【バンコク=永田和男】インド初の国産原子力潜水艦「アリハント」の進水式が26日、シン首相が出席して南部アンドラプラデシュ州で行われた。 国産原潜を開発したのは米、露、英、仏、中国に続き6か国目。 「敵を滅ぼす者」を意味するアリハントは、試運転を経て2011年に就役する予定。核弾頭搭載可能なK15ミサイル(射程700キロ)が配備され、インドは小規模ながら、爆撃機、地上発射型弾道ミサイル、ミサイル原潜という核弾頭運搬の3本柱を手に入れる。インドの核政策では先制核攻撃を禁じており、地上のミサイル基地や航空戦力が全滅した後も潜行を続け報復攻撃を行える原潜の開発を重視していた。 インドは、08年にK15の水中発射実験に成功し、後続のKX(射程3500キロ)も開発中だ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く