イギリス・ロンドンの中学校で、Tシャツの中にチーズを入れられた13歳少年がアレルギー反応によるショックで死亡する事件が起きた。英紙テレグラフなどが9月19日に報じた。 西ロンドンのグリーンフォードに住んでいたカランビー・チーマ君が倒れたのは、2017年6月28日の昼前のことだった。チーマ君は小麦、グルテン、乳製品、卵、ナッツに対する重度のアレルギーがあり、喘息とアトピー性湿疹にかかっていた。インディペンデントによると、搬送先の病院で同年7月9日に亡くなった。
イギリス・ロンドンの中学校で、Tシャツの中にチーズを入れられた13歳少年がアレルギー反応によるショックで死亡する事件が起きた。英紙テレグラフなどが9月19日に報じた。 西ロンドンのグリーンフォードに住んでいたカランビー・チーマ君が倒れたのは、2017年6月28日の昼前のことだった。チーマ君は小麦、グルテン、乳製品、卵、ナッツに対する重度のアレルギーがあり、喘息とアトピー性湿疹にかかっていた。インディペンデントによると、搬送先の病院で同年7月9日に亡くなった。
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悠香(福岡県)が販売した「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧商品による小麦アレルギー発症問題で、被害者計535人が20日、悠香など3社に総額70億4600万円の損害賠償を求め、全国の地裁に一斉提訴した。弁護団によると、今後も手続きが済み次第、提訴する予定で、原告数は1千人を超える可能性があるという。 悠香以外の被告は、旧商品の製造元のフェニックス(奈良県)と、アレルギー発症の原因物質とされる小麦由来成分を製造した片山化学工業研究所(大阪市)の2社。原告側は、症状に応じて1人あたり462万〜1500万円の損害賠償を求めている。 関連リンク「茶のしずく」31日に電話相談 福岡県弁護士会(1/28)「前の消費者相は頼れなかった」 「茶のしずく」被害者(1/13)茶のしずくアレルギー、半年前に認識か 厚労省調査開始(1/6)「茶のしずく」発症者569人に 学会が受診呼びかけ(11/11/25)茶の
福岡県のせっけん製造販売会社「悠香」が販売した「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧製品による小麦アレルギーの深刻な状況が次々と明らかになっている。これまでに少なくとも569人が発症、ほかにも被害を訴えた人は1千人を超えた。被害拡大の背景には、悠香や関係機関の対応の遅れがあったと指摘されている。被害対策弁護団が結成され、年度内に集団提訴する見通しとなっている。 「せっけん一つで人生が変わってしまった」。茶のしずくを約3年半使い、重いアレルギーを発症した千葉県市川市の女性会社員(38)はこう話す。 もともと食物アレルギーはなかった。しかし、使い始めて3年目。昼休みにパスタなどを食べて会社へ戻ると、突然、下痢、嘔吐(おうと)、けいれん、呼吸困難などのショック症状が出た。救急搬送された後、検査で小麦アレルギーと判明した。 以来、小麦製品をまったく食べられなくなった。パンや麺類はもちろん、加工食品もつ
印刷 悠香が自主回収中の「茶のしずく石鹸」=国民生活センター提供 延べ約467万人に約4600万個販売され、小麦由来成分による重いアレルギー症状を引き起こすとして自主回収中の悠香(福岡県)の「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧商品をめぐり、発症者が471人に上ることが、厚生労働省のまとめでわかった。うち66人は、救急搬送や入院が必要な重篤な症例で、一時意識不明に陥った例もあった。 14日にあった厚労省の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会で、10月17日までに悠香から報告のあった件数が示された。一方、日本アレルギー学会には千件を超す症例が報告されているといい、被害件数は増える可能性がある。 症例は、全身の腫れや呼吸困難など。小麦アレルギーが元々なかった人も、アレルギーの原因物質が目や鼻の粘膜などに毎日少しずつ付着することで、発症することがあるという。原因となった小麦由来成分は様々な
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