連載<続・砂上の安全網>③(全3回) 桐生市の生活保護制度の運用をめぐる問題は、第三者委員会が始動し、4月3日には利用者2人が市を相手取って国家賠償請求訴訟を起こして実態解明に向けた段階に入った。新たな証言やデータから、同市の生活保護行政が再生できるのかを問う。
昨年4月下旬、大阪市に住む90歳の女性が自宅で息を引き取った。死因は「凍死」。駆けつけた警察は、同居していた62歳の息子を保護責任者遺棄の罪で逮捕した。都会の片隅でひっそり暮らしていた親子が迎えた最悪の結末。なぜ母親は自宅で凍えながら命を落とさなければならなかったのか。大阪地裁で開かれた公判に出廷した息子は、社会から孤立し、誰にも頼ることができないまま追い詰められたいきさつを語った。(共同通信=助川尭史) ▽体重38・7キロ、骨まで達する床ずれ 法廷で被告人席に座る息子は、大柄な体を縮こませてうつむいていた。短く刈り込まれた白髪交じりの頭に黒縁眼鏡を掛けた姿は、どこにでもいる中年男性に見えた。 公判の冒頭、検察官は、事件のあらましをこう説明した。 親子は、大阪市南部にある築60年木造2階建て長屋の一角で2人暮らしだった。2022年2月中旬ごろから母親が寝たきりになり、布団の中にふん尿を垂れ
呆けてしまった親を見捨ててはいけないのだろうか。冷たいようだけれども各々好きにすればいい、と僕は思う。面倒をみるのも見捨てるのも正しい。僕の母はさいわい元気で、呆けるのは貸した金を返すように僕が文句をいうときだけである。僕自身は家族に面倒をみてもらいたいとは思わない。つか面倒をみてくれる家族がいなかった。奥様からは「キミがボケても面倒はみないから」と言われている。ハードコア・ライフだ。そんなことを考えているのは、実家の裏に住んでいる高齢女性が原因のちょっとした騒動に巻き込まれて警察沙汰になりかけたからだ。母からは裏のオバサンが呆けてヤバいという話を聞かされていた。「約束をすっかり忘れる。約束したことすら覚えていない」「一緒に出かけて帰ってきた直後にまだ出かけないの?と訊いてくる」「娘の旦那宛の電話をウチにかけてくる」等々。オバサンは母よりも少し年上なので八十代前半。僕の一学年上の娘が一人い
4月から新型コロナ治療にかかる医療費が通常自己負担になる。未知の病の脅威が薄れたため政府の助成がなくなるのは当然だが、万が一、コロナ悪化で治療を受けると薬によっては3割負担の薬代だけで20万円を超える恐れもある。最新治療の医療費負担はコロナに限らず重い。そんな中、厳しい医療費負担から治療をためらっているうちに亡くなる「手遅れ死亡」が少なくないことが発表された。 ■全国で1万2000件超の可能性も 「手遅れ死亡」について調査したのは、全日本民主医療機関連合会(民医連)だ。加盟する700カ所の病院や診療所、歯科を対象に昨年1年間に経済的な事情で受診が遅れて死亡した人を抽出した。今月19日に公表した資料を見るとかなり深刻な実態が見て取れる。 まず、具体例を見てみよう。 ①60代の男性は、古物商を早期退職後は3匹の猫とアパートで暮らしていた。離れたところに暮らす姉とは20年以上音信不通。収入は1カ
きらりんぐ @kiraring11 ねぇ聞いて😂 うちの電話番号、タクシー会社と一番違いでしょっちゅう間違い電話かかってくるんだけど、さっきお婆ちゃんから3回連続で「タクシーお願いします」ってかかってきてさ。埒があかんと思って一緒にタクシー会社の電話番号復唱してみたんだけどどうも覚束なくて、しょうがないから→ 2024-03-24 01:57:59 きらりんぐ @kiraring11 →「私がタクシー呼んであげるよ、お家どこ?」って聞いたら、そのお婆ちゃん住所答えられなくて、電話番号もわからなくて。「こんな夜中にどこに行くの?」って聞いたら「旦那が道で倒れて病院に運ばれたって。旦那を発見した人から連絡が来た」って。どうしよう…と思って念のためその病院に→ 2024-03-24 01:57:59 きらりんぐ @kiraring11 →電話するも「家族じゃないと教えられません」って言われて(
『安楽死が合法の国で起こっていること』という本をご存じだろうか。 安楽死が合法の国で起こっていること (ちくま新書) 筆者の児玉真美さんは障害者やその家族の立場に立って活動しているベテランの著述家だ。その著者が、安楽死の議論と実践が進んでいるオランダやカナダなどの現状を伝え、議論のたたき台としてまとめたのが本書、ということになる。 安楽死・尊厳死・自殺幇助といったまぎらわしい語彙を理解するにも向いているだろう。 いわゆる人権先進国で安楽死が急増している 人の生死を扱う書籍だけに、『安楽死が合法の国で起こっていること』にはドキドキする話題やセンシティブな議論が多い。なかでも強い印象を受けたのは、カナダやベルギーやオランダやスイスで安楽死が合法化され、しかも急速に広がっているという話題だった。 たとえばカナダでは2016年に安楽死が合法化されたが、少なくとも当初、その条件は慎重に設定されていた
御年79才。この人の行動力には、誰も敵わない。1月19日、俳優で歌手の杉良太郎が、能登半島地震の避難所・石川県金沢市「いしかわ総合スポーツセンター」で、炊き出しを行った。寒風吹きすさぶ中で、自らメニューを考案した肉うどんを約300人分も振る舞い、デザートのイチゴのヘタも、自ら1つずつ包丁で切り取るほどだった。 「(被災者には)精神面のケアがすごく大事。(今は)ショックから不安に変わってますから」 杉から、うどんを手渡された70代女性避難者は「顔見ただけで元気が出ました」と感激。車いす姿の80代女性は、杉の手を握り号泣した。芸能生活59年間、福祉活動や寄付に私財40億円以上も投じてきた杉の手は、この日も温かかった。 地震からまだ半月だが、自前で運んだ支援物資の数は、個人としては破格の物量だ。 ペーパータオル、フェイスタオル、ボディタオル、スリッパが各600個。下着、スウェット上下、車いす座布
岸田奈美|Nami Kishida @namikishida 京都と東京と神戸|NHKBSプレミアムドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』原作|書いてるエッセイはだいたいnoteか本で全部読める|ABCテレビ「newsおかえり」木曜レギュラー|関西大学客員教授 note.kishidanami.com 岸田奈美|Nami Kishida @namikishida 【障害者が作るクッキーが最高にやばい】 ちょっと信じられないクッキーの話をします。 食材の値上げが、エグすぎる。 節約につぐ節約で、図太い心も痩せ細り、家にいると暖房代も高いので、わたしより良い毛並みのダルメシアンの散歩を横目に見ながら、商店街をさまよっておりましたところ。 『手作りバタークッキー 10枚入り 190円』 いったん通り過ぎ、 しばし考え、 後ずさりして戻った。 やっす!!!!!!!!!! でっ
大前提として、保育園は日本の未来縮図である。 同じ保育園に通えど子どもの間の格差は凄まじいものがあり、上はパワーカップルキラキラ保護者から、生活保護や精神疾患、要保護家庭、介護で潰れかけている保護者まで、公立校以上に激しい家庭環境の違いが存在することを頭に入れて欲しい。 そして保育園は福祉施設であり、家庭環境が厳しい子どもを救うことが元々の存在意義。 それでは、保育園の仕事がどのように増えていったか大まかに見ていこう。 大体30年ほど ・保育は大雑把にいうと、預かっていれば良いというもの。 保母さんは子どもの様子を見ながら保育を自由にできていた。 ・この頃は主に、シンママや教員看護師の共働きが多くクレームもほぼない。 ・子どもの喧嘩に親は介入しなかった。 ・大体17.18時にほとんどの子供が帰るが、一部の厳しい家庭のことを考え延長保育がスタート。 延長保育は18時から19時までだが、1人2
▽駅の子 二階建ての教会から出迎えてくれたのは、「社会福祉法人まほろば」(兵庫県三木市)常務理事の門口守子さん(83)と事務局長の中川敬悟さん(60)だ。天理教信者でもある2人は、教会で生活していた晩年の橿本さんを見守り、支援してきた。 橿本さんが以前に暮らした施設から、門口さんらに引き継がれた記録などによると、橿本さんは1953年5月、国鉄神戸駅(現在のJR神戸駅)で、生後間もなくの捨て子として見つかり、保護された。両親が誰なのか、どういう背景があって放置されていたのかは全く分かっていない。 「戦争が終わって8年しかたっていない時ですから、戦災による貧困など何かしら事情を抱えていたのでしょうね」と中川さんは推測する。本人の名前も、記録にあった1953年3月1日という生年月日も、保護した行政が設定したのか、両親が放置した際に何かしらの情報を残していったのかどうかも不明だ。 橿本さんが見つか
兄が反社会性パーソナリティ障害だとおもうんだけど、警察のお世話になるレベルではなく、家庭内暴力を繰り返し、金銭を要求してくるレベル。ADHD傾向があって、衝動的でキレやすい。計画性のある行動ができない。いわゆるグレーゾーン。 母がもう歳なので、この暴れん坊を世話することも限界がきている。 自分が引き継ぐなんてまっぴらごめんなので、地域の福祉課に電話して助けを求めた。 話を聞いてくれるということで、直接話してきたんだけど、結果からいえば、何も解決できなかった。 担当者は、ちゃんと心理カウンセリングの勉強をしているとすぐにわかった。否定もせず肯定もせず、熱心に聞いているようで、共感は示さない。 自分も、兄の様子は子供の頃からおかしいと思ってたので、精神医学に関することは軽く調べているので、兄がなんらかの発達障害、パーソナリティ障害の傾向があるということは確信している。反社会的な行動に関しての良
は な ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ @ako19651 知り合いにラブホの清掃をしている人がいるんだけど…平日の昼間、知的な特性を持った成人男性をお風呂に入れる為に利用するご家族がいるらしい話を聞いた。銭湯だとお母さんが男湯に入るわけにもいかず…でたどり着いた手段らしい。障害児もいずれ身体も大きな成人になる。お風呂問題も議論が必要 2023-06-10 11:45:56
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ひ「どうも、認知プロファイリング探偵暇空茜です」 な「助手のなるこです」 ひ「住民監査請求の結果を不服として、被告小池百合子(東京都)を相手に住民訴訟を3件提起しました。令和3年度の若年被害女性支援事業について、若草プロジェクト、BONDプロジェクト、ぱっぷすの会計を訴えたものになります」 な「お前のような住民訴訟を同時に3件提訴する一般人がいるか!」 ひ「いるさ!ここに一人な!」 ひ「WBPCをリーガルバトルで追及するのはカンパ集めたときに約束したことだよ。若草プロジェクト、BONDプロジェクト、ぱっぷす、Colaboの4団体が若年被害女性支援事業、そしてその先にある困難女性支援新法でナニカグループがやろうとしてるのは、何百億円の公金を毎年チューチューする計画なんだから。そのモデルとなってるWBPCがこんなに無茶苦茶なんだし、監査委員も都民ファースト伊藤ゆうを筆頭にゆりこの言いなりっぽい
今日は、緩い記事なので、期待値低く読んでほしい。 実は、困難女性支援法を巡り、厚労省周りでキナ臭い動きが若干あった。 その動きとは、4月のある一時期に厚労省が困難女性支援法を含めた女性保護事業を子供家庭庁に移送しようとしていたということだ。 もともとは、厚労省子供家庭局家庭福祉課が若年被害女性等支援事業や困難女性支援法を所管していたが、今年1月の報道の通り本年4月に厚労省に女性支援室を新設し、女性保護事業の拡充を図っていた。 このため、いくつか開示請求事案があったので当方は3月ごろに厚労省に請求を出していた。 すると、4月初旬に厚労省から若年被害女性等支援事業や困難女性支援法の所管自体を子供家庭庁に移管したので、開示請求の移送手続通知が送られてきた。併せて、同時期に厚労省の担当者から電話があり、”厚労省から子供家庭庁への移送事案範囲が拡大され、困難女性支援法などは子供家庭庁に移管したので、
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