ゲーム「ファイナルファンタジー」やアニメ「ガッチャマン」など数多くの作品を世に送り出したイラストレーターの天野喜孝さんが手掛けた絵本「やさいのようせい」。NHK教育でテレビアニメが放送されているが、DVDボックス第2シリーズ(発売元・加賀電子、1万9800円)が21日、発売される。天野さんにこれまでの仕事ぶりや、「ようせい」誕生の秘密などを聞いた。【河村成浩】 --「タツノコプロ」に入社されて、多くのアニメにかかわっています。 僕が入社したのは15歳で、十代で「みなしごハッチ」とかを描いていて、「タイムボカン」シリーズを手掛けたのも20歳ぐらいかなぁ。“三悪”(ドロンボー一味)を作ったのも僕なんです。実はドロンジョの頭のとんがっている部分ですが、ブラジャーをイメージしているんです。若かりしころで、そういう欲望があったんですね。 --アニメーターの世界は、仕事量も多く大変そうです。 デザイン