リオデジャネイロ五輪の成績優秀者をたたえる文部科学省の表彰式が25日、東京都内で開かれた。 レスリング女子58キロ級で4連覇を果たした伊調馨(ALSOK)が松野文科相に特別表彰されたほか、メダリストやその指導者が顕彰さ【スポーツ】
【平井隆介、有吉正徳】1964年の晴れ舞台から49年。再び東京で開催されることが決まった五輪に、かつて日の丸を背負った男たちは心を躍らせる。 64年10月10日、体操選手で日本選手団の主将、小野喬(たかし)さん(82)は7万人超が埋めた東京・国立競技場の純白の宣誓台に駆け上がり、右手を上げた。スポーツの栄光とチームの名誉のために、真のスポーツマン精神をもって大会に参加することを誓います――。青天に8千羽のハトが舞い上がった。 当時33歳。大役は本番の1カ月ほど前に言われた。「寝る前も風呂に入る時もブツブツ練習していた。秋田の人間で引っ込み思案の僕には大役だったけど、うまくいってよかった」 60年ローマ五輪で引退するつもりだったが、東京開催が決まり「もうひと踏ん張りするしかない」と決意した。「鬼に金棒、小野に鉄棒」と呼ばれた名手は若手を引っ張り、団体総合2連覇を果たした。 引退後は東
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