芸能人の薬物使用をめぐる報道が、テレビで流されています。2016〜17年にも、同じような薬物使用に関するバッシング報道が過熱したことがありました。そこで、危機感を覚えた評論家の荻上チキさんを中心に、「薬物報道ガイドライン」の提案がなされました。当時、『婦人公論』誌上で、荻上さんと「ダルク女性ハウス」代表の上岡陽江さんが語り合った内容は、現在の状況を考える上で、示唆に富んでいます。(構成=古川美穂 撮影=本社写真部) 薬物依存は回復可能な病気 上岡 私たちが薬物・アルコール依存症を持つ女性をサポートする「ダルク女性ハウス」を作ってから、今年で26年になります。でも、近年の薬物問題報道を見ていても、まだまだ薬物依存に対する世の中の理解は進んでいないと感じています。特にここ数年、著名人の薬物使用についての報道の仕方はひどい。 荻上 2016年、男性歌手が覚せい剤の使用容疑で再逮捕されましたが、あ
マスコミの過剰な取材攻勢に苦言を呈した宇多田ヒカル - Jun Sato / wireImage.com 歌手の宇多田ヒカルが、メディアの一連の過剰な取材攻勢に「完全にマスコミ恐怖症になってしまった」とツイッターで明かした。 宇多田は18日朝にツイッターを更新すると、「先日、週刊誌の記者に突撃されて『一週間家に張り着いて尾行してた』と言われ色々変な質問されたけど、なんかもう怖くて気持ち悪かったので一言も答えなかった。今までは何されても『彼らも仕事だし』と流してたけど、今回の一連のことで完全にマスコミ恐怖症になってしまった」と告白した。 さらには「こないだの夜3人の男性と食事に出かけてたけどどういう関係?」と思い当たるところのない質問を受けたことも明かすと、「『は?』と思ったけど…私を励ましに遠方から会いに来てくれた友達(ショートカットの女子)とその弟と友達と4人で彼女の誕生日ディナーに出か
週刊誌「週刊現代」の記事で名誉を傷つけられたとして、元タレントの島田紳助=本名・長谷川公彦=さん(55)と吉本興業は24日、発行元の講談社と同誌編集長を相手取り、計1億6500万円の損害賠償などを求める訴えを東京地裁に起こした。 吉本興業によると、島田さんが暴力団関係者との親密交際を理由に芸能界を引退した問題に絡み、名誉毀損で報道機関を提訴するのは初めて。 訴状によると、週刊現代は今月15日号で、「切っても切れない『島田紳助と暴力団』」などと題した記事を掲載。島田さんが暴力団員と同席し、不動産取引の交渉を行っていたと指摘し、吉本興業についても「(島田さんが)極道の世界の一員と知りながら契約を結んでいた」と言及した。吉本興業側は「全くの捏造記事に他ならない」などと主張している。◇週刊現代編集部の話 「記事の内容には自信を持っている。今後も暴力団と島田紳助さんの関係について取材を続け、特集を組
ニュース AKB“珍現象” 初ミリオンCDがオークションでタダ同然の怪 国民的アイドルAKB48のミリオンセラー新曲CDが、ネットオークションではタダ同然で取引されるという珍現象が起きている。これは一体……。 2010年11月04日 18時52分 更新 大盛り上がりのネットオークション。最新CDやお宝の特典が続々と出品中【拡大】 国民的アイドルAKB48のCDに珍現象が起きている。数日前に発売され、早くもミリオンセラーのCDが、ネットオークションでタダ同然で取引されているのだ。多くは複数枚のセットで金額は1枚あたり百数十円。少なくとも1000枚程度が出品されているとみられる。一体、どういうことなのか。 異常な低価格でネットオークションにかけられているのは、10月27日に発売されたばかりのシングルCD「Beginner(ビギナー)」(1600円)。初回出荷枚数は103万枚で、発売1週間で82
国民的アイドルAKB48のCDに珍現象が起きている。数日前に発売され、早くもミリオンセラーのCDが、ネットオークションでタダ同然で取引されているのだ。多くは複数枚のセットで金額は1枚あたり百数十円。少なくとも1000枚程度が出品されているとみられる。一体、どういうことなのか。 異常な低価格でネットオークションにかけられているのは、10月27日に発売されたばかりのシングルCD「Beginner(ビギナー)」(1600円)。初回出荷枚数は103万枚で、発売1週間で82・7万枚を売り上げ、オリコンランキングで年間1位にも躍り出た。 シングルの初動売り上げでは、1999年11月発売の宇多田ヒカル(27)の「Addicted To You」以来のミリオンセラー。18枚目のリリースとなるAKBにとっても過去最高だ。 だが、オークション出品者はみな、購入直後にCDを大量に“投げ売り”している。
「羽賀やれ、ジャニーズやめとこう」 芸能マスコミ衰退の深層 (連載「テレビ崩壊」第1回/芸能リポーター・梨元勝さんに聞く) テレビがあえいでいる。相次ぐ取材のトラブルや捏造放送。広告の急激な落ち込み。地上デジタル放送への完全移行に伴う不安。そして、肝心の視聴率にも低下の兆しが見える。マスコミの中では「不沈艦」に等しいと思われたこの業界に、かつてないほど厳しい状況が出現している。テレビの将来はどうなるのか。全10回のインタビューシリーズで考える。 初回は、「恐縮です!」でおなじみの芸能リポーター・梨元勝さんに、ワイドショーを初めとするテレビ芸能ジャーナリズムのあり方について聞いた。 ――芸能マスコミの勃興期は1970年代だと言われます。当時と比べると、今は悪くなった? 梨元 とにかく今は、どうにもなりません。僕は週刊誌時代を含めると、芸能記者を41~42年やっています。テレビだけでも35年ぐ
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