Home » 今、タイでのVTuberブームが大変なことになっている “文化のるつぼ”から生まれる新たな才能を追う バーチャルYouTuberという言葉が始まってから7年以上が経ち、VTuber文化は日本国内の若者から高齢者まで幅広く浸透してきています。このVTuber文化は海外でも少しずつ広がってきていて、各国のユニークな個性を映しだしはじめています。 中国語圏では日本と似た雰囲気のVTuber文化が根付いていて、英語圏ではVShojoを始めとした個人の個性を尊重する文化ができつつあります。ラテンアメリカではよりインディーVTuber(個人VTuber)の存在感がより際立っていて、韓国語圏ではKカルチャーの濃い音楽グループが国内外で人気を集めています。 これらのVTuber文化は言語の壁で、日常的にはなかなか目にする機会が少ないかもしれません。特に知られていない盛り上がりを見せているのが
この記事は、2023年10月3日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 最近、老後の人生を考えます。 いきなり何の話だと思われるかもしれませんが、私の方はというと至って真剣で、最近も高校時代の同級生に「どうしようかと考えているんだよね」みたいな話を持ち掛けたばかりです。 タイでセカンドライフおう歌の記事の一方で 関連記事 「わたしが日本を出た理由」 日本人の海外永住者が過去最高だそうです。 ASEAN戦略は「点」から「面」へ――存在感増す主要拠点の現状と課題は 日本のモノづくりにとって、もはや一体不可分となっているアジア・ASEAN地域。一方で、さまざまなリスクを前にアジアへの事業展開に二の足を踏む企業もある。本連載では、日本能率協会が2013年に実施した「日本企業のASEAN地域における事業展開の課題」の調査結果を交えながら、日本の
この記事は、2023年8月17日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 先日、タイで気になるニュースが報じられました。2023年上半期、日本を訪れたタイ人の数が、タイを訪れた日本人の数を上回ったというものです。さらに、日本人は訪タイ外国人旅行者の上位10カ国にも入っていないというものでした。 タイは自動車産業を中心に日本企業が多数進出して駐在員が多く、日本人の旅行先としても人気です。日本人が集まる中心部などでは日本語対応可能なホテルや店舗も少なくありません。そんなタイで訪タイ日本人が上位10カ国にも入らないとは何が起こっているのか。少し事情を追ってみました。 訪タイ日本人旅行者数は全体の何位? 関連記事 「日本企業の部長の年収は、タイよりも低い」は本当か 2022年5月、経済産業省から「未来人材ビジョン」と題するレポートが
この記事は、2023年3月17日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 東京では桜が咲き始めました。例年より1週間ほど早いそうです。取材で通りかかった日比谷公園の近くで桜を見かけたのですが、ああやって日本の桜をまじまじと見たのは、約10年ぶりでした。 また先日は外出中に大学の卒業式に偶然出くわしました。バスの窓から、色とりどりのはかまを来た学生たちの姿を見ることができました。 思い出します。私が大学を卒業をしたのは数十年も昔のことですが、自慢ではありませんが卒業式の後の予定がありませんでした。 予定がなかったというのは、卒業式後の友人たちとの飲み会とかそういう意味ではなく、大学を卒業した後のスケジュールが“白紙”だったのです。 なぜかと言いますと…… 日本の卒業式、タイの卒業式、私の卒業式 関連記事 パナソニック エナジーが3年間で国
この記事は、2023年3月31日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 日本に居を構えてからしばらくしてテレビを購入しました。もう要らないんじゃないかと思ったりもしましたが、買ってしまえばやっぱり見てしまうものです。日本を離れる前はあっちの局やこっちの局に出入りして、テレビ関係の記事を書くことも多かったのですが、タイで暮らしていた10年間は日本のテレビ番組を見る機会はありませんでしたので、10年間分をキャッチアップしている段階です。 NHK「探検ファクトリー」は、普段見ることのできないさまざまな業種の工場を見ることができ、その特徴を分かりやすく紹介してくれるので、仕事柄気になって見入ってしまいます。 テレビ東京系「世界!ニッポン行きたい人応援団」は、日本の文化や商品を愛する外国人を日本に招いて本物に触れてもらう番組ですが、番組が外国人
この記事は、2023年2月9日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 何年も前の話です。当時タイで働いていた会社のタイ人の同僚とショッピングモールに家電製品を買いに行ったことがありました。きっかけは、来タイ当初から住んでいた、バンコクの中心部だけれど少し怪しげな一角で家賃が月7000バーツ(約2万7000円)の部屋から、少し郊外で家賃はほぼ同額ながら、備え付けの家具や内装は比較的新しくなる、という引っ越しをしたことです。 部屋に備え付けのテレビもブラウン管(!)から薄型になり、それに合わせて、確かDVDプレイヤーを買いに行きました。同僚からどこの製品が欲しいのか聞かれたので、私は「日本のブランドがいいかなあ」なんて答えていましたね。 いざ売り場に付くと、ソニーやパナソニック、SAMSUNGやLGなどの家電が並んでいたと記憶
この記事は、2023年2月3日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 外務省の海外在留邦人数調査統計によると、2022年10月1日現在で日本人の海外永住者は20年連続の増加して過去最高の約55万7000人になったそうです。この永住者とは、在留国で永住権を認められ、生活の拠点を日本から海外に移した人たちとのことです。朝日新聞では「わたしが日本を出た理由」の連載が始まっていますし、先日のNHK「クローズアップ現代」でも、海外に移住する若者たちが取り上げられていました。 そういえば私もかつて日本を出た側の1人でした。行き先はタイ。ただ、私の場合は2022年にタイでの暮らしに終止符を打って日本に戻ってきました。今回は時流にあやかって、私が「日本を出た理由」と「日本に戻ってきた理由」を当時の記憶を振り返りつつ端的に記してみたいと思います。 私が
トヨタのタイ戦略はどうなるか 日本政府の然るべき人たちに「伝えたい」:池田直渡「週刊モータージャーナル」(1/5 ページ) 前編では、トヨタのカーボンニュートラル戦略を理解しようともせず、実績にも目を瞑(つむ)り続けて、CO2削減マイナス23%の日本メソッドを訴求しそこねた無策な日本政府に愛想を尽かしたトヨタが、理解者であるタイを軸にASEANのCO2削減に力を入れ始めた話を書いた。 では、なぜタイでは、それが可能なのか? そこはやはりCP(チャロン・ポカパン)グループの凄(すご)さということになる。CPの主要事業の1つに養鶏がある。しかしそこは途上国、海外への食品輸出に関して、衛生や安全規制の不行き届きを疑われ、なかなか輸出が増えなかった時代があった。 CPはそのイメージを覆すことに尽力して、先進国をしのぐ管理体制を整えた。安全、安心。そして環境貢献。そのために彼らは食品の安全性のトレー
ソニーグループは2024年度にタイに半導体の新工場を設ける。主に自動車の運転支援などに使う半導体をつくり同国での生産規模を7割増やす。日本で主要部材のウエハーに回路をつくる前工程を終え、人件費の安いタイで最終製品に加工し、世界に輸出する。半導体は一部で需要が減っているが車用は底堅い。生産工程の国際分業を進め、需給が逼迫しても製品を安定供給できる体制を整える。半導体事業会社、ソニーセミコンダクタ
2022年7月8日、元首相の安倍晋三氏が奈良県で演説中に銃で撃たれ、亡くなられました。 私は事件について何かを論じる立場になく、もとより政界を取材した経験もありません。ただ、今回は私がわずかながら知りうる、安倍氏とモノづくりにまつわる事柄を記し、追悼としたいと思います。 タイには、泰日工業大学(英名:Thai-Nichi Institute of Technology)という私立大学があります。タイ人の日本留学経験者らが中心となって設立された泰日経済技術振興協会(TPA)が母体となり、産業人材の育成を目的として2007年に設立されました。卒業生は日本企業にも多数就職しており、私も取材で訪れたことがあります。 校舎には、漢字で泰日工業大学と書かれた揮ごうが置かれているのですが、実はこれは安倍氏から贈られたものです。なぜそのようなものが置かれているのか。 話は約半世紀前にさかのぼります。
タイのアヌティン・チャーンビラクル保健相=2月8日、タイ・ノンタブリ県/Sakchai Lalit/AP (CNN) タイ政府は家庭での大麻栽培を認める新ルールの制定を記念して、6月に大麻草100万本を全土の世帯に無料で配布する。保健相がフェイスブックへの投稿で明らかにした。 タイのアヌティン・チャーンビラクル保健相は8日の投稿で、大麻草を自家栽培の作物のように育ててもらいたいと表明した。 6月9日に施行される新ルールに基づき、大麻草は地元自治体に届け出を済ませれば自宅で栽培できるようになる。ただし栽培できるのは医療用の大麻に限られ、免許がなければ商業目的で大麻を使用することはできない。 タイは大麻を換金作物として普及させる計画を推進しており、2018年には東南アジアの国として初めて、医療用大麻を合法化した。 大麻に関する自治体の条例も緩和されている。飲料メーカーや化粧品会社は昨年、消費者
ロシア人客、リゾートで立ち往生 帰国も支払いもできず―タイ 2022年03月12日13時33分 タイ南部プーケットのリゾートホテルでくつろぐ観光客=2021年7月 【バンコク時事】タイ南部のリゾート地プーケットで、ロシアからの観光客が帰国できず、立ち往生している。ウクライナ情勢の影響でロシアに戻る直行便の運航が停止されたためで、プーケット観光協会によると、3000~3500人が足止めされている。 人気ダンサー、相次ぎ退団 ロシアのウクライナ侵攻に抗議―ボリショイ・バレエ タイ政府が新型コロナウイルスの感染拡大に伴い停止していた観光客の隔離なし受け入れを2月に再開後、ロシアは国別で最多の渡航者を送り出していた。 ところが、ウクライナ侵攻に対する制裁で航空便が制限され、ロシア航空各社は今月上旬からタイ便を欠航している。米クレジットカード大手がロシア業務を停止したため、ロシア人客は現地での宿泊費
タイの首都バンコクの王宮前に集まるデモ隊(2020年9月19日撮影)。(c)Mladen ANTONOV / AFP 【9月19日 AFP】タイの首都バンコクで19日、プラユット・チャンオーチャー(Prayut Chan-O-Cha)首相の辞任と王室の改革を求める民主派集会が始まった。集会には数万人が参加する見込み。 タイでは7月中頃からほぼ毎日、2014年のクーデターを進めた元軍トップのプラユット首相の辞任と、政権の改造を求める若者主導の集会が開催されている。 また、一部では巨額の王室財産や強力な王室制度の変革を求める声も上がっている。タイではこれまで、不敬罪を取り締まる法律により王室に対する批判はタブーとされてきた。 香港の民主派デモから触発されたこの動きは、徐々に勢いを増しているものの、リーダーはほぼ存在しない。しかし今週末の抗議デモは、王室について最も強い主張を行ってきたバンコクの
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