富士通とNTTドコモ、NECはスマートフォン(スマホ)に使う中核半導体の共同開発を打ち切る。共同出資の開発会社を3月までに清算する。海外勢が市場の過半を握る同半導体で挽回を狙って2012年に会社を設立したが、資金不足から質と安さを兼ね備えた魅力的な製品を開発できず顧客を獲得できなかった。パソコンと同様にスマホの中核半導体からも日本勢は手を引くことになる。清算するのはアクセスネットワークテクノロ
NTTドコモは4月2日、国内外のメーカー5社との合弁契約を解消したことを発表した。2011年12月に、富士通、富士通セミコンダクター、日本電気(NEC)、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、サムスン電子の5社と、通信機器向け半導体の開発・販売を行う合弁会社設立を目的とした契約を締結していたが、目標とする2012年3月末日までに、当事者間で最終合意に至らなかっためとしている。 合弁契約の解消についてドコモは、「クロージングの条件に関連した契約において、ビジネススキームの詳細等で各社の考え方に違いがあり、それを解消できなかった。合弁契約の解消にともない、ドコモで設立した準備会社も精算することになった」と説明している。 ドコモは2012年1月中旬に出資金4億5000万円(ドコモが100%出資)の準備会社「通信プラットフォーム企画」を設立していたが、契約解消にともない6月を目処に同社を清算
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く