iPad Pro (2024) review: So very nice, and so very expensive
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「なぜ、4Kテレビをたくさん売ってしまったのか……」 首都圏某所に店舗を構える中小電器店の店主は悔悟の日々を送っている。昨年12月に高精細、高画質を標榜し鳴り物入りで始まった4K8K衛星放送。この店では4K放送が始まる前までに1台30万円ほどの「4Kテレビ」をなじみの客を中心として、数十台売った。 「4K放送の映像は別世界」「東京五輪はきれいなテレビで見たほうがいいよ」。昨秋、店主は顧客らに繰り返しこう勧めた。4K8K放送は2K(フルハイビジョン)よりも鮮明な映像が売り。テレビCMやパンフレットなどにうたわれていたフレーズを売り文句とした。 ところが、昨年の放送開始からほどなく、この店主は4Kテレビの販売をきっぱりやめてしまった。理由は放送を見た客の反応があまりに「想定外」だったからだ。 いざ4K放送が始まると、テレビの購入者から「画面が暗い」「暗すぎて鮮明かどうかもわからない」との苦情が
今テレビを買うなら「4K」は当たり前だが、高画質化に貢献しているもうひとつの重要キーワードが「HDR」である。HDRの基本については当連載の過去記事「テレビのHDRとは?」で取り上げたが、HDRにはいくつかの方式があり、テレビなどの映像装置、ディスクプレーヤーやメディアプレーヤー、コンテンツまで、すべてを同じ方式で揃えないとその魅力を最大限に楽しむことができない場合があるので注意が必要だ。 そこで今回は、HDRの3大方式と言える「HDR10」「Dolby Vision」「HLG」について解説し、それぞれの違いや対応製品・コンテンツを紹介していこう。また拡張規格である「HDR10+」や、「Dolby Vision IQ」「HDR10+ Adaptive」といったテレビ側の環境対応機能についても説明する。 HDRのメリットを簡単におさらい 「HDR」とは「High Dynamic Range」
フィリップスがこの展示会でメインに押し出していたのは、42.5型のPC用ディスプレイ「436M6VBPAB/11」および「436M6VBRAB/11」の2製品だ。VESAが策定したDisplayHDR規格に準拠した国内初の製品であり、公の場では今回の展示が初のお披露目。その表示を見ようと、平日の昼間にもかかわらず、ブース内は人だかりができるほどだった。新たなディスプレイの要素であるHDRに対する興味の高さがうかがえる。 新しい映像体験を実現する最新技術「HDR」 最近、家電量販店のテレビ売り場でも「HDR」という文字を見かけることが多くなったが、HDRとはHigh Dynamic Rangeの略称である。従来よりもより広いダイナミックレンジを備えたテレビ、またはディスプレイという意味で用いられている。 ダイナミックレンジとは、階調性を保ったまま破たんなく(白飛びや黒つぶれなく)表示できる明
「CES 2018」では「HDR10+」の認証・ロゴプログラムが公式に披露された。20世紀フォックス、パナソニック、サムスンの3社が2017年のIFAで発表した、既存の「HDR10」を拡張する規格だ。 HDR10+は、既存のHDR(ハイダイナミックレンジ)のスタンダード規格であるHDR10に対してメタデータを加えることで、薄型テレビによる高画質なHDRの表示を目指す技術。 規格は最低限の年間管理費用のみで、ユニット当たりのロイヤリティーフリーで提供される。 現在のHDR10の仕様は最大10000nits(輝度の単位)のピーク輝度の収録ができるが、この仕様はHDR10+でも映像ストリームを含めてまったく同じ。 異なる点はHDR10はコンテンツ(例えば、映像配信の1作品、UltraHD Blu-rayの1タイトル)の作品全体に対して最大輝度のメタデータをスタティックに提供するのに対して、HDR
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