ハリケーン・Hilary(ヒラリー)が北上を続け、メキシコのバハ・カリフォルニア半島に近づいてきました。アメリカのカリフォルニア州南部にも大きな影響を与える見通しで、ロサンゼルスにも警報が発表されています。 ハリケーン・ヒラリーは発達のピークを過ぎ、日本時間の20日(日)9時の時点では中心気圧が964hPa、勢力はcategory2となっています。それでも中心付近では風速40m/sの暴風が吹き荒れ、厳密に比較することはできないものの、日本の台風では「強い勢力」に相当する強さです。 衛星画像では中心付近の目ははっきりしなくなったものの、大きな雲の渦を維持しているのがわかります。 ウェザーニューズで世界の熱帯低気圧を監視しているグローバルストームセンターによると、日本時間の21日(月)未明にバハ・カリフォルニア半島に上陸すると予想しています。 上陸後は急速に勢力を弱め、アメリカ・カリフォルニア