三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日午前10時20分、政府の情報収集衛星を載せた国産の主力ロケット「H2A」33号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた。約20分後に予定の軌道に入って衛星を分離し、打ち上げに成功した。H2Aの打ち上げは1月24日以来、今年2度目。今回搭載したレーダー5号機は夜間や悪天候時向けのレーダー衛星で、電磁波の反射を利用して地表を調べ、宇宙から
三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日午前10時20分、政府の情報収集衛星を載せた国産の主力ロケット「H2A」33号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた。約20分後に予定の軌道に入って衛星を分離し、打ち上げに成功した。H2Aの打ち上げは1月24日以来、今年2度目。今回搭載したレーダー5号機は夜間や悪天候時向けのレーダー衛星で、電磁波の反射を利用して地表を調べ、宇宙から
情報収集衛星「光学5号機」を載せて打ち上げられるH2Aロケット28号機(26日午前10時21分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで)=片岡航希撮影 政府の情報収集衛星「光学5号機」を載せたH2Aロケット28号機が26日午前10時21分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。 内閣衛星情報センターは「衛星は予定の軌道に投入された」と発表し、打ち上げは成功した。 情報収集衛星は、他国の軍事関連施設などを監視する事実上の偵察衛星。高性能デジタルカメラで昼間に地上の様子を撮影する「光学衛星」2基と、電波で夜間も観測できる「レーダー衛星」3基が運用中で、世界のあらゆる場所を1日1回以上、監視できるとされる。 光学5号機は、5年の設計寿命を超えた光学3号機の後継機。60センチの物体を識別するとされる3号機より、撮影能力は向上しているという。 H2Aの打ち上げは、年度内で過去最多となる5機
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