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増田と文学に関するkash06のブックマーク (9)

  • 文学部出身が文学部の文章について書く - あのにますトライバル

    初手で「ながい」のタグをつけたけど、ここまで文章についてみんなどうこう言うと思っていなかったのでこの増田の文章について書いていきます。 anond.hatelabo.jp 文章が下手と言われていますが、残念ながらそう見えるポイントが明確に3つ存在しています。 一文が長く、読点(、)が少ない これは見た目の問題。一文が長い割に読点が少ない。読んでいる人は一文が長いとストレスになるので、文の長さを短くするか読点をもっと打つかしたほうがいい。 論旨がわかりにくい おそらく元増田は「文学部は就職がないぞ!」ということが言いたいのだと思う。それなら就活の話に論点を絞るべきで、元増田の自己紹介とか文学部のいいところとかいらない。 あとやたら「~な人向けです」「読みにくいかも」みたいなエクスキューズ入れてるけど、入れるくらいならもっとわかりやすい文章に推敲しろ!「字書き初心者なんですー」と言いながらウザ

    文学部出身が文学部の文章について書く - あのにますトライバル
    kash06
    kash06 2023/06/24
    きっと、話を聞いて貰いたかったんだろうな。そして、残念ながら誰にも言えなかったかな。人を諭すにしても、なんか論の中心が無くて、それは主張ではなく本当に自分の話をしたかったのかな。飯おごるから聞くよ。
  • 「公式が勝手に言ってるだけ」からはじめる文学理論半世紀

    最近、二次元に魂を奪われ二次創作に萌える二次豚とでも呼ぶべき存在どもが、「公式が勝手に言ってるだけ」「原作とアニメで言ってないだけ」という種類の鳴き声を発明した。 歴史学などの一部学問においてはこうした態度が倫理的に要請されてきた、ということはニコニコ大百科でも指摘されているが、そもそもこうした態度はここ半世紀ほど「文学」「テキスト」「作品」といった物事を専門家が語るために用いられてきたものがほぼ起源であろうと思う。「テクスト論」と呼ばれるものがそれである(構造主義の話はしません)。 すなわち「勝手に言ってるだけ」「言ってないけど言ってる」は、文学者がこの半世紀格闘し続けてきたテーマなのである。ちなみに稿は、加藤典洋『テクストから遠く離れて』をなんとなく参考にして書かれたので、興味のある方はそちらも読まれるとより楽しいかと思う。 さて、半世紀ほど前まで、たとえば夏目漱石の作品を批評する、

    「公式が勝手に言ってるだけ」からはじめる文学理論半世紀
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    今日は小林多喜二の命日です

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  • 増田がメンヘラにとって救済をもたらすサービスであり続けて欲しい

    私は「インターネット上で故人のブログが閲覧できる」ということを知り、廃墟サイトまとめを閲覧していた。 そもそも一体なぜ私が故人のブログに興味を持ったのかということについて述べたいと思う。中学生の頃、図書館で南条さんのを借りた。当時私はリスカやアムカを常習的に行っていた。そのような自傷行為がきっかけで南条さんのに辿り着いたと記憶している。 には、南条さんという人物について、また彼女がインターネット上に残したものについて書かれていた。 「死んだらインターネットで公開したものが残り、さらには書籍化されるパターンもあるらしい」 衝撃だった。 南条さんは、生存した証をインターネット上に残して死んだ。いや、「生存した証がインターネット上に残ってしまった」と言い表した方が正しいのかもしれない。 さて話を戻すと、インターネット上で閲覧できる故人のブログというのが、二階堂さんの「八脚の蝶」という日記

    増田がメンヘラにとって救済をもたらすサービスであり続けて欲しい
    kash06
    kash06 2022/02/19
    インターネットにこそ流したい日記というものがあるのはわかる気がする。二階堂奥歯を引きながら、それを読んだ時の話ではなく、まだその文章に出会っていない時系列的に同一のご自分を書き出す見事さ。
  • 作品発掘タグをつけた増田アワード100user以下編 - あのにますトライバル

    みなさん作品発掘してますか?オリンピックはもう終わりましたよ。 b.hatena.ne.jp さて、今回は「作品発掘タグをつけた増田の中からブクマ数100user以下のもの」をピックアップしました。隠れた名作が見つかるかもしれません。それではちぇけらー。 anond.hatelabo.jp 不思議な出来事。個人的に2021上半期アワードにしてから再浮上したのが嬉しかった。 anond.hatelabo.jp 割と好き。こういう真っ向からいい話もたくさん欲しい。 anond.hatelabo.jp 嫌いじゃないんだけど、何度かピックアップしても1uerなの腑に落ちない。ニッチすぎるのか。 anond.hatelabo.jp これもすごく好きなんだけどこのブクマ数には納得できない。理不尽という言葉がぴったりな増田anond.hatelabo.jp リリックだ。曲をつけて欲しい。 anond

    作品発掘タグをつけた増田アワード100user以下編 - あのにますトライバル
  • 漱石はなあ、組織に馴染めんやつ、時代遅れ、アスペ……その他もろもろの..

    漱石はなあ、組織に馴染めんやつ、時代遅れ、アスペ……その他もろもろの「はみだし者」の心のよりどころになる文章を山のように生み出したんや。それだけでなく、「なんでそうなるのか」「どうしたらええんか」について、誰よりも早く考え、真面目に悩み、胃潰瘍で血を吐くほど苦しんで苦しみ抜いて書き続けて死んだんや。すごい人なんやで。 そもそもな。文学というのは、「形のないものに形を与える」営為なんや。こいつのおかげで、人の抱える人生への悩み、生きづらさみたいなもんに少しだけ形を与えることができて、それは心理学的に言えばめちゃめちゃ大きい社会的な「癒やし」効果になるんや。漱石がやったのはそういうことになる。端から見れば、ただ「小説を書いてた」だけやろな。漱石がもともと建築家になるつもりやったって知っとるか。けどなあ、友達に止められたんや。「夏目くん!残念ながら日はまだまだ二等国や。君が思うヨオロッパみたい

    漱石はなあ、組織に馴染めんやつ、時代遅れ、アスペ……その他もろもろの..
    kash06
    kash06 2020/08/19
    読書が生きるとは、こういう事なのか……
  • [今日も聖書を読む読む]

    ひさびさに中島敦『山月記』を読んだら、だいぶ読み方が変わって驚いた。 以前は、強烈な自尊心ゆえに友人や先生に教えを請えないエリートが没落した様を描くことで、「つまらないプライドは捨てて生きていかないとロクなことにならないよ」という教訓を言う話だと思っていた。 が、この読みはどうも浅薄というか、人生の敗北者にとっては厳しすぎるのである。というか結論だけ抜き出せばそこらの自己啓発と変わらないような気がしてきて、作品の価値を矮小化しているような気さえしてくる。 そこで、もう少し人生の慰めになるような読み方はないか。と考えていたら、これは「理不尽な世の中に自分を合わせられない不器用な男が、苛烈な自己責任論で自分を裁いてしまい、自分を受け入れてくれる神も持たなかった結果、精神的な苦境に陥る話」じゃないか、と思い始めた。 中学生の頃に読んだときは、李徴は周囲に教えを請いたりできないプライドの高い男だ

    [今日も聖書を読む読む]
    kash06
    kash06 2017/02/26
    増田で山月記の解釈が続く。読みの至らぬ私のような者には、学ぶ事ばかりです。ありがたい。(昨年ぶりの投稿、お元気そうで何よりです。
  • うちの金魚の半生

    うちの金魚は5歳である。名前はあるが、個魚情報なので一応伏せておく。うちにやって来たときには生まれていたから、正確な誕生日はわからないけれど、まあとにかく大体5歳である。金魚の年齢で5歳というと、まだまだ生きられそうに思えるが、実のところすでに寿命は近い。うちの金魚は金魚すくいでよく見かける赤いやつではなく、背ビレのない、背中が丸みを帯びているあの形である。たまにテレビに映る何十歳のでっかい老魚とちがって、このタイプは比較的るい弱だし、体もそこまで大きくはならない。ましてうちの子はあまりべずに育ったから、年のわりに貫禄がなく子供っぽくみえる。 でも小さいくせしてなかなか骨の折れる魚生を送ってきた。うちの水槽に来た当初は2匹の仲間と一緒に泳いでいたが、いつか彼らはこの世を去り、今では大きすぎる住処に1匹で生活している。氷水みたいに冷たくなった冬の水中で、じっと身を縮めるところなどを見ると、

    うちの金魚の半生
  • 句点が嫌いだ

    わたしはとにかく句点が嫌いだ あれを文中に用いることは、文章を作り上げることに対する怠惰だと思っている 一つのことを表現したければ潔く一つの文章を作り上げるべきであり、それを疎かにするようにすました顔で現れる句点をみていると文の内容にかかわらずそれだけで筆者の底が知れてしまうような気になってしまう 長い文章を、それでいて読みづらくなくすとんと頭に入ってくるようにリズムよくつむぎ出せることが文章力なのではないか 当然表現方法の一つとして否定するわけではなく、ここぞという時に今までの流れの一切を断ち切るようにあらわれる句点の使い方には頭が下がる わたしが言いたいことは、終わりもしない、変化もしない文章のつながりにあらわれる句点がどうしても許せないということだ 大げさな話をすれば、句点を打つということはその文章の流れに死を与えるものと同意なのだ その覚悟なく、水気とコシのないそばのようにぶつぶ

    句点が嫌いだ
    kash06
    kash06 2015/01/29
    思ったより単純作業的に句点を抜いただけのように見えてしまうのだが、これが元増田の言うような長文であっても流麗でリズムのある句点の要らない文章なのだろうか、私にはとんと分からない
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