日本でも社会的投資(社会に良いことをもらたす投資) への関心が高まるなか、こんな本が翻訳されたそうな。 ※翻訳関係者よりご提供いただきました マーク・J・エプスタイン、クリスティ・ユーザス「社会的インパクトとは何か」目を引いたのが第2章「投資家を理解する」で、 投資家が求めるリターンにはだいたい下記の4つがあり、 金銭的リターン社会的インパクトアイデンティティのリターンプロセスのリターン投資家それぞれにこれらの動機の優先順位が違うという話。 金銭的リターン第一主義から離れると、脳内がどっちらかってしまうので、 考え方の整理にちょうどよかった。 意味の分かりにくい言葉の解説をメモしておくと、 アイデンティティのリターンとは、 助け合い…自分を幸せにしてくれたコミュニティへの恩返し、または自分に便益をもたらしてくれた特定の組織への恩返しをしたいという恩義的感覚。満足感…投資をおこなうことで得ら
2015年11月08日07:15 低信託報酬なアクティブファンドは出てこないのか カテゴリ tsurao Comment(2)Trackback(0) ILowCOST / herederosderowan コストという観点から見ると、インデックスファンドの世界では今年は結構大きな動きがありました。 他社のライバルファンドと結構大きな差をつけて低信託報酬なファンドシリーズである<購入・換金手数料なし>シリーズを提供しているニッセイアセットマネジメントがファンドを拡充していく中、確定拠出年金専用だった三井住友アセットマネジメントのインデックスファンドシリーズが楽天証券から一般向けに販売されるようになりました。 【参考】eMAXISが新バランスファンド2つを発表。それを<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)が蹂躙超低信託報酬の「三井住友・日本債券インデッ
本ではなく「本屋」を売る――街の書店が潰れる時代に、B&Bに毎日人が集まる理由 Tweet 2015.10.27 THU 下北沢、B&B。 扉を開けると、科学、アート、文学、建築、料理……文脈のある選りすぐりの本たちが静かに並ぶ。海外を旅して新しいものを見るようなわくわく感や、こんなことを知りたい!という知的好奇心が刺激され、目の前の本に自然と手が伸びる。 ここはブック・コーディネーターとして本にまつわる仕事を手がけてきた内沼晋太郎さんが、博報堂ケトル代表の嶋浩一郎さんと2012年に開いたまちの本屋。 じっくりと本を選ぶ人や売り物でもある椅子に座ってビールを飲む人。毎日開催されるイベントに来る人たち。B&Bには、「本」を媒介にして「人」が集まる。 「本屋はメディア」を本気でやる―― 内沼さんがまだ構想段階だった資料にはっきりと書いたその言葉どおり、今年4年目を迎える本屋B&Bは、まさに「メ
この夏の国際親善試合、フランクフルトvsFC東京。そのTV中継の中で、解説の川勝良一氏がこのような事を言っていた。『人が感じたモノを忘れないでいられるのは、長くて一カ月』と。 この試合で選手が得るであろう経験。もしくは身体をぶつけてみて初めて分かる実感。リードしてみせた嬉しさ。スコアをひっくり返された事への悔しさ。 どれもが確かに貴重なものであることを認めた上で、しかし並みのサッカー選手だとその経験・感情を継続出来ない、それを忘れてしまうのが人間というものである、という様な話だった。 ◇◇◇ 今年から、FC東京U-18は「高円宮杯U-18プレミアリーグEAST」に参戦。第10節時点で5位という成績を残している彼らもまた、この予想以上にタフなリーグを戦い抜く中で、選手として足りない部分を感じつつも、しかし同時に手応えも得ていたはずだ。 そもそも、これまでプレミアにおいて9位降格しか経歴の無い
「投資は知的でおしゃれ」ひふみ投信・藤野氏が講演 ダイヤモンド社 藤野英人『日本株は、バブルではない』刊行記念著者セミナー #1/4 4年連続でR&I優秀ファンド賞を獲得中の投資信託「ひふみ投信」を運用するレオス・キャピタルワークス・藤野英人氏が書籍『日本株は、バブルではない──投資家が知っておくべき「伊藤レポート」の衝撃』(ダイヤモンド社)を刊行。都内で出版記念講演会が行われました。講演会では、女の子の嫁入り道具のために桐の木を育てる「桐たんす物語」を例に出しながら、投資において重要な事柄や、企業のどこに注目すべきかについて、個人投資家に向けて語られました。 株式投資はおしゃれで、知的で、かっこいい社会貢献 藤野英人氏(以下、藤野):皆さんこんばんは。レオス・キャピタルワークスの藤野でございます。本日は雨の中お集まりいただきまして、本当にありがとうございます。出版記念の講演ということで、
TwitterやFacebookでマーケットを見る目を養うコツ ダイヤモンド社 藤野英人『日本株は、バブルではない』刊行記念著者セミナー #2/4 ファンドマネージャーとして豊富なキャリアを 持つレオス・キャピタルワークス・藤野英人氏は、マーケットはあらゆる人が参加しているため、投資家は多くの視野、視点を確保することが重要であると説きます。マーケットの感覚を鍛えるためには、日ごろ、TwitterやFacebookなどのSNSでもさまざまな人の意見を見ることが重要になってきます。その他にも株価と企業価値はイコールではない理由や、PERの数値はどう捉えるべきかといった、投資家にとって非常に気になる、いい投資先を選ぶ基準や、投資を行う上で重要なポイントについて語りました。 客観的な視点がなければ、いい会社を発見できない 藤野英人氏(以下、藤野):ちょっと経営理念の話で脱線しましたが、このビジネス
香川県・高松からことでんに揺られて15分ほどにある「仏生山まちぐるみ旅館」。小さなこのまちには歩いていける距離に温泉や宿泊施設、カフェや本屋、パン屋や雑貨屋など、どこか同じ空気感を持つ場所が点在する。このまちに実体としての旅館があるわけではなく、まちぐるみでまち全体をひとつの旅館のように見立てているのだ。 番台を務める岡昇平さんは、仏生山まちぐるみ旅館は“まちの見方を変える”一つのメディアでもあるという。その一方で、”プロモーションはせず、まちをメディア化しない”ようにしているのだとも。 仏生山は、いわゆるまちおこしをしている場所にあるような特別な活気もなければ、シャッター商店街のようなさびれた感じもない。あるがままで自然体という空気感が心地よい。その理由は、一見矛盾するような岡さんのこの言葉に裏打ちされた、このまちのあり方にあるのかもしれない。 なぜプロモーションをしないのか、このまちに
1度きりの消費よりも、めぐる関係をつくる──まちおこしをしない高松・仏生山はなぜ人を惹きつけるのか? Tweet 2015.9.8 THU 「高松の仏生山(ぶっしょうざん)がおもしろい」 全国を飛び回っている“地方通”の人に「いま注目する地域」を尋ねたら、一番に教えてくれた場所。それが、香川県高松市にある「仏生山」というまち。 そこでは「仏生山まちぐるみ旅館」という名のもと、温泉を拠点に、飲食店や書店など、まちに点在するお店をめぐる関係がつくられていると言う。まちぐるみ旅館がきっかけで、そこで生まれ育った人が戻ってきたり都心で暮らす人が移住をしてきたり、暮らす人と小さなお店がほんの少しずつ増えているのだとか。メディアで大きく取り上げられることも、“まちおこし”が盛んに叫ばれているわけでもないその場所で、いま、何が起こっているのだろう。 まちはときに、そこに住む人たちの価値観やライフスタイル
企業メディア「サイボウズ式」は2012年5月に始まり、丸3年が経ちました。その間、チームワークや働き方(ワークスタイル)のテーマを追いかけ、メディアとして情報を配信してきました。この過程を経て改めて生じた疑問。それは「メディアって、そもそもなんだろう?」ということ。いわば答えのない正解を探している状態かもしれません。 そんなサイボウズ式とタッグを組み、一緒にこの疑問を掘り下げてくれるメディアが現れました。講談社のニュースメディア「現代ビジネス」です。7月23日、2社でブランデッドメディア「ぼくらのメディアはどこにある?」を開始します。 既存のメディアのちょっと外側に出て、個人の体験、場所、企業といった新たな場所にあるメディアを探しに行ってみます。今回一緒に「メディアとは何か?」を探求してくれるのは現代ビジネス編集部のみなさん。サイボウズ式 編集長の藤村とともに思いを語ります。
何が勝つかより「何が価値か」──10年前のどん底時代にスマイルズが描いた、数字のない事業計画 Tweet 2015.9.4 FRI 1996年、三菱商事に務める1人のサラリーマンがアーティストとして絵の個展を開いたことがきっかけで生まれた、食べるスープを提供する「Soup Stock Tokyo」。2000年、社内ベンチャーとしてスマイルズが立ち上がり、遠山正道さんはサラリーマンのまま社長になった。 2008年に完全に独立した企業となったスマイルズは、「世の中の体温をあげる」ことを目指して、キュートでユニークなネクタイを揃える「giraffe」、使っていた人の顔が見えるセレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」、家族の時間を彩るファミリーレストラン「100本のスプーン」、そして「新潟産ハートを射抜くお米のスープ300円」というアートを生み出した。 ビジネスとアートの世界を行
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