「来年の早い時期に“ダビング10”の実現を目指す」。4日に開催されたDVD Forum Japan Conference 2007で、Dpa(社団法人 デジタル放送推進協会)の技術委員会 委員長を努める株式会社フジテレビジョン デジタル技術推進室 役員待遇技師長の関祥行氏が説明した。 コピーワンスは、地上デジタル/BSデジタル放送に「1回だけ録画可能」の制御信号を加え、暗号化して送信するもの。コピーワンス信号を付加された番組は、対応メディアに“一回だけ”録画できる。対応レコーダのHDDからDVDやBlu-ray Discなどへ“ムーブ“すると、HDDに記録したデータは、光ディスクに転送した後、HDD上から消去される。 しかし、ムーブの失敗や、消費者の利便性を損なうなどの問題が指摘されたことから、見直しに着手。8月の総務省情報通信審議会にて、録画した1番組について9回までのコピー、10回目で
7月13日の各社報道には、「コピーワンス、9回までOKに」の文字が躍った。前日開かれた情報通信審議会が開催する「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」で、この方針が打ち出されたからである(関連記事)。当然ネットでも大きな反響を呼んでいるわけだが、ちょっと待ってほしい。これは何も、これで決まったというわけではないのだ。 これからさらにこの主査提案を「第4次中間答申」へ正式にまとめ、情報通信政策部会で答申することになる。この検討委員会は総務大臣の諮問機関であるから、総務大臣に「こうしたらどうか」と進言できる、という意味である。 以前からこの検討委員会で、コピーワンス規制緩和の方向性として、「n回限定で1世代のみコピー可」という方針は出ていた。そのnの数字をいくつにするかで、3回とか4回といった話が出ていたのである。 そこから考えれば、この委員会の主査である慶応義塾大学の村井純氏
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