15周年を迎えた人気アニメ「プリキュア」。制作を手掛ける東映アニメーションは、クラウド活用を積極推進中だ。初代プロデューサーの鷲尾 天 執行役員に、アニメの誕生秘話と、その裏側にあったクラウドツール「Box」の活用法を聞いた。 「従来の女児向けアニメでは、女の子キャラがピンチになると必ず“王子様”が助けに来ていた。でも私は、そんなアニメ界の常識を変えたかった」――。 東映アニメーションの鷲尾 天 執行役員(第一映像企画部部長)は、6月上旬に都内で開かれたBox Japan主催イベントでBox Women’s Network (BWN)提供のセッションに登壇。かつて初代プロデューサーとして手掛けた人気アニメ「プリキュア」シリーズを生み出した背景についてこう語った。BWNとは、女性がビジネスでも、また個人としても成長できる環境づくりを推進するBox公認コミュニティだ。 「プリキュア」の放送をス