。 今回の事故では、3機のSH60K哨戒ヘリがそれぞれのソナーで海中を探り、3機でつくった三角形の中に潜水艦を追い込んで位置をピンポイントで特定するための訓練だった。このうちの2機が空中で衝突した。 事故が起きた伊豆諸島の鳥島東方海域の天候は晴れ、満月の2日前に当たり、月明かりもあった。他機の接近を知らせる計器に加え、衝突防止灯もあるので目視でも互いの位置は確認できたはずだ。 しかし、夜間の事故は過去にも起きている。2021年7月、鹿児島県の奄美大島沖で夜間飛行中の哨戒ヘリ2機が接触した。うち1機は全地球
対潜水艦戦の訓練でヘリコプターが使われていたのは、潜水艦の探知は微弱なスクリュー音を探る以外に方法がないからだ。海中は電波が伝わりにくく、航空機を探知するようなレーダーは使えない。ヘリからつり下げたソナー(音波探知機)でスクリュー音を探り、潜水艦の位置を特定するには三角測量の技法が使われる。 今回の事故では、3機のSH60K哨戒ヘリがそれぞれのソナーで海中を探り、3機でつくった三角形の中に潜水艦を追い込んで位置をピンポイントで特定するための訓練だった。このうちの2機が空中で衝突した。 事故が起きた伊豆諸島の鳥島東方海域の天候は晴れ、満月の2日前に当たり、月明かりもあった。他機の接近を知らせる計器に加え、衝突防止灯もあるので目視でも互いの位置は確認できたはずだ。 しかし、夜間の事故は過去にも起きている。2021年7月、鹿児島県の奄美大島沖で夜間飛行中の哨戒ヘリ2機が接触した。うち1機は全地球
在沖米海兵隊は26日、米軍普天間飛行場(沖縄県)で保管していた有機フッ素化合物PFOS(ピーホス)やPFOA(ピーホア)を含む汚水を浄化した上で、下水道へ排水したと発表した。日米両政府で処理方法について協議を継続中で、結論は出ていなかった。日本側への連絡は排水の30分前だった。
沖縄県の今帰仁漁業協同組合員の仲宗根克(すぐる)さんが14日午前6時半ごろ、古宇利島近海で2匹のイタチザメを捕獲した。仕掛けていた網にかかっていて、網は一部破れていた。大きい方で体長約3メートル。初めての捕獲という仲宗根さんは「網の他の場所もちぎれていたので、2匹以外にもサメがいたかもしれない」と話した。 仲宗根さんは13日夕に仕掛けた刺し網漁の網を揚げるため、古宇利漁港を出港。「網を揚げていると、重くなった。初めは大きな石か亀かなと思い、懸命に揚げていくと大きなサメがかかっていた」(妻・絵美さん)という。 船には仲宗根さん一人。網から外すことも、船に引っ張り揚げることもできず、ロープをしっぽに結んだ。残りの網を引き揚げると、もう1匹かかっていた。2匹のサメはロープに結んだまま、港まで引っ張って帰った。港のクレーンで揚げると、まだ生きていて、暴れたという。 絵美さんは「今帰仁の海にもサメは
ラムザイヤー氏の論文の一部。「(辺野古新基地建設に対する)闘争によって、沖縄のエリートは政府からより多くの補助金を手にし、本土の活動家は沖縄と関係のない目標を追求する」などの記述がある
母に負担かけ続ける苦しさ 「息子のため」体を酷使 忘れられない中退の悔しさ リスク高い沖縄 家族への支援が不可欠 生きる希望を伝えて ■「独り」をつないで ひきこもりの像 第2部 沖縄と8050問題 共倒れの際で(1) 「ひきこもりという言葉がない時代から、ひきこもり。母がいなくなったらきっと生きられない」 消え入りそうな声が漏れた。窓という窓が目張りされた本島中部の木造小屋。薄暗い室内を二つに仕切るカーテンの向こう側、3畳ほどの「聖域」が、コウジさん(49)=仮名=の全てだ。高齢の親が、中高年の子どもの生活を支える「8050(はちまる・ごーまる)問題」を「まさに自分だ」と自認する。 カーテンを開け、聖域の外に出るのは週に1度あるかどうか。それでも夜中に庭まで行くのがやっとで、この地に引っ越して10年以上、自宅の庭から外に足を踏み出したことはない。 カーテンの隙間から差し出すメモで意思を伝
9月に米ハワイ州である国際自然保護連合(IUCN)の第6回総会に向け、国内の非政府組織(NGO)6団体が共同提出した沖縄本島の外来種対策を求める勧告案を巡り、外務省がIUCNに対し、文案から「辺野古」関連の記述の削除を2度求めていたことが30日、関係者への取材で分かった。
糸満市米須の駐車場そばの森林で、体長約15センチのオオジョロウグモがシジュウカラを食べているところを、パイロットの榎並正一さん(60)がカメラに収めた。今月10日午前10時ごろから翌11日午前9時ごろまで、断続的に撮影した。生物学が専門のゲッチョ先生こと盛口満沖縄大学准教授は「珍しい。クモが鳥を食べるらしいと聞いたことはあったが、写真では初めて見た」と驚いた。 オオジョロウグモは、セミやチョウを食べるが、クモの仲間では糸が強く、鳥を食べることもある。食道の小さいクモは、巣にかかった鳥に毒を入れて動けなくさせ、時間をかけて汁にして飲み込むという。 榎並さんによると、クモは翌11日の午前9時まで食べ続け、最後は羽毛だけが残ったという。20年以上、昆虫など自然の生き物を撮り続けているが「鳥がクモを食べるのなら分かるけど、初めは誰かのいたずらじゃないかと思った。人間がする訳もないし…。今でも信じら
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