英物理学者のスティーブン・ホーキング博士が死亡した。家族の代理人が14日、明らかにした。76歳だった。家族によると、英ケンブリッジ大学近くの自宅で、穏やかに息を引き取ったという。 ブラックホールや相対性理論に関する画期的な研究で知られ、「ホーキング、宇宙を語る(A Brief History of Time)」など、一般読者向けの科学書はベストセラーとなった。
【ロンドン時事】農薬や化学肥料の使用を減らして作られた有機食品の栄養は、一般的な食品とほぼ変わらず、取り立てて健康に好ましい効果をもたらすわけではない−。英食品基準庁が委託した調査報告が29日公表され、消費者が抱く有機食品の効能とは反する意外な結果が明らかになった。 委託を受けたロンドン大学衛生熱帯医学大学院が、過去50年間に発表された文献を精査した。13の栄養素のうち、ビタミンCやカルシウムなど主要10栄養素では栽培方法によって大きな違いは出ないとの結果が得られたという。 食品基準庁は調査結果について、「有機食品を食べるなという意味ではなく、食べたからといって健康面でより優れた効果が得られる証拠はないことを示している」と指摘している。
英国国教会は9月15日、ダーウィンの進化論についてこれまで激しく非難してきたことをホームページ上で謝罪した(英Daily Mail記事, Web-Tab記事)。 1859年にチャールズ・ダーウィンが『種の起源』を著して以来、「人とサルは共通の祖先から進化した」とする進化論に真向から非難を浴びせてきた英国国教会だが、ダーウィンの死後126年にしてようやくこれまでの非難を撤回し謝罪する運びとなった。 英国国教会のマルコム・ブラウン牧師は国教会公式ホームページ上でこう述べている。 チャールズ・ダーウィン様。あなたの生誕200年に際し、英国国教会はあなたの学説を誤解したことと、最初の対応を誤ったために未だにあなたが多くの人たちから誤解されていることに対して謝罪しなければなりません。 ダーウィンの科学的で真っ当な説を認めるまでに149年もかかったのはいささか時間が掛りすぎの嫌いもあるが、ガリレオの地
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