スマートフォンでアニメをプロデュース――。9月5日に行われた「MCPCモバイルソリューションフェア 2008」では、中小企業向けのモバイル導入事例としてシンクの取り組みが紹介された。 シンクは、アニメーションのプロデュースやWebサイトのコンサルティングサービスを手がけるコンテンツ企業だ。数多くの人間とパートナー企業がかかわるアニメーション制作では、進行管理が極めて重要。また同社は、コンテンツファンド「動画革命東京」の運営なども行っており、出資者への説明責任を果たす上でもより厳密な進行管理とコスト管理が求められるという。 「アニメのプロデュースには時間と金がかかる。通常のアニメ制作には半年から数年かかり、1つの企画を育てて利益を生むためにファンドを組むともっと長くかかる」と話すのが、同社テクニカルディレクターの高木裕吉氏だ。 シンクがスマートフォン導入のメリットと感じたのは、外出先でもOu