【トロント=川上梓】ホンダは25日、カナダに電気自動車(EV)と電池工場を新設すると発表した。総投資額は150億カナダドル(約1兆7千億円)で2028年にも稼働する。ホンダとしては過去最大規模の投資になる。カナダ政府などの資金支援を受ける。電池や材料を含めた供給網を北米で構築し、EV生産で巻き返す。同日、カナダのオンタリオ州にある自社工場で記者会見した三部敏宏社長は「北米はホンダにとって最大の
左が日産自動車の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)、右がホンダの三部敏宏社長。2024年3月15日に両社が緊急会見を開き、協業について検討する覚書を締結したと発表した。(出所:日経クロステック、写真:日産自動車) 「最初から日産自動車と手を組んでおけばよかったのだ」──。自動車技術に詳しいアナリスト(以下、自動車系アナリスト)は、日産自動車とホンダが発表した協業の検討についてこう語る。両社は自動車の電動化と知能化分野で戦略的パートナーシップの検討を開始することで覚書(MOU)を締結(図1)。今後、ワーキンググループを立ち上げて具体的な内容を詰めていく。このうち、ホンダの動きについて自動車系アナリストは「遅きに失したとまでは言わないが、スピード感がない」と指摘する。 率直に言って、ホンダは迷走しているように見える。電動車、中でも電気自動車(EV)に関して現実味のある戦略が見えないのだ。足元
「最初から日産自動車と手を組んでおけばよかったのだ」──。自動車技術に詳しいアナリスト(以下、自動車系アナリスト)は、日産とホンダが発表した協業の検討についてこう語る。両社は自動車の電動化と知能化分野で戦略的パートナーシップの検討を開始することで覚書(MOU)を締結。今後、ワーキンググループを立ち上げて具体的な内容を詰めていく。このうち、ホンダの動きについて自動車系アナリストは「遅きに失したと
ホンダが新型の燃料電池車(FCV)を年内にも日本と北米で発売する。主力の多目的スポーツ車(SUV)「CR-V」をベースに、米ゼネラル・モーターズ(GM)と共同開発した燃料電池システムを搭載する。リチウムイオン電池と外部から充電するプラグイン機能も備え、電気自動車(EV)としても走れる。 新型車の名称は「CR-V e:FCEV」。EVとして走行できる距離は60キロメートル程度だ。仮に水素が切れていても都市部における買い物や送迎なら問題なくこなせるだろう。価格は未定で目標とする販売台数も公表していないが、「個人のお客様の手が届く範囲での価格を検討している」(国内商品企画担当の宮原潤一氏)という。 ただしFCVを取り巻く環境は厳しい。普及の壁となっているのが水素ステーションの不足だ。FCVはタンクに充填した水素を化学反応させて発電し、駆動用のモーターを回す。この燃料となる水素を入れられる施設は国
日本自動車工業会の会長でもありますし。 トヨタ会長 ホンダ車で登場 トヨタ自動車が2023年9月7日、公式X(旧ツイッター)に一本の動画を投稿し、大きな注目を集めています。 拡大画像 トヨタ自動車の公式Xで公開された、ホンダ「ヴェゼル」に乗る豊田会長(画像:トヨタ)。 その動画には、なんとライバル会社であるホンダ製のSUV「ヴェゼル」が登場するというもの。しかもハンドルを握っているのは豊田章男会長です。 運転席に座る豊田会長に対し、「コレ何のクルマですか?」と問いかけると、会長は元気よく「ホンダです!」と回答。そのまま走り去っていくというもの。しかも、そのあとはリヤのホンダエンブレムのアップとなり、最後にはホンダがスローガンとして用いている「The Power of Dreams(夢の力)」という一文が表示されていました。 この動画公開にいち早くホンダ公式Xも反応。「えっ!!??!?!?!
本田技研工業(7267)の米国子会社ホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)は現地時間6月13日、小型ビジネスジェットのコンセプト機「HondaJet(ホンダジェット)2600 Concept」をベースとした新型機を2028年に製品化すると発表した。従来機の「HondaJet」よりも1つ上の「ライトジェット機」クラスに参入し、同クラスとしては初めて米大陸の横断が可能となる。 今回製品化を決定した新型機は、航続距離 これより先は会員の方のみご覧いただけます。 無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。 有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。 会員の方はログインしてご覧ください。 ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。 無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。
ホンダは、自動車レースの最高峰「F1」に2026年のシーズンから復帰することを明らかにしました。 ホンダは、おととしに撤退していましたが、新たにレーシングチームの「アストンマーティン」にエンジンなどを供給する契約を結ぶことで合意しました。 発表によりますと、ホンダは2026年のシーズンからF1に参戦し、エンジンとモーターを組み合わせたパワーユニットをアストンマーティンに供給する契約を結ぶことで合意したということです。 チーム名は「アストンマーティン・アラムコ・ホンダ」となります。 ホンダは、1964年に日本の自動車メーカーとして初めてF1に参戦し、1980年代後半から90年代前半にかけて「マクラーレン」などにエンジンを供給して黄金時代を築いた歴史があります。 2015年に参戦したあとは、本業での脱炭素に向けて経営資源を集中するとして2021年に撤退していました。 ホンダは、2040年に、世
この記事は、2023年5月17日発行の「オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 「ディスカバー・ジャパン」ならぬ、ディスカバー・本田宗一郎 先日、栃木県茂木町にある「ホンダコレクションホール」に遊びに行きました。ホンダの歴史を展示された製品から学ぶことができる施設です。再訪ですが、数年ぶりだったので同行者とともに大変盛り上がりました。 印象的だったのは、1階にある本田宗一郎の経歴を振り返る展示です。職業柄もあって、本田宗一郎の功績はある程度は知っています。子どものころに伝記も読んでいました(その伝記を調べてみると1996年発行でした。1991年に本田宗一郎が亡くなった後、5年で伝記が出版されるのも、すごい話ですね)。 関連記事 ≫過去の編集後記 本田宗一郎も苦戦したピストンリングの設計 ピストンリングは一見ただのリングだが、エンジ
5つの注力分野 ホンダは事業体質の強化を行うとともに、モビリティを進化させるため以下の5つのキーファクターを設定している。新たな価値の創造に向けて、これらのキーファクターに関連するカーボンニュートラル技術などの基礎研究に年間1000億円レベルの予算を安定的に確保する。 パワーユニットのカーボンニュートラル化 パワーユニットをエネルギー源として活用するための エネルギーマネジメントシステム リソースサーキュレーション 自動運転、ADAS(先進運転支援システム) IoT(モノのインターネット)、コネクテッド また、新たな価値をよりスピーディーに展開していくため、年間100億円レベルの出資枠を用意してスタートアップとのオープンイノベーションを積極的に行う。これまでにも、AI(人工知能)や合成燃料、電池のリサイクル、核融合発電など、将来的に必要とされると期待できる領域を手掛けるスタートアップに出資
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