埼玉県と群馬県を結ぶ新たな橋「利根川新橋」の構想が本格的に動きそうです。これは戦国時代からの歴史を持つ渡し船「赤岩渡船」の代替となるものです。 埼玉と群馬を結ぶ「赤岩渡船」の代替に 利根川で隔てられた埼玉県と群馬県を結ぶ新たな橋「利根川新橋」の構想が本格的に始動しそうです。どのような効果が見込めるのでしょうか。 拡大画像 「利根川新橋」の計画地(2023年7月、乗りものニュース編集部撮影)。 現在、埼玉県北部と群馬県南部は、国道407号「刀水橋」(熊谷市~太田市)と利根大堰の「武蔵大橋」(行田市~千代田町)などで結ばれていますが、2つの橋は約10kmも離れています。このため刀水橋に交通が集中し、慢性的な渋滞が課題となっています。そこで刀水橋と武蔵大橋の間に利根川新橋を整備し、混雑緩和を図ることが望まれています。 利根川新橋は、埼玉県熊谷市と群馬県千代田町を結ぶ「赤岩渡船」の代替となるもので