【シリコンバレー=中藤玲、ニューヨーク=清水石珠実】ソニーグループと米投資ファンドが、米メディア大手パラマウント・グローバルに買収案を提示したことが2日、分かった。米メディアは買収額を260億ドル(約4兆円)と報じた。米映画大手が優先的に進めている買収交渉に割って入るかたちだ。買収合戦が熱を帯びている。関係者によると、ソニーG傘下の映画事業会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)と
英国Raspberry Piがソニーのインテリジェントビジョンセンサー「IMX500」を搭載したAIカメラモジュールの発売を予定していることが分かった。Raspberry Piがドイツ・ニュルンベルクで開催中の組み込み技術の展示会「embedded world 2024」(2023年4月9~11日)で公開した。 IMX500はソニーが2020年5月に発表した製品で、イメージサイズが1/2.3型(対角7.857mm)の画素チップと、ロジックチップを重ね合わせた積層構造を採用。ロジックチップに、通常のイメージセンサー信号を処理する回路に加え、AI処理に特化した独自のDSPや、AIモデルを書き込むためのメモリなどを集積したことで、高性能プロセッサや外部メモリなどの追加なしで、エッジAIシステムの実現が可能になるというもの。画素は有効約1230万個の裏面照射型画素を配置している。
「つながる家電とかできないかな」。ある経営会議の場でハワード・ストリンガーの後継として社長になった平井一夫が議論を吹きかけた。「誰も鍋や釜を作るためにソニーに入社してきた人はいない」。デバイス担当の副社長、鈴木智行は平井の提案に即座に「NO」を突き出した。平井が社長のバトンを受け取った2012年当時は4期連続の赤字で、特に主力のテレビ事業は8期連続の赤字。今までソニーを支えてきたハード商品は壊
YouTubeチャンネルMoore’s Law is Deadは、ソニーが「PlayStation Vita 2(仮名)」を開発中であるとのリーク情報を伝えました。 AMDのカスタムAPUを搭載した携帯ゲーム機になるとのこと。情報源曰く、このAPUはPS4ゲームとの完全な下位互換性を確保しているといいます。 また、PS5向けタイトルを動作させるには開発者がパッチを適用する必要があるとしています。 あくまで開発の初期段階であり、市場に出るかどうかは不確定。もし発売されるとしてもPS6と同時期になるとのことで、まだまだ先になりそうです。 PlayStation Vitaは、2011年12月に発売された携帯ゲーム機。当時3G版も存在するなど先進的でした。今でも直系の後継機は出ていません。 ソニーは2023年、携帯型のPlayStation Portalを発売していますが、これは、あくまでPS5を
日本のモノづくりが危機に直面しているといわれて久しい。しかし、この傾向は既に1980年代からNICS、あるいはNIESという言葉とともに語られていたことだ。当時も、それほど高い製造レベルが必要ない生活用品の多くが、近郊アジア地域から大量に流入していた。そのころ、日本はバブル経済期であったため、むしろアジア全体の発展としては好ましいと見る風潮もあった。 小寺信良が見たモノづくりの現場(第2回) 「グローバル企業として生き残るには――ボッシュ栃木工場に見るニッポンクオリティ」 自動車の品質とコストを支えているのは誰か。多くの部分を下支えしているのが部品メーカーだ。自動車部品メーカーの1つ、ボッシュ。その栃木工場の工夫を、小寺信良氏の目を通して語っていただいた。品質向上への努力とはどのようなものなのかが分かるだろう。 こちらからお読みください。 当時は現在のレベルにまで、アジア諸国の製造技術が向
ソニーは2023年6月29日、放送用/業務用/シネマ制作用ビデオカメラや編集用機器、メディカル用モニター/プリンタなどの周辺機器を生産しているソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ(SGMO)の湖西サイト(静岡県湖西市)の生産活動を2024年6月末に終了すると発表した。湖西サイトの生産品目は、SGMOの幸田サイト(愛知県幸田町)に移管される。 湖西サイトの生産終了は、ソニーグループでエレクトロニクス製品を中心としたエンタテインメント・テクノロジー&サービス事業を担うソニーの国内生産オペレーションのさらなる強化を目的とした事業所再編によるものだ。同事業の生産拠点は、湖西サイト、幸田サイト、木更津サイト(千葉県木更津市)、稲沢サイト(愛知県稲沢市)の4サイトから3サイト体制となる。ソニーは、サイト間の連携とオペレーションの強化を図りながらより強固な事業基盤の確立を目指すとして
新型コロナウイルス感染症の拡大で一時期、タクシーに対する需要が急減したにもかかわらず、ソニー系のタクシー配車アプリ大手S.RIDE(エスライド、東京・港)は好調を維持している。アプリ「S.RIDE」が2022年通年で配車した件数は21年の約2.3倍に、予約件数は同約4.9倍に増加した。東京ハイヤー・タクシー協会の発表データによれば、東京のタクシー業界の平均配車回数は同期間に約1.45倍の増加にと
ソニーは、生産の効率化の一環として、ビデオカメラなどを生産する静岡県湖西市の工場を閉鎖する計画を発表しました。 閉鎖するのは、ソニーの子会社が静岡県湖西市で運営する工場で、放送や映画製作向けのビデオカメラや、医療機器向けのモニターなどを生産しています。 1969年にオーディオ事業の生産拠点として稼働を開始し、かつてはステレオ製品などを中心に生産を手がけてきました。 来年6月末に生産を終了し、閉鎖したあとは、愛知県幸田町にある工場に生産を集約するとしています。 工場に勤務する370人の従業員については、愛知県の工場に配置転換する形で雇用を維持し、退職を希望する従業員には再就職の支援を行うとしています。 ソニーは、「今回の施策を実行することでより強固な事業基盤の確立を目指します」としています。 跡地の用途については、現時点で未定だとしています。
ソニーセミコンダクタソリューションズが、既存の熊本工場に近い熊本県合志市に約27万平方メートルの土地を新たに取得する予定だと明かした。今後、イメージセンサーの新工場建設が期待される。 ソニーセミコンダクタソリューションズは2023年5月25日、同日実施した事業説明会において、熊本県合志市に約27万m2の土地を新たに取得する予定だと明かした。今後、イメージセンサーの新工場建設が期待される。 同社のCEO、清水照士氏は事業説明会において、足元の不安定な市況に触れつつも、「不透明な状況の中でも長期視点に立って将来の準備を進めている」と述べ、熊本県合志市に約27万m2の土地を取得予定だと明かした。 同社が公開した画像をみると、土地取得予定地はイメージセンサーを製造する熊本工場(熊本県菊陽町)から西に1.5kmほどの土地だ。なお、熊本工場の隣接地では、TSMCの子会社でソニーも出資するJASM(Ja
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