水素の普及を後押しする動きが世界で相次いでいる。ドイツでは売買を仲介する世界初の市場を2024年に開設する。日本は生産コストの一部を政府が支援する仕組みを検討している。水素は燃焼時に温暖化ガスを排出せず、脱炭素のエネルギー源として期待を集めるが、生産コストが高い。市場の開設などで取引量を増やして価格を下げ、普及につなげる。ドイツの水素取引所は、鉄鋼大手のアルセロール・ミタル、金融大手のBNPパ
日独共に脱炭素の「切り札」は水素か、ハノーバーメッセ2022レポート【前編】:ハノーバーメッセ2022(1/3 ページ) 世界最大規模の産業見本市「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ) 2022」が、5月30日(現地時間)にドイツのハノーバー国際見本市会場で開幕しました。現地参加した筆者が前後編で会場レポートをお届けします。 世界最大規模の産業見本市「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ) 2022」が、5月30日(現地時間)にドイツのハノーバー国際見本市会場で開幕しました。会場でマスクを着用している人は少数派です。マスクをつけている参加者もいましたが、理由を尋ねると「家族が風邪をひいたから」とのことでした。欧州の日常はすでに、“アフターコロナ”に入ったように思います。 2022年はセッション会場の席数を減らしてオンラインに力を入れるハイブリッドイベントも開催されまし
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