中国人の観光客が大量の日本の商品を買う、いわゆる「爆買い」は、国内最大規模のコリアタウンがある東京・新宿区の新大久保周辺にも変化をもたらしています。 免税店が入るビルは以前、韓国の化粧品などを売る店が入っていましたが、閉店したあとの去年10月、増加する中国人の観光客向けの免税店がオープンしました。 免税店には2日、1日でバスおよそ60台に乗った中国人の観光客が訪れ、健康食品や電化製品、それに中国人に人気の赤さんごの宝飾品などを買い求めていました。 中国では株価の下落や経済指標の悪化など、景気の先行きに懸念が強まっていますが、この免税店によりますと、来店する中国人の観光客の購買意欲は依然、堅調だということです。 新大久保周辺ではこのほか、駅前の別のビルでも閉店した韓国の焼き肉店の跡にことし5月、中国人が経営する中国料理店がオープンしていて、2日夜も中国人の観光客などの姿が見られました。 中国