お笑いコンビ「笑い飯」が悲願の初優勝を果たした最後の「M-1グランプリ」決勝戦が26日、開かれた。M-1の生みの親で大会委員長の島田紳助さんは決勝後の会見で、「(若手から)めちゃめちゃ苦情が来ました。なくしたらあかんなとつくづく思います。いったんはやめて、また違う形で……」と復活の可能性を示唆した。 「M-1グランプリ」は01年、紳助さんが「漫才に恩返しをしたい」と企画。結成10年以内のコンビならアマチュアでも出場できる漫才日本一を決めるコンテストとして、人気を集めた。初代王者の「中川家」以降、「ますだおかだ」「フットボールアワー」「アンタッチャブル」「アンタッチャブル」「ブラックマヨネーズ」「チュートリアル」「サンドウィッチマン」「NON STYLE」「パンクブーブー」が優勝。各コンビとも優勝後、スポンサーのオートバックスのCMなどに出演してブレーク。若手漫才師の最大の目標となっていた。