タグ

ブックマーク / inujin.hatenablog.com (3)

  • 自分が無害なおっさんであることを伝えるのは、難しい。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    平日の昼間、クリスマスプレゼントにもらったラジコンカーをどうしても公園で走らせたいと子供が言うので一緒に行った。 その日はぼくは休暇を取っていたのだが、世間的にはまだみんな働いている普通の平日の昼間だったので、あまり人もいなかった。 しばらくラジコンカーを走らせて遊んでいたら、子供が急にウンチをしたいからトイレに行くと言い出した。 トイレは公園の少し奥のほうにあって、そこにはブランコや滑り台や砂場があり、ちょっと目が行き届きにくい場所だ。 昼間だといってもなんとなく物騒なので、ぼくは子供に付いていって、トイレの前でラジコンカーを預かって、外でじっと立って待っていた。 退屈なので周りを見回すと、小さい子供と若い母親たちが数人いるだけで、大人の男はぼくだけだった。 これはなかなか危ない感じの人間に見えかねないと思った。 ぼくはいま、平日の昼間から働きもせずに、子供たちとその母親たちしかいない公

    自分が無害なおっさんであることを伝えるのは、難しい。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    Tomosugi
    Tomosugi 2017/01/21
  • 小遣い制について、語る時が来たか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    小遣い制においては、ほんのわずかなミスが、命に関わる。 コーヒーを自動販売機で買うことなど、ありえない。 少なくともオフィスで仕事しているあいだは、ありえない。 タイムセール中に思いきって購入した徳用インスタントコーヒーを限界まで薄めて飲まなければ、生きていけない。 外出する時は、使い古しのペットボトルに家で作った麦茶を詰めて持ち歩くのがまあ常識だが、これを飲む時は仕事相手が誰も見ていない時を狙って高速でカバンから取り出してほんの一口だけ含み、それ以上に素早い動きで再びカバンの中にしまうのが、小遣い制のたしなみだ。 万が一飲んでいる最中に誰かに見つかってしまった場合は、あたかも先ほどコンビニかどこかで買ったばかりのものを飲んでいるような堂々としたふるまいが重要だ。 決して動揺を見せてはいけない。 何度も洗って再利用を続けていることで細かいキズやお茶の色素沈着が生じていることや、商品のラベル

    小遣い制について、語る時が来たか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    Tomosugi
    Tomosugi 2014/05/15
    日雇いの俺からするとゆめのよう
  • 頭の回転は、速いほうがいいのか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    頭の回転が速い、というのが褒め言葉なのは子供の頃だけのように思うことが多い。 僕は当に頭の回転が速い人たちを見てきたので自分がそうだとは決して思わないが、それでも働きはじめた頃には「お前は頭が速く回りすぎる」と指摘されることがまあまああって(今でも時々ある)、それは完全に注意としての言葉だった。 頭の回転を速くするということの意味は色々あるだろうけど、一つは最短ルートを見抜こうとする、ということだと思う。 ゴールにたどり着くために有効な手段は何か、それを獲得するための方法は何か、ということについて自分でどんどん仮説を立てて検証を重ねていき、一番速くたどり着ける経路を見つけることだ。 でも「回転が速すぎる」と揶揄される場合は、たぶんその検証をミスっている。 きっと事態はこんな風に動くはずだという計算がうまく働いていない。 それは、なぜか。 僕の場合でいえば、どれだけ速くたどりつけるルートを

    頭の回転は、速いほうがいいのか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
  • 1