天皇陛下はきょう、皇居で国会議員の代表者から定例の挨拶を受け、「国、社会、人々のために、力を尽くしていかれるよう願っております」と述べられました。陛下はきょう午後3時ごろ、皇居・宮殿の「春秋の間」で…
宮内庁は、インスタグラムの公式アカウントを作り、4月から皇室の活動に関する情報発信を始めると発表しました。宮内庁がSNSによる情報発信をするのは初めてです。 宮内庁は情報発信強化のため、民間からも人材を登用して去年4月に広報室を新設し、宮内庁のホームページの刷新に取り組むとともに、SNSの活用についても検討を続けてきました。 そして、25日に写真共有アプリ「インスタグラム」の公式アカウントを作り、広報室発足から1年となる4月1日から、皇室の活動に関する情報発信を始めると発表しました。 宮内庁がSNSによる情報発信をするのは初めてで、まず、天皇皇后両陛下の活動に関する画像や動画の投稿などから始め、今後、発信の対象を広げることも検討するということです。 インスタグラムのアカウントのプロフィール欄などと、宮内庁ホームページにそれぞれリンクを設定し、相互に紹介する形をとります。 コメント欄やダイレ
終戦後間もない昭和20年代に初代宮内庁長官を務めた田島道治。彼が残した昭和天皇との対話の記録や日記などを収めた「昭和天皇拝謁記」の最終第7巻(岩波書店)が刊行された。2021年12月から刊行が始まり、1年半かけて全巻がそろった。最終巻は「関連資料」として、田島が退任したあとの日記のほか、明仁皇太子(上皇さま)の教育担当だった小泉信三、エリザベス・バイニングらの書簡などが収録されている。編者の一
宮内庁によりますと、悠仁さまは13日、学校から帰ったあと発熱の症状が見られたため、抗原検査を受けられました。 この時は陰性でしたが、14日朝、再び検査した結果、新型コロナウイルスに感染していることがわかり、今月18日までお住まいで療養されることになったということです。 秋篠宮ご夫妻は検査の結果、陰性だったということです。
天皇陛下の妹の黒田清子さんが参加する鳥類の調査班が、オオタカやフクロウが皇居などで繁殖していることを確認したと発表しました。東京都心で猛きん類の繁殖がまとまって確認されるのは珍しいということです。 調査は国立科学博物館と千葉県の山階鳥類研究所が、ことし5月から7月にかけて合同で行い、研究所のフェローの黒田清子さんも参加しました。 皇居と赤坂御用地で見つけたオオタカの巣を観察し、4羽のひなが成長しているのを確認しました。 また、フクロウはひなの鳴き声などから、2羽が巣立ったことが分かったということです。 東京都心の緑地で猛きん類の繁殖が、まとまって確認されるのは珍しく、調査班は、猛きん類を群れで追いかけるカラスが、行政に駆除されて減ったことが関係しているのではないかと分析しています。 黒田さんは大学卒業後に始めた鳥類の研究を皇室を離れてからも続けていて、今回の調査では、日中や夜間に巣を観察し
英国のエリザベス女王の国葬に天皇、皇后両陛下の参列が検討されている。天皇が父母(前天皇と皇太后)以外の葬儀に出席した例は長い歴史のなかでもたった一度。1993年8月に平成の天皇、皇后(上皇、上皇后さま)が参列したベルギーのボードワン国王の葬儀だけである。近世までは父母であっても天皇が葬儀に出る慣例はなかった。影響したのは平安時代以降に強くなったケガレ思想の死穢(しえ)忌避観念で、天皇が死去した
令和4年9月9日 エリザベス女王陛下崩御の報に接し、深い悲しみの気持ちと心よりの哀悼の意を表します。 女王陛下は、70年の長きにわたり英国女王として同国並びに英連邦諸国の国民を導き、励まされました。また、世界の平和と安寧を常に願われたその御姿勢は、世界の多くの人々に深い感銘を与えました。女王陛下が残された数多くの御功績と御貢献に心からの敬意と感謝を表明いたします。 我が国との関係においても、女王陛下は両国の関係を常に温かく見守ってくださり、英王室と皇室の関係にも御心を寄せてくださいました。私の英国留学や英国訪問に際しても、様々な機会に温かく接していただき、幾多の御配慮をいただいたことに重ねて深く感謝したいと思います。 また、女王陛下から、私の即位後初めての外国訪問として、私と皇后を英国に御招待いただいたことについて、そのお気持ちに皇后とともに心から感謝しております。 英国並びに英連邦諸国の
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上皇さまは、今月、東京大学附属病院で心臓の検査を受けられた結果、心不全と診断されました。宮内庁によりますと薬の服用による内科的な治療を続けられ、現在は改善しつつあるということです。 宮内庁によりますと上皇さまは先月から数回にわたって健康診断を受けたところ、心不全の所見が見られたことから24日、東京 文京区の東京大学附属病院で、心臓のMRI検査を受けられました。 その結果、心臓の右心室と右心房をつなぐ弁が閉じにくくなる三尖弁閉鎖不全による右心の心不全と診断されたということです。 上皇さまに自覚症状はないということで、心不全の所見が見られた先月末から薬の服用や水分の摂取制限などの内科的治療を続けられ、現在は、心不全の所見は改善しつつあるということです。 上皇さまは、10年前、狭心症と診断され、心臓の冠動脈のバイパス手術を受けられましたが、今回の診断との関連は見られないということです。 上皇さま
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