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涙腺の緩い私はきっと上映中に泣くことになるのだろうと思っていたが、予想に反して、上映中には涙は流れなかった。 涙は、劇場が明るくなって私の日常が戻ってきた瞬間に、とめどなく溢れ出てきた。 喜びも不満も倦怠もときめきも恐怖もすべてひっくるめて、すずさんの日常がまるごと私の日常と重なってしまった。 隣を歩く娘。 屈託なく笑いさざめくたくさんの買い物客。 明るい午後の陽射し。 私のいる世界の何もかもを、すずさんの目を通して見てしまう。 すずさんの目で見たものに、私の心が反応して涙が出てくる。……すずさんはこんなことでは泣かないだろうとも思いつつ。 こんな体験をするのは生まれて初めてだった。 観客の私がスクリーンの中の世界へ拉し去られたというより、スクリーンの中に生きていたはずのすずさんが私の中に移植されたようだった。 この映画が話題になり始めたころ、「これは戦争映画というより日常映画だ」という趣
さて、自分の投票を保留していた「戦争映画ベストテン」ですが、ようやく投票できる運びとなりました。 戦争映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! <戦争映画ベストテン受付中> ワッシュの戦争映画ベストテン この世界の片隅に(2016年、片渕須直監督) まぼろしの市街戦(1966年、フィリップ・ド・ブロカ監督) 戦争のはらわた(1977年、サム・ペキンパー監督) フルメタル・ジャケット(1987年、スタンリー・キューブリック) 地獄の黙示録(1979年、フランシス・フォード・コッポラ監督) 戦場でワルツを(2008年、アリ・フォルマン監督) 海と毒薬(1986年、熊井啓監督) M★A★S★H マッシュ(1970年、ロバート・アルトマン監督) プライベート・ライアン(1998年、スティーヴン・スピルバーグ監督) イングロリアス・バスターズ(2009年、クエンティン・タランティーノ監督) うん、ど
評論家の仕事は総じて楽だ。リスクも少なく立場は常に有利だ。 作家と作品を批評するだけだし、辛口の批評ならばそれは我々にも読者にも愉快なものだ。 だが評論家は知るべきだ。 “平凡だ”と書く評論よりも、平凡な作品の方が意味深い事を。 だが、我々もリスクを冒す時がある。 新しい物を発見し、擁護する時だ。世間は新しい才能に冷淡であるため、支持者が必要だ。 ~『レミーのおいしいレストラン』より~ 『HiGH & LOW THE MOVIE』である。 まず、アクション・シーンは文句なく高レベルだ。終盤、両側をコンテナで限定した、細長く高低差のある空間で繰り広げられる大人数での格闘は画面に細かなメリハリを生んでいる。 例えば、『ロード・オブ・ザ・リング』の合戦シーンは広大な場所で、しかもその場所を埋め尽くす人数が大合戦を繰り広げるが、広さゆえに印象は記号化して「一つの大きな戦い」に見える。世界大戦映画で
何かと話題を振りまいているキンプリ。 毎日TLで話題になっていることもあり「もう一度みたい」と思ったので、応援上映に行ってきたんですよね。 初鑑賞時も応援上映だったのだけど、そのときはコールも何も知らない状態だったのだけどとても楽しめた。映画の新時代が到来したって思いましたね。 初めての応援上映はすごく楽しかったんですよね。もう最高、もう一回行きたい!って思うほどでした。応援上映そのものは素晴らしいシステムですよ。 前回は田舎の劇場だったので客入りはそこそこ。満員状態ならもっと楽しいんだろうと思い、今回は大都会の劇場まで赴いたわけ。 結論から言うとひど過ぎた。オタクが先鋭化しすぎていて、ついていけなかった。 応援上映そのものを批判する記事ではないことを断っておきます。個人的な意見としては他の映画に広まってもいいと思っています。だけど、ここの応援上映は「それなんか違うだろ」と思うほどひどかっ
本当に“アコギな商売”か?12月18日に公開される予定の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。人気大作シリーズの続編、さらにウォルト・ディズニーがルーカス・フィルムを傘下に収めてはじめての作品ということもあり、公開1ヶ月前にもかかわらず注目度はかなり高まっています。 そんななかTOHOシネマズは、8つの劇場でこの作品の一般入場料金(窓口料金)を2000円に設定することを発表しました。現在の一般(成人)入場料金は1800円なので、この作品だけ200円の値上げということになります。ただし、シニアや大学生などの通常料金や、割引サービスには変更がなく、前売り券使用者にも差額を求めることはないそうです。 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ポスター。NHKの取材に対してTOHOシネマズは、その理由を「明らかにできない」と回答しており、また公式ホームページでは「過去の事例を参考に作品的な価値を踏まえて
上映中に叫び、太鼓を打ち鳴らす!マッドマックス「絶叫上映」に行ってきた 2015年10月15日 17:20 [映画.com ニュース]劇中のセリフにちなんで8回観ることを「V8」と呼ぶ熱狂的なリピーターを生んだ「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。立川シネマシティの極上爆音や塚口サンサン劇場のScreaming “MAD”上映など劇場側もイベント性を打ち出し“祭り”状態は留まるところを知らない。そして東京・池袋の新文芸坐が10月11日に開催したのが「絶叫上映」。コスプレ大歓迎、鳴り物の持ち込み可、上映中に一緒に叫んで太鼓を打ち鳴らす狂騒の宴がどんなブッ飛んだことになっているのか取材に行ってきた! 「絶叫上映」開催中。ウォーボーイズのトレードマーク「V8」ポーズを決めるみなさん。 「絶叫上映」は11日夜の一回限り。266席分のチケットは瞬殺で完売したといい、開演の一時間以上前からロビーに続
本日10月14日発売の週刊少年マガジン46号(講談社)には、山田監督からのメッセージが掲載された。また大今もコメントを発表。キャストや公開時期などの詳細は続報を楽しみに待とう。 「聲の形」は、聴覚障害者の西宮硝子と、彼女を傷つけた少年・石田将也を中心とした物語。別冊少年マガジン2011年2月号に掲載された読み切りを経て、2013年8月より週刊少年マガジン(ともに講談社)にて約1年3カ月にわたり連載されてきた。単行本は全7巻が発売中。「このマンガがすごい!2015」オトコ編、コミックナタリー主催のマンガ賞「コミックナタリー大賞 2014」でもそれぞれ1位を獲得し、第19回手塚治虫文化賞の新生賞を受賞している。 大今良時 コメントアニメでしか表現できない事が沢山あると思います。どうなるんだろう? 今からわくわくしています。 漫画では自分の家族や友人などの身近な人や、全く身近で無い人をお話にしま
ホーム > 映画ニュース > 2015年9月23日 > 庵野×樋口版「ゴジラ」に長谷川博己&竹野内豊&石原さとみ!タイトルは「シン・ゴジラ」に決定 庵野×樋口版「ゴジラ」に長谷川博己&竹野内豊&石原さとみ!タイトルは「シン・ゴジラ」に決定 2015年9月23日 05:00 「シン・ゴジラ」に出演する(左から) 竹野内豊、長谷川博己、石原さとみ[映画.com ニュース] 配給大手の東宝は、12年ぶりに製作する新作「ゴジラ」のタイトルが「シン・ゴジラ」に決定したことを発表した。また、脚本・総監督を庵野秀明、監督・特技監督を樋口真嗣が務める同作に、近年の日本映画界をけん引する長谷川博己、竹野内豊、石原さとみが出演していることが明らかになった。 庵野総監督、樋口監督が手がける「シン・ゴジラ」は8月にクランクインしているが、4月1日の製作決定以降、初めて主要キャストの名が公になった。ストーリーはいま
2015年度のアカデミー賞主要4部門(作品賞・監督賞・脚本賞・撮影賞)を受賞した『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』。 この作品は他の多くのアカデミー賞受賞作とは趣が異なり、見たままスッと理解できる作風ではありません。そこで基本的な“捉え方”のような解説を書いてみます。 どんでん返しがあるような作品ではありませんが、エンディングを含めた解釈を書きますので未見の人はまず観賞をオススメします。 参照:http://www.foxmovies-jp.com/birdman/ 隕石のような何かが雲の奥側を炎を纏い落ちてくる場面から映画が始まります。 カットが変わって古びた劇場に場面を移すと電球のたくさんついた鏡の前で、初老特有のクタクタで力の無い皮膚の男リーガン・トンプソンが、ブリーフ1枚で座禅を組んで空中にプカプカ浮かんでいます。 そこから映画は約2時間、“ほぼ”ワンカットで進み
2015年09月03日22:30 映画ファン選定「大どんでん返し映画」ベスト5! Tweet 1: フランケンシュタイナー(東日本)@\(^o^)/ 2015/09/02(水) 15:01:20.52 ID:OqAauO8k0.net BE:837857943-PLT(12000) ポイント特典 [映画.com ニュース] ラストのどんでん返しが本国で話題をさらったドイツ発のミステリー「ピエロがお前を嘲笑う」の 映画ファン向けの試写会で、配給のファントム・フィルムが「最も衝撃を受けた“どんでん返し映画”ベスト3は?」との アンケートを行い、総勢324人が回答した。 2位以下と大きく差をつけて第1位に輝いたのは、M・ナイト・シャマラン監督の代表作「シックス・センス」(1999)。 ブルース・ウィリス演じる小児精神科医と、ハーレイ・ジョエル・オスメント扮する“死者が見える”少年の交流を描く本作
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のCGメイキング動画です。 映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のCGメイキング動画 Brave New World | Mad Max Fury Road | vfx 激しく危険なアクションがてんこ盛りだった本作。危険なシーンがどのようにして出来あがったのかが何となく分かる動画ですね。 トム・ハーディ演じるマックス。グリーンバックの前で撮影されています。耳からは撮影スタッフからの指示を聞くための物でしょうか。イヤホンが出ていましたが、CG処理で消されています。 横転する車体に乗っている白塗りの武装戦闘集団『ウォーボーイズ』。『ウォーボーイズ』役の人は安全な所で撮影された素材を、後からCG合成されています。 ロトスコープという物の動きをトレースしていく作業。ラインの感じを見るとAfterEffectsで作業されたっぽいですね。飛び散る破片をひ
公開初日に観に行ってきました。実写版「進撃の巨人ATTACK ON TITAN」。以前にアニメ映画「進撃の巨人」の方でも書いたとおり僕は「進撃の巨人」の映像コンテンツとしてはアニメ版の方で満足してるので特にこの実写版を観る気もなかったのですが、試写会で観た人たちの評価が高かったこと、公開日が映画の日だったこともあって劇場まで観に行きました。なんだかんだ気になる題材ではあるのですよ。「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」を観賞。最初に言っておきますがまったくと言っていいほど褒めてません。けなしてます。 この作品を観る前には予告編以外は特に積極的に事前情報を得ることはしなかった。それでも先に言ったような試写会で観た人たちの反応や、某評論家?の観た観ないでの監督とのいざこざ(評論自体は読んでない)、脚本を担当した町山智浩氏が何度も「原作者公認のもと色々変えた」という発言などは入ってきてい
「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」40点(100点満点中) 監督:樋口真嗣 原作:諫山創 出演:三浦春馬 長谷川博己 水原希子 映像面の優位を活かせぬもどかしさ 「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」は、マンガをそのまま実写にするといろいろとリアルじゃなくなるから、そうならないよう時には大胆に変えていこう、とのコンセプトで作られたそうである。 なるほど、原作者自身も関わって脚本づくりなどを行った理由としては、それは大いに理解できる。そういうことなら大幅な改変もやむを得まい。 100年以上前、あらわれた巨人に人々は食われ、滅びかけたという。いまや、残った人類は高い3重の壁の中でひそかに暮らしている。それでも外の世界が気になる冒険心あふれるエレン(三浦春馬)を、優しいミカサ(水原希子)はいささかの心配を持って見守るのだった。そんなとき、衝撃とともに壁の向こうに何かが現れる。
『マッドマックス 怒りのデスロード』はいろいろ驚きのある映画だったけれど、一番驚いたのは、女性の解放という物語の骨格でなく、主人公マックスのキャラクターだった。メル・ギブソン版マックスのマッドは「怒りでなにをしでかすかわからない」ぐらいの意味だったけれど、今回のトム・ハーディ版マックスは違う。文字通り、「臨床的に気が狂ってる」マックスだ。彼は精神病患者なのだ。 マックスはどう狂っているのか 前評判では「喋らない」「目立たない」「主役はフュリオサ」と言われていたマックス。ところが実際映画が始まってみると、ウォーボーイズにあっさり捕まる彼の行動や表情は、「寡黙なヒーロー」と言うにはどこか違っていた。 ゲージに入れられたマックスの心ここにあらずという表情。敵車のフロントに縛り付けて命の危機にあるのに「俺のクルマ!」と叫ぶ執着心。口枷を外そうとコリコリコリコリとヤスリを削る反復運動。トム・ハーディ
あんまりにも評判がいいので「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観に行ってきた。ネットではフェミニズム映画かどうかが議論になっているようだが、私はこの作品は男性監督の「男の夢みるフェミニズム」の映画だと思った。抑圧され奴隷化された男性が、女性たちと共闘する物語なのである。以下はネタバレを含むので、観る予定のある人は読まないこと推奨。(アクションシーンなど、フェミニズムに関する話以外の感想はすべて割愛しています) ジョージ・ミラー「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 http://wwws.warnerbros.co.jp/madmaxfuryroad/ マッドマックスの世界は、核で大地が汚染され、緑が失われた荒野が広がっている。悪の帝王イモータン・ジョーによって、民衆は搾取され貧しい暮らしの中、従属することでしか生き延びられない。ジョーの手駒であるウォーボーイたちは、戦争のために教育さ
6月27日のサタデーナイトラボで一部紹介した、ジョージ・ミラー監督インタビューの全文掲載! インタビュアーは、番組でもおなじみの映画ライター・デザイナーの高橋ヨシキさんです! (書き起こし&翻訳もヨシキさんに担当していただきました。) 二人の濃いやりとり、お楽しみください! ========================================== ーーお会いできて光栄です。(ウォーボーイズの合掌を真似して)ところで、この指を組み合わせる合掌のやり方が仏教に実在するのをご存知でしたか? ミラー監督 本当に? ーーええ。これは金剛合掌といって、最も堅固な合掌のやり方だと言われています。 ミラー監督 そうなの? それは驚きだ! ーーと、こないだ知り合いの坊さんかに教えてもらいました。 ミラー監督 映画のこれは(ウォーボーイズの合掌)V8エンジンの形のつもりだったからね。「V8!」と(
英ロンドンでの映画上映会に登場した英俳優クリストファー・リーさん(2012年10月23日撮影)。(c)AFP/CARL COURT 【6月11日 AFP】映画『吸血鬼ドラキュラ(Dracula)』でのタイトルロールや、「ロード・オブ・ザ・リング(Lord of the Rings)」「スター・ウォーズ(Star Wars)」シリーズでの悪役などで知られる英俳優クリストファー・リー(Christopher Lee)さんが、今月7日に死去していたことが分かった。93歳だった。英ロンドン(London)・ケンジントン&チェルシー王立区(Royal Borough of Kensington and Chelsea)の地元当局者が11日、AFPの取材に明らかにした。 英紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)によると、リーさんは呼吸器系の問題と心臓疾患で3週間にわたり入院していた病
映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」の大ヒット御礼舞台あいさつに登場した(左から)押井守監督、筧利夫さん、真野恵里菜さん 現在公開中の映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」(押井守監督)の未公開カットを加えたディレクターズカット版が10月10日に公開されることが、9日明らかになった。同日、東京都内で行われた舞台あいさつで発表されたもので、押井監督は「だいたい映画っていうのは、完成すると、(シーンを)切れとか切らないとか、監督とプロデューサーの間でもめるんですけど、今回もいろいろありまして。お互いの顔を立てようってことで、二つのバージョンを作りました」と明かした。
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