タカラトミーは7日、ミニカー「トミカ」の一部商品の希望小売価格を2月1日から値上げすると発表した。生産国のベトナムや中国で人件費が上昇しているほか、亜鉛合金など原材料が高騰しているため。トミカ単品の値上げは1991年以来、約23年ぶりとなる。 対象は約180種類で、トミカ単品は税抜きで360円から450円に値上がりする。ディズニー関連のキャラクターを使った750円の「ディズニーモータース トミカ」と700円の「カーズ トミカ」はそれぞれ800円となる。 タカラトミーはこれまで経費削減に努めてきたが、「コストの上昇をこれ以上、企業努力で吸収することは難しいと判断した」と値上げの理由を説明した。 「トミカ」は1970年に発売されたミニカーの人気シリーズ。