パナソニックが発売するデジタルカメラ「ルミックス」の新製品。GPS機能で撮影場所を記録できる(内山智彦撮影) パナソニックは26日、GPS(衛星利用測位システム)機能を使って撮影場所を記録するデジタルカメラ「ルミックス」(DMC−TZ10)を3月5日に発売すると発表した。観光地など有名スポットで撮影した場合、「清水寺(京都)」など具体的な施設名を撮影画面に記録する点が特徴。旅行に適したデジカメとして売り込みを図る。 有名スポットは世界で約50万件(国内は3万件)登録されており、大半の観光地をカバーしている。登録外の地域で撮影した場合、市町村名を表示する。海外では自動的に時刻調整も行うなど、旅行先での利便性にこだわった。 GPS搭載のデジカメはすでに国内外の数社が販売しているが、記録できる位置情報は市町村名が大半。施設名まで記録できるのは業界初という。市場想定価格は4万7千円。