中古のガソリン車の場合、経過年数や走行距離に基づき、その価値が広く理解されている。しかし、中古EV(電気自動車)は全く異なる種類の資産として認識されそうだ。大量のEVが中古車市場に流れ込む2026年に、いったい何が起きるのか。 EVを支えるバッテリーの価値をどう測るかが、中古EVの適正な評価につながるようだ(画像はEVに搭載するバッテリー、出所/Iftikhar alam/stock.adobe.com) EVの販売台数が急増しているにもかかわらず、多くの米国人はまだバッテリーを使った車への乗り換えにコミットするのをためらっている。実際、EVがどんなものか試すために、また新車購入の高額投資を回避するために、EVのリースが増えていると多くのアナリストは話す。 こうしたEVのリースの期限が切れるに伴い、大量の中古EVが市場に出回り、多くの不確実性が生じる可能性がある。 EVのリースは消費者にと